物流は、経済の動脈です。
物流は、動いてくれると儲かるしくみになっています。
大量生産、大量消費、が起こってくれれば、大量保管、大量輸送となり、大量に儲かる。
また、貿易が活発になればなるほど儲かります。
そういう意味では、貿易推進派であり、国際分業推進派であり、大量消費社会推進派、ということになります。
一方で、環境問題、資源問題についても、一国をとりまく環境から、避けては通れない。貿易を少なくし、物流を少なくすれば、環境負荷は低減される。
地産地消社会は、日本にとっても、よいことだと思うし、今後、こちらにシフトしなくてはいけない、ということになります。
しかし、貿易を反対するわけにもいきません。
貿易アドバイザーや貿易実務検定の資格を持っている以上、単に制度に詳しいだけではなく、日本の物流や日本の貿易のあり方についても、考えていかなければいけないのだと思います。
そのためにも、国内・国外を問わず、地域の事や地理のこと、特産物、産業、自然、商品、歴史、についてより詳しく知っていく必要があるのだと思います。
自分も12年半乙仲に勤めておりました。
現在はケミカル商社に勤めておりますが、日が経つにつれ物流の面白さが身にしみてきます。
チャンスがあれば、前職の業界に戻りたく思います。
一方で、日本の貿易の行く末はどうなってしまうのかと不安でなりません。
アジア近海のその他のポート能力を見ても、日本は見劣りするばかりで・・・今更ながら前原さんがAir & Seaでハブにならなければと騒いでおりますが冷めた目で見ております。
コメントありがとうございます。
国内に一大生産地または一大消費地を持つことがハブとして機能するものだと思います。
人流、商流なくして物流なし、です。
この記事を書いた後に参加したセミナーによると、貿易を自由化した方が逆に日本の農業にとってプラスになるそうです。農業を保護するのにかけるコストが高すぎるからだそうです。奥が深いですね。