広島カープがオープン戦でお披露目した「ボール犬」が大評判ですね。
◆広島ボール犬、公式戦も!?応援メール殺到(大阪日刊スポーツ)
ちなみにボール犬の画像入りの新聞記事
◆その1
◆その2
本当にかわいいですね。
これは僕も大歓迎。
よく考えれば本当にちょっとしたアイデアですが、「ミッキーくんを観にいこう!」とこどもたちも大喜びすることでしょう。
ところが。
冒頭に紹介した大阪日刊スポーツの新聞記事には広島カープ・松田オーナーのちょっと気になる発言があります。(赤字部分は僕によります)
「野球も楽しめる球場が理想」というのは、プロ野球ファンにとっては少し見逃せない発言だと思うのですが。
例えば通りすがりのレストランの看板に「食事も楽しめるレストラン」と表記されているのを想像してみてください。
「おたくのお店は、いったい何がメインなの?」と言いたくなりませんかね。
シェフにも失礼。
「野球も楽しめる球場」が「理想」とまで言ってしまう発言は、プロ野球に対していささか失礼な気がします。
極端に言えば「ディズニーランドの端っこでプロ野球をやっているのが理想」ということでしょうから。
東北楽天・三木谷オーナーの過去の発言にも「球場のテーマパーク化」という構想があったと思いますが、ある種の危うさをいつも僕は感じています。
健全なプロ野球ファンとしての感覚が三木谷氏に備わっていれば良いのですが…。
どうも最近は球界が極端にファンサービスを意識しすぎるあまり、本末転倒な事態があちこちで発生しているような気がします。
他の方のブログでもそういう意見をちらほらと拝見したことがあります。
ファンサービスって、サイン会やらトークショーやらのイベントを多くするって事じゃないですよ。
あらゆる場面で、さりげなく選手がファンに気を配ってみる。
そしてファンが選手に敬意を抱く。
言うまでもなく、その心の交流の方が押し付けがましいイベントサービスよりも大切ですから。
球団には、あくまでも選手とファンの心の交流の「手助け」を積極的にしてほしい。
例えば「ファンのためにサインはしてあげたいけど、球場のフェンスが邪魔だな」と今まで思っていた選手のために、球場のフェンスを少しばかり改造してみるとか。
真のファンサービスをすみやかに行うためのバリアフリー構想こそを、僕はまず球団に求めたいですね。
ボール犬、僕も実際に見てみたいし、とても楽しいと思います。賛成です。
でも「野球も楽しめる球場」ってのは、目指すべき方向性がちょっと違うな。
お客さんを呼びたいという気持ちはものすごくわかりますが、あくまでもこういった演出はメインである野球を盛り上げるためのアクセントにとどめておいて欲しい。
◆広島ボール犬、公式戦も!?応援メール殺到(大阪日刊スポーツ)
「かわいかった。公式戦でもぜひ見たい」。球団公式ホームページには13日から連日5~10件のメールが届いている。しっぽをフリフリし、けなげに球審にボールを届けた愛らしい姿は多くの人の心をつかんだ。スポーツ関連以外のテレビ番組でも特集されるなど話題が話題を呼んで注目度は日増しにアップ。「これだけすぐに大きな反響があった企画は今までにはなかった」と球団も驚くほどだ。
ちなみにボール犬の画像入りの新聞記事
◆その1
◆その2
本当にかわいいですね。
これは僕も大歓迎。
よく考えれば本当にちょっとしたアイデアですが、「ミッキーくんを観にいこう!」とこどもたちも大喜びすることでしょう。
ところが。
冒頭に紹介した大阪日刊スポーツの新聞記事には広島カープ・松田オーナーのちょっと気になる発言があります。(赤字部分は僕によります)
ただ、“連投”だけはご勘弁となる。松田オーナーは「賢い犬ほど、同じことを繰り返すと飽きるそうだ」と苦笑い。もちろん、毎試合は無理としても公式戦での実施については「前向きに進めている。将来的には『野球も楽しめる球場』というのが理想」と説明。広島ファンサービス改革のエースとして、ミッキーくんが公式戦に登場する日は近い。
「野球も楽しめる球場が理想」というのは、プロ野球ファンにとっては少し見逃せない発言だと思うのですが。
例えば通りすがりのレストランの看板に「食事も楽しめるレストラン」と表記されているのを想像してみてください。
「おたくのお店は、いったい何がメインなの?」と言いたくなりませんかね。
シェフにも失礼。
「野球も楽しめる球場」が「理想」とまで言ってしまう発言は、プロ野球に対していささか失礼な気がします。
極端に言えば「ディズニーランドの端っこでプロ野球をやっているのが理想」ということでしょうから。
東北楽天・三木谷オーナーの過去の発言にも「球場のテーマパーク化」という構想があったと思いますが、ある種の危うさをいつも僕は感じています。
健全なプロ野球ファンとしての感覚が三木谷氏に備わっていれば良いのですが…。
どうも最近は球界が極端にファンサービスを意識しすぎるあまり、本末転倒な事態があちこちで発生しているような気がします。
他の方のブログでもそういう意見をちらほらと拝見したことがあります。
ファンサービスって、サイン会やらトークショーやらのイベントを多くするって事じゃないですよ。
あらゆる場面で、さりげなく選手がファンに気を配ってみる。
そしてファンが選手に敬意を抱く。
言うまでもなく、その心の交流の方が押し付けがましいイベントサービスよりも大切ですから。
球団には、あくまでも選手とファンの心の交流の「手助け」を積極的にしてほしい。
例えば「ファンのためにサインはしてあげたいけど、球場のフェンスが邪魔だな」と今まで思っていた選手のために、球場のフェンスを少しばかり改造してみるとか。
真のファンサービスをすみやかに行うためのバリアフリー構想こそを、僕はまず球団に求めたいですね。
ボール犬、僕も実際に見てみたいし、とても楽しいと思います。賛成です。
でも「野球も楽しめる球場」ってのは、目指すべき方向性がちょっと違うな。
お客さんを呼びたいという気持ちはものすごくわかりますが、あくまでもこういった演出はメインである野球を盛り上げるためのアクセントにとどめておいて欲しい。