mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

2024-07-13 | 美術館
OPAMで開催中の、
「没後50年 福田平八郎」展
後期出展の「漣」を見るために行ってきました。

撮影オッケーでしたので、撮ってきました。






光が入るので、斜め遠くから撮りました。

二曲一隻 大きさは157×184.8㎝






群青の線で波紋だけが描かれています。





画面左下に、著名と角印がみられます。

描かれた当時は、きっとハッとするくらい群青が映えていたのでしょうね。


制作は昭和7年(1932)ですので、
90年以上もの歳月が過ぎて、
今尚、人々の心をうつ作品です。

会場出口に、
晩年の写真と、こんな言葉が掲げられていました。

 人間は凡人になるほど

 落ち着くようだ

 俺らは画にこそ多少

 自信はあっても

 どだい凡人であることを

 欣んでいる





会期も残すところわずかですが、


2階、お隣の会場で、
水に着目したOPAM所蔵のコレクション展も
合わせて見られると良いかと思います。








会場入ってすぐ
大迫力の
岩澤重夫の「天響水心」が見られたのが嬉しかったです。

何度見ても大好きな作品です。

椅子に座っていつまでも見ていたいと思わせてくれます。



きのうは猛暑も一段落で、
海辺の風は心地よかったです。









コメント (1)
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