カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

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阪神勝てども…岡田采配に物申す!

2004年04月17日 01時16分58秒 | ☆阪神タイガース
ウイリアムスがしめてゲームセット!
手に汗握る終盤の攻防はタイガースの勝利で幕を閉じました。

初回先頭打者ホームランの今岡・そして調子のいいアリアスが今夜も大活躍!
稲葉のホームランで9回裏1点差に追いつかれ、井川は完投勝利を目前に力尽きました。そして後をうけた安藤が2アウト満塁の大ピンチをつくるも、ウイリアムスが三振をとりなんとかゲームセット!

昨日までならここで逆転または同点に追いつかれて敗戦というパターンだっただけに、ほっと胸をなでおろしましたよ。
試合終了の瞬間のナインの笑顔が印象的でした。

にしても、去年のようにはいきませんね。
決して優勝で燃え尽きたわけではないのでしょうが、なんともいえない展開が続く最近の阪神戦・・・。

負けが込んでいるからいうわけではないのですが、思うに岡田監督が自分の色を出そうと意気込みすぎていることが、いまいちチームが波に乗れない原因のひとつ(あくまで一つですよ)なんじゃないでしょうか?

4月15日時点でのプロ野球公式記録で、タイガースが記録した犠打、つまりは送りバントは巨人とならんでたったの1本です。
確かに場面にもよるのでしょうが、15日時点で首位の広島に関しては8本を記録しています。

シーズン前に岡田監督は「今シーズンは打って打って打ちまくる打線を目指します」と公言してました。
確かにそれだけの破壊力のある人材がそろっているのは事実です。が、あの長嶋アテネ監督が「つなぎの野球」を目指したように、「阪神版史上最強打線」は時代の流れと逆行する行為なんじゃないでしょうか?

4番の金本にしても、本人は4番がやりたかったという希望だったらしいですが、つなぎの3番に徹していた去年ほどの脅威は他球団にとってないはずです。まあ彼はもともと夏場にピークが来る選手であることは事実ですが、僕には今岡・赤星・金本と続く最強のトリオで一点をもぎとる野球のほうがタイガースには向いているような気がしてなりません。キンケードがケガとはいえ、だいたい3番バッターがイマイチ固定できていないではないですか。4番がいない事よりも、3番に適役がいないことの方が気がかりです。
金本のように、自己犠牲ができてホームランも打てる史上最強の3番バッターはそうはいないはずです。

7番藤本(鳥谷)・8番矢野という、去年と入れ替わった打順にも疑問です。
岡田監督は右バッターと左バッターが何人か連続で続く打線がいやであるらしく、「右・左・右・左」と続く打線を理想としているらしいのですが、それこそ現在のタイガースの選手一人一人の力を考えればそれほどこだわるべきことなのでしょうか?

「左打者には左ピッチャーを」という考え方は、僕は時代遅れだと思います。左バッターを苦にする井川のようなピッチャーもいますし、確かに確率で統計をとればこの考え方は正解なのかもしれませんけれども・・・すべては選手の力量しだいでしょう?

ちなみに今日は打線が頑張って勝った試合です。6点とれれば言うことはありません。最近の試合、タイガース打線は頑張っています。

だからこそこの時期に言っておきたかったのです。
全然打てなかった日に言うと「またまた阪神ファンは負けが込んでくるとすぐ・・・」と思われるでしょうから。

まだ岡田監督には気になることがあります。
それはまた次の機会に。

ともかくタイガース連敗脱出で一安心です。







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