カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

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【WBC】初代世界王者・その名はJAPAN!(追加あり)

2006年03月21日 16時18分33秒 | ☆野球
罰ゲームのごとき強行スケジュール。

馬鹿げた大会規定。

批判。

相次ぐ出場辞退。



それでも「出る」と言い切った、愛すべき野球バカども。



圧倒的なプレッシャー。

襲い掛かるケガ。

慣れない球場。

世紀の大誤審。

韓国戦でのブーイングと屈辱の敗戦。

陽気で本気だったメキシカン。

奇跡の決勝ラウンド進出。

準決勝にて宿敵・韓国へ痛快なリベンジ。





そして最後は赤い稲妻・キューバに完勝。




不条理への反抗
挫折からの復活
奇跡
そして栄光へ。




ロックンロールベースボール

ここに完結!





ありがとう王JAPAN





ここからは箇条書きに。

・王監督をはじめとするソフトバンクのナインは、パリーグのプレーオフという制度の不条理に対して「勝ってから訴えよう。でなければ、かっこわるい」といい続けていた。
残念ながらあと一歩のところでそのチャンスを失い続けていた王さん。
ここでやってくれた。
我々は、勝った。
だからなんとでも言おう。

・今日の川の両手には、ドラマの神様が宿っていました。
1赤い稲妻も真っ青の超ファインプレー。
2信じられない凡プレー、グラブからこぼれる白球、そこからピンチが広がり、渡辺俊が失点。
3それを取り戻した、本塁突入時にブロックの下をくぐりぬけた「神の手」

・野球初代世界王者の国の野球ファンであることを誇りに思う。

・WBCを応援していた野球ファンの誰もが思っていたこと。
「出場辞退した選手たちが、心から後悔する展開を望む」
それが現実となった今、これほど痛快なことはない。

・この痛快さを本物にするためには、これからはじまるペナントレースこそが重要。
一皮むけた選手たちが、元気いっぱい走り回ってこそ出場した意義が深まる。
「WBCのおかげで僕たちはこんなに大きくなりました」と、言って欲しいし、思わせて欲しい。

・「アマチュアは和で勝ち、プロは勝って和となる。」
その格言のとおり、最後には素晴らしいチームになった王JAPANは歴史に刻まれた。素晴らしい。
(念のために言っておくと、決してキューバをアマチュア集団だなんて思っていませんよ。彼らは扱いこそアマチュアを言われても、そのモチベーションと能力はプロ以上のもの。やっぱり素晴らしいチームでした。)

・これで、なにかが変わる。変わらなきゃいけない。
世界…そしてなにより日本の野球界の馬鹿げた部分が変わらないと選手が浮かばれない(死んだわけじゃないが)。
頼むよ。

・それにしても、パリーグには頭が下がります。
WBCって、パリーグの結晶よ。
大塚だって、イチローだってパシフィックの申し子。
スタメンで名前を並べていたセントラルの選手は多村と青木のみ。
投手に関しても、今日は大塚を含めてオールパシフィック。
SHINJOの名言「これからはパリーグです」をまさに体言した戦いっぷりだったと思う。
しっかりせぇよ、セントラル!
そして胸を張れ、パシフィック!

・「日本でファンが盛り上がっていることが何よりうれしい」ってのが、王さんをはじめとする選手皆の思い。
大いに盛り上がって、大いに称えましょうよ。
それでいいと思う。
野球が好きなみんなのために、「壊れてもいい」と頑張ってくれたから。



そして最後に。


・ライオンズの和田さん、最後まで敵には「コーチ」やと思われてたやろなぁ…。






*ちなみに冒頭の「日の球」画像は、たんたん画伯によります。