花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

原発の技術はこれから必要。「脱原発」を決めても、更に必要になる技術

2011年08月04日 | 脱原発・原発廃止へ

8月3日報道ステーションには「大谷映子」さんでした。

「脱原発」をしたら、原発の技術が無くなる。それはなくしてはならない技術」と言いました。

技術は無くなるどころか、どの国も経験したことのない技術を、これから日本は駆使しなければならないのです。
スリーマイルでは燃料棒を取りだすのに11年かかりましたが、福島は何十年もかかるのです。
スリーマイルでは1基がメルトダウンしましたが、福島は3基です。
しかもスリーマイルでは、格納容器の中に留まっていたのですが、福島はメルとスルーしていて、どこにどのような形であるのか、何も分かっていません。
ただひたすら「原子炉建屋」の中に、留まっていることを祈りますが、建屋外に漏れていたとしたら、恐ろしくて想像もしたくありません。

正常に運転して廃炉にするだけでも20年と言われているのに、メルとスルーした福島はその技術も確立しないまま、何十年も試行錯誤しなけらばなりません。

技術が無くなるどころか、大変な技術をこれから使わなければならないのです。
原発その物に加えて、拡散してしまった汚染物の除去、処分、人や動植物に対する放射線の影響と対策。
これらもこの先何十年と続くことでしょう。
日本が「脱原発」をしても、世界中になる原発は、きっとどこかで事故を起こすことになります。それが歴史です。
その時に日本の技術が、求められることと思います。

もうひとつ、大谷さんの言葉で納得できないのは、「原発をとめた時の影響が大きい」という言葉です。オミナエシ      女郎花(オミナエシ)
止めたら、今まで自治体が貰っていた交付金などのお金が入らなくなる、地域の産業が無くなる。
普通の自治体はそんな収入がなくても、行政を運営しているのです。
これから、他の産業を起こして、原発などに頼らずに暮らせる道を模索するしかありません。
ある産業が一時期隆盛を極めたが、盛衰していく。「原発」はそのような「あだ花」だっと思います。

国の原子力政策に付和雷同し、迎合を続けた原子力村の人達が群がった「あだ花」。それが原発です。
大谷映子さんが主張するそんな理由のために、怒り、不安、絶望を抱えて暮らさなければならないなんて……。
どうか、人々の気持ちと暮しに思いをはせてみてください。

                                        
                            

園芸日記        原発廃炉に向けて