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PMRCがある限り。

Running Blind - Godsmack (2004)

2009年04月02日 22時04分47秒 | 2004


Running blind.
I'm running blind.
Somebody help me see, I'm running blind.


中々時間が取れずに先送りにしていた運転免許更新に行ってきました。

子供の頃から視力の弱さには絶対の自信があり、一日中パソコンの画面を見続けてきた為か、見たくないものからの無意識の逃避なのか、単に歳をとった所為か、輪を掛けて物が見え難くなってまいりました今日この頃。
当然ながら運転免許証には昔から「眼鏡等」という素敵な称号が入っており、
「いやあの、わざわざ書かれなくてもコンタクトかメガネしますよ、怖いですし。人とか轢いたら嫌だし。本当に見えないんですから」といった感じの優良運転者人生を過ごしております。

視力が弱いからといって普段から視力矯正しているかと言えば決してそんな事は無く、「捕食者に怯える草食動物じゃあるまいし食物連鎖の頂点に君臨する人間といたしましては、すれ違う人や車にぶつからずに歩く事が可能であり、かつ、自分の目の前のディスプレイの文字が読めさえすれば生きていく上でそれ程支障は無いですよ。ええ。余裕。」とばかりに裸眼で生活しており、コンタクトやメガネを使うのは車の運転とアフリカで新型B.O.Wと戦う時くらいのものなので、それらは基本的に携行されていません。

が、しかし、更新で視力検査がありました。
警察署に着いてから知りました。

裸眼の視力など測定不能なのは言うまでもなく、片目視力:0.3、両目視力:0.7などといった超能力としか言いようが無い記録を叩きだせる筈も無く。
と言ってメガネを持って再度更新に来る時間など無いのは判りきっているので困り果てたところ、
「とりあえず挑戦してみましょうか?」
と係りの方に促された為、とりあえず検査器に向かい、中を除く事暫し。
「輪の空いている方向わかりますか?」
いや、あの、輪って何のことですか。
ぼんやりとした白い点らしきものしか見えませんが。
あなたはあれを輪と呼びましたか?
わたしはあれを点と呼びます。
物の見方は人それぞれですね。

それでも20秒くらい見ていると何となく輪には見えてきました。
が、隙間が空いている方向など判る筈もなく。
見えないものは見えないので諦めてインスピレーションで戦いました。
全く専門外で興味もないクイズに付き合わされているあの感じです。

全部終わって言われた言葉は
「大丈夫でしたよ。「眼鏡等」の条件は今回から外れます。」

まじですか?
いや、それは無いでしょう。
だって信号どころか道が見えませんよ?

世の中には人に能力以上の結果を引き出させる力を持つ、天才的なトレーナーというのが居るものです。


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