物流王の物流徒然

物流に関するブログです

通関士試験合格発表

2008-11-21 21:57:44 | Weblog
本日、通関士試験の発表がありました。

例年より、発表が早かったようです。
無事、合格することができました。
現在通関の仕事からは離れていますが。

基準は通関業法6割、関税法等6割、輸入申告と輸出申告合計で6割、品目分類で6割、合格率17.8%でした。

合格率が上がっているのは、問題が易しくなったからではなく、昨年と一昨年の問題がおかしかったので、本来合格すべき受験者が今年合格したためでは、と思います。
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食品の保存

2008-11-07 23:06:43 | Weblog
「食品の保存」は、人間の歴史の昔からのテーマで、我々が飢えずに済んでいるのも、食品を長期間保存する方法が確立されているからです。

物流を考える以上、食品の保存の問題は、避けて通れません。

食品を腐らせる原因は、「細菌」「酵母」「カビ」の3種類です。
それぞれについて、特徴はあるものの、これらが生息できない、もしくは繁殖を(適度に)抑える、ということが食品の保存となるわけです。

加工食品は、何らかの「保存」がされています。

細菌等の増殖を抑える方法としては、水の供給を経ち、死滅させるやり方が挙げられます。
具体的には、
・乾燥
・浸透圧脱水
などがあり、砂糖や塩に漬けるのは、浸透圧作用を利用して、食品の水分を奪う原理を使っています。

他にも、酸素を経つやり方(真空の容器に入れる)もあります。
密封された容器で高温で殺菌すれば、理屈上、細菌は食物に入ってこなくなります。

瓶詰め、缶詰などは、これらの方法を使っています。

また、生鮮品など、取れたての状況に近い状況で食べたい場合などは、低温にして細菌等の活動を抑えるやり方がとられます。ただし、アイテムによって、適当な温度が違いますので、注意が必要です。

酢漬けは、酸性にして、細菌が生存しにくい環境をつくっています。
はちみつの保存性がいいのも、酢漬けと同様、酸性である事が関係しています。

穀類の保存については、現在研究中です。



参考資料:「食物保存の知恵」(粕川照男著 研成社)
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