牛込日乘

日々の雜記と備忘録

「舞子丼」とは何ぞや?

2007-05-07 23:55:52 | Weblog

 だいぶ快復しているとはいえ、大事をとって今日は休み。

 入院中は三分粥あるいは五分粥プラスおかず二品(野菜中心)というストイックな食生活を強いられていたため、今日の昼は神楽坂界隈でうまいものを食おう――ということで行ったのが「たつみや」。うなぎ、どぜうの店で、ちょっと入るのに勇気がいる店構え(高級で、というわけではなくてむしろその反対)。しかもその昔は井伏鱒二や岡本太郎、さらになぜかジョン・レノンまでが来たというので、なかば伝説化しているような店である。

 中に入ると、壁には意表をついて(でもないね)アラーキー先生の写真とサインがある。ま、それはそれとして、店内は古いながらも清潔で、好感が持てた。値段も良心的でよかったのだが、メニューにあった「舞子丼」というのが気になる。つまりは柳川鍋の卵とじをどんぶりにしたものなのだが、こんな名前があったなんて初めて知った(語源についてはここを参照)。結局妻と舞子丼、うな重をシェアし、満足。