家庭内序列に従って
妻が入浴した後の2番目の入浴
いまや後塵を拝することに
何の抵抗もございませんが
ただ一つ...
いや言わせてもらえるのなら
ただ二つ...
不満があります
先ずはバブ
妻が好きなのはローズ系
おかげで
爺は気分的には乙女チックに
あれのナヨナヨは
絶対このせいに違いない
二つ目は湯の温度
火傷しそうなぐらいの湯温に
爺は必ず水で薄めて入る
そんな手間はどうって事ないが
その熱さは半端じゃない
心配なのは妻の体
「どうして」って聞くと
その位でないと温まらないそうだ
脱衣所のストーブはガンガン
寝てても足が冷える
更年期障害なのだろうか?
それもこれも
今から20日前までのお話
さてさて現在は…
爺はリビングでテレビを見てた
背後で
妻が風呂場から自分の部屋へ
また自分の部屋から風呂場へ
何かうろついてる気配
気になって振り向くと
妻の目とあってしまった
「きゃ」って言う短い悲鳴
両手で胸を隠す仕草
ずばりスッポンポン
この場合の
妻のキャはないだろう
言うのだったら爺の方
それに胸を隠す必要もない
見飽きてるっていうの
そんな
ツッコミをしたいところだか
出た言葉は
「寒くないの?」
ご存知「湯の花」のおかげ
芯から温まってる妻
寒くないようだ
そして驚くことに
風呂の温度が適正温度に
「爺のために薄めてくれたの?」
そう聞く爺に
返事は早かった
「全然」
聞かなけりゃよかった
妻はそんな玉ではない
純粋B型のジコチュウ
...と言うことは
熱くしなくても温もれる
そう激変したことになる
そしてまだまだ
爺とババの生活革命は続くのでした