東京の中央卸売り市場は一般の見学も受け入れています。
詳しくは「東京中央卸売市場」のホームページでご確認ください。
大田市場は、
・JR品川駅港南口から「大田市場」行きのバスで終点まで、もしくは
・東京モノレール「流通センター」駅下車徒歩(結構歩きます)
で行けます。
日曜は基本休み、土曜はやっていて、水曜は時々休みになります。
最大規模の市場だけあって、「見学専用通路」なるものがあり、そこを歩いていって中の様子を見ます。
ところどころ立て看板があり、「卸売り市場とはどういうものか」について日本語と英語で解説が書いてあります。
見学者もちらほらと姿を見ることができます。
時間は、青果のセリのはじまる時間が午前7時のため、午前7時から午前9時の間が雰囲気が伝わると思います。少し早く来ると品物を並べている様子や品定めをしている様子も見ることができます。
大田市場では「青果物」「水産」「花卉(かき;花)」を扱っていますがメインは「青果物」ですね。国産・輸入品とも各地から来たものが売られています。
セリに関してはすべての品物でやるわけではなく、「価格の安定しない」=「生産量の安定しない」品物だけのようです。
需要と供給のバランスが安定して値段が動かないものはあえてセリをする必要もないですね。
セリの場所のほかに、卸売り業者の店舗、中卸業者の店舗があり、品物が並べられています。もう少し遅い時間(9時過ぎ)になるとレストラン・八百屋などの業者が買いにくるらしいです。
大田市場には別棟で「花卉市場」があり、こちらはすべてオークション形式です。電光掲示板でオークションを行います。4箇所くらいで同時並行で行うようです。
青果物と比べ、ロットが細かく、参加者も多い(小売業者が直接参加?)のが特徴です。
板橋市場は地元なので行ってみました。
自転車で行ったため交通はどうなっているのかわかりませんがおそらく都営三田線高島平駅あたりからいけると思います。
ここら辺は「東京団地倉庫」「東京トラックターミナル」「中央卸売り市場」の3つが近接しており物流クラスターを形成しています。(内容に相互に関連しているかどうかはわかりませんが)
見学は受け入れてくれますが大田市場のような「見学専用通路」はないため、参加者のいるフロアーに立ち入る形で見学をします。
商品が間近で見られるのが特徴です。
セリは朝早くはじまります。場所(中にある店)を変えて次々と移動しながら行なっているようです。
市場についての本は子供向けの本に、大人でも参考になるものが多くあります。図書館の児童図書の産業コーナーにいけば幾つかあると思います。
また、東京中央卸売り市場のホームページでも仕組みについて詳しく紹介しています。