デラックス・エディションが11月終わりなんて待てるわけねーじゃん、と普通に通常盤を買ったEaglesの新作も当たり前の様に開封されないまま、いつの間にやら12月を迎えた様です。
だらだら漂った挙句に死んでしまいそうな彼らの新作も、黙っていると1000マイルも歩いてしまうであろう彼女の新作も未だ開封される気配もなく放置されている現状を見るに、次に我に返った時にはとうに年を越しているのではないかと心配になってくる今日この頃。
HelloweenのKeepers IIの何とかエディションを買いました。
なんだかんだ言いながら、やはりこの超絶名盤には思い入れも深く、
その気になれば
「守護神伝と私」
「俺とキスケとカイハンセン」
などと題して1年に渡って延々と書き続ける事もできるわけですが、そんな作品のリマスタリングを知りながらも、これまで買わなかったのはボーナス・トラックのsave usが嫌いだからです。
世の中には許されるボーナス・トラックと許されないボーナス・トラックがあり、この作品における当該曲は残念ながらお手本の様な後者です。
ボーナス・トラックという物の存在については、これまた
「ボーナス・トラックとの戦いの歴史(上巻)」
「レッドブックの妥当性に関する一考察」
などと題して1年に渡って書き続ける事もできると思われ、まー、書かなくとも判って頂ける方は決して少なくないかと。
何とかエディションにも"Save Us"の曲名が光ります。
大体、何ですか?あの安っぽいSFの様なイントロのSEは。
円谷プロですか。東映ですか。
入れりゃ良いってもんじゃないでしょう。
Save Us入りのKeepersIIとSave Us抜きのKeepersIIが並んでたら、迷わず後者を3枚買いますよ。
CD-Rが無い時代、どれだけ邪魔だったと思ってるんですか。
CD-Rがある現在でも焼き直すのがどれだけ面倒だと思ってるんですか。
人の貴重な時間を何だと思ってるんですか。
大体、このリマスター盤は2枚組で2枚目はレアトラック集なんだから素直に2枚目に入れりゃ良いじゃないですか。なんで本編に入れますか。
と、まー呪ってみても消えないので諦めてそのうち焼き直すにして本編です。
変に高音が際立つ事もなく音の分離も明確になっているこのリマスタリングはとても良い仕事です。やっとまともな音で聴けます。
この盤を聴くと、改めて凄い作品、凄い奴らだったと思い知らされます。
これは買いです。
~今日の働きマン~
変わり過ぎだろ、千葉君。