Nutshell

PMRCがある限り。

Open Arms -Journey (1981)-

2007年09月01日 14時58分37秒 | 1980-1984


JourneyのLIVE2001を買いました。
というか買ったのは大分前ですが、DVDを片付けていたら未開封のまま放置されていたのを見つけたので観てみました。
Arrival発表後のLas Vegasの公演です。

オープニングはSeparate Ways。
イントロが流れた瞬間に一気に鳥肌が立ちます。
画質も音質も文句の付け様もありません。
Journey様ともなるとレベルが違います。

ここ20年程、殆ど老けないので変わり栄えのしないNeal Schonの隣に白いドレスシャツと赤いレザーパンツといういでたちで立つ、ニューシンガー、Steve Augeri。
松本人志風に体でリズムを取りつつ、イントロが終わるのを待ってマイクスタンドに手を伸ばします。
その次の瞬間。

世界の端と端とに別れ
二人の心は真っ二つ♪


曲に日本語訳字幕が出ます。

すげぇ。
昭和の音楽番組みたいです。


夜も眠れず
足は地につかず 僕は君に向かって手をさしのべる♪


"♪"は入ってませんけど。
雰囲気的に加えてみました。

"真っ二つ"。ですか・・"two, two, two.."。テクニカルです。
"Losing Ground"は"足が地に着かず"、ですか。
確かに日本語にし難いですが、ちょっと遠いです。
つか、sleepless nightsに無理やり主語を補って説明してしまったのが敗因か。
今のご時世だったら"眠れない夜、崩れていく地面"とか淡白に直訳される事でしょう。

等と、非常に有難い一方で、どうでも良い事に気が散りまくります。
飽きたのでOFFにしてしまいます。

見所は沢山あるのですが、特にJonathan CainのKeyソロから導かれるOpen Arms。
これだけでも聴く価値があります。
"So now I come to you, with open arms"
片手を高らかに挙げて気持ちよさげに歌う客席の姉さんが印象的です。


さて。
そういえば以前、このAugeri君がクビになったとか辞めさせられたとか追い出されたとか言う話を聞いた様な気がするので、一体どうなっているのだろうと調べようとしたものの、Jeff Scott Sotoだとかいう、なんだか残念な感じがする名前を思い出してしまった為、そのうち何とかなるだろうと放置している今日このごろ。
そんな矢先、YouTubeで見たDeen Castronovoの歌うOpen Arms

すげぇ。

前のアルバムで完全にAugeriを食ってたので巧いのは知ってましたが、人間、ドラム叩きながらここまで歌えるものなのでしょうか。

凄いじゃないですか。
凄いじゃないですか。
巧いなんてもんじゃないじゃないですか。

ショウのまるごと一本、こんな事してるんでしょうか、彼は。
どんな体力してるのでしょう。
これだけせせこましく叩きながらこのレベルの歌唱を見せられると笑うしかないです。

この動画のコメントで"俺はペリーしか認めねー"という微笑ましい意見が多い中で"Jeff Scott Sotoよりは良い"というのは全く同感です。

彼らはドラマーを探すべきですね。シンガーではなく。
どっかのプログレバンドで聞いた様な展開ですが。


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