物流王の物流徒然

物流に関するブログです

日本は土地が高いその2 ~スペースの有効活用~

2014-03-29 02:52:34 | Weblog
日本は「土地が高い」ことが、すべての経済に影響していることは、前回の記事で記載しました。

従って、「土地を有効利用する」「空間を有効利用する」ことが、非常に大きな意味を持ってきます。

特に、お店などでは、「広い土地や広い店舗面積を確保する」、しかも、「安く確保する」ことができている店は、客を確保して収益をあげることができます。

オフィスについても、「人が動き回る」「作業をする」スペースが十分に広く、かつ維持費を安くあげることができれば、収益の向上にもつながります。

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「協調性」の意味

2014-03-19 05:14:05 | Weblog
先日、本屋で本を立ち読みしていたら、面白い記事にあたりました。

IT関係の求められる人材についての本ですが、「協調性」というのは、英語の誤訳だそうです。

アンケート上で、もともとは、「colabolativeness」というのを「協調性」と訳してしまったのが誤解のもと、と書いてありました。

「協調性」というと、「空気を読む」とか、「他人や周りに合わせる」「人に好かれる」といった精神的で曖昧な要素であるように思えます。

私自身、仕事に協調性が大事な理由がわかりませんでした。

しかし、元の「colaborativeness」は、簡単にいえば、「コラボ力」であり、「他(のセクション)の人と協同しながら、ひとつの業務を成し遂げる能力」であります。

これは、仕事に必要な能力であり、これから更に求められる能力でもあります。

「協調性」が曖昧であるのに対し、「コラボ力」は具体的です。

「協調性」が主観的であるのに対し、「コラボ力」は客観的に判断できます。

ちなみに、協調性の英訳は、「cooperativeness」ですが、これも語源としては、日本語の「協調性」よりは、「colabolativeness」に近いようです。実際に、類義語として登録されています。

従って、必要なのは、

・セクション間を調整して、全体として齟齬がないようにする能力
・他セクションも巻き込んだ形の、予定管理能力
・締切までに仕事を仕上げる能力
・役割分担やその見直しの割り振りの能力

です。
セクション間だけではなく、顧客や協力会社や利害関係者も含めて、それができるようになると、これは本当に有用な人材となります。

従って、自分の特性として「協調性」がある人は別として、そうでないひとが身に付けるべき能力は「コラボ力」、すなわち上記の能力となります。
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