カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

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上原のポスティング問題と、選手サイン入りカード・ヤフオク転売問題の本質は同じかもしれない。

2005年02月08日 18時24分43秒 | ☆提言・苦言・球界再編
スポーツ新聞の見出しからざっと雑感を。

■カネやんが上原をメッタ斬り!「法を犯したらいかん」(サンスポ)

■ 金田氏が喝“上原よ法を守れ”(デイリー)


以下にサンスポからカネやんこと金田正一氏の発言を抜粋。

「自分の勝手だろうが、法を犯したらいかん。巨人のユニホームを着たら、それを大事にせんと。この金田かて、あこがれて巨人に入ったんやッ!」

「駄々はいかんよ。上原を説得? 会えば(日本は)法治国家やから、法律を守らないかんと言うよ。巨人という名前を大事にしないとイカン」


上原の主張・反論をあえて代弁するなら「ポスティングだって法律に基づいた制度だ。だからわがまま承知でお願いしているんです。」といったところでしょうか。

しかしやっぱりカネやんはカネやん。
いまさらジャイアンツというブランド力を振りかざしても、上原にはまるっきり逆効果な気がします。
そんなものに今の彼は、なんの価値も見出していないんですから。
ていうか、「巨人じゃなかったら別にええのか?」と言ってるようにも聞こえます。

とりあえず今日の記事でわかったことは、金田氏の頭の構造は「野球は巨人」という化石のような図式のままだということ。僕は上原にも柔軟さを求めますが、金田氏にも柔軟な姿勢を求めたいです。
ていうか、ややこしいから出てこんといてカネやん。


さて、それとまったく関連しないようで関連すると思うお話をひとつ。


■巨人が削除求め抗議へ、オークション出品(ニッカン)

積極的にサインをする事を好まない選手たちは、その理由に一部ファンのこのような裏切り行為に嫌気がさしているからというのを挙げています。
ただ、「こういった低いレベルの環境がいやだからメジャーにいきたい」というのは違うな(誰も言ってませんが)。
これは想像ですが、メジャーの方がこういった環境が普通なような気がします。
よく「バリー・ボンズのホームランボールにオークションで○千万の値が」などといった記事を見ますもの。
場外ホームランのボール欲しさに、水の上にボート並べて網持って待ってる奴の映像とか。
メジャーの選手なんかは、そのあたり逆に「誇り」に思ってそうな気がします。
全部想像ですから、鵜呑みにしないでくださいね。

でも、たしかに自分がしたサインがオークションに出品されていたら、きっとがっかりする。
選手がサインをしたくなくなる気持ちもよくわかります。

法律的に問題はないが、道義的に問題あり。
ファンからの裏切り行為といってもいい。



さ、ここでちょっと話は反転。僕なりの問題提起です。

「実はポスティング問題って、こういった悪質なファンの裏切り転売行為と似ているんじゃないのかな?」と。

ポスティングシステムって、簡単に言えば「選手をオークションにかけて、お金で売り放おう」というシステムですから。
それに選手自らが要求し続ける分にはなんの法にも触れていませんし…。
(サインカードが「売って」と要求することはないでしょうが)

法に触れていないのにファンは道義的に裏切りを感じて傷つく。
ちょっと似ているような気はしませんか?

オークション転売はファンの裏切り。
ポスティング問題は選手と球団の裏切り。

違いは「お金」だけでなく、ポスティングには「夢」が絡んでくるところ。
それでもなんか似ているような気が、僕はします。
上原は、そんなシステムを球団に無理に行使するように強く求めているわけです。
「それってどうよ?」と思います。

ちょっと無理がある問題提起かな?
「いっしょだからって、それがなに?」って内容ですし。
こういうややこしい問題提起の記事には、コメントつきづらいだろうなぁ…。
実際僕も整理できてないし(言い訳三昧)。




以下はおまけ。

■欽ちゃん球団に収穫!臨時トライアウトで“伝説の男”合格(サンスポ)

「声がいいわね。個人的に気持ちがいい選手だわ~♪」


新聞各紙に書かれる欽ちゃんの発言は、いつみてもオカマ口調です。

あと伝説の男「上重 聡(カミシゲサトシ)」とカネシゲタカシは似ている。
ずっと前から言われているが、「金城 武(カネシロタケシ)」もよく似ている。