神通川の女釣師 追跡レポート・・第３弾

29.9.21（木）～25（火）
ついに、富山の葉っぱが色づき始めました。

神通川もいよいよ終盤戦ですが、もちろん徳島のＪ子は、まだ、います。


今回も私達夫婦が合流し、3人で5日間過ごしました。
最近の日課は、朝、富山空港緑地公園で飛行機の離陸するのを見る事から始まります。

現場で朝食



綺麗な公園で眺めがいいです。

立山連峰

空港


そして、まずは、バードパトロールが鳥を追い払います。

そのあと、ANA方向転換

助走開始

私達の目の前を走る迫力

重い機体が力強く浮く

急上昇する

行ってらっしゃい


真剣に写真を撮るＪ子


・・・

今回、群馬から毎年10回は来るというＴさんも合流。Ｔさんは３日間仕事をして３日間の休みで必ず神通川で釣りをするというライフスタイルを貫いている人です。

毎日朝9時過ぎ、ゆっくり釣りに行きます。



１日目、新婦大橋下。もう銀座ではなく裏通りになってました。

あれだけ魚影の濃さを誇っていたエリアでしたが、釣れた鮎は少なかったです。
相方が良型を釣りました。

相方が20匹越え、他の人は一桁の釣果。

・・

２日目、富山空港前。

いつもバラしてしまう深瀬で、ヤナギで釣ってみたところ、４回掛けて４回ともゲット、効果ありです。
でも、その後なかなか掛からないので、イカリに戻してしまいました。
全員10匹前後と、また貧果に泣きました。

３日目、大沢野大橋。いまではここが銀座です。


荒瀬の真ん中で釣れていたようです。私はバラしまくりです。
午後、橋下の膝くらいのトロ場でプチ入れ掛かりがありましたが、時間切れ終了です。

・・

４日目、高速上の初めてのエリア、深瀬で隣の人入れ掛かり、私はチビ鮎４匹。午後はJR鉄橋上に移動。

広い瀬で、釣り人いっぱい。時々釣れましたが２時間程度で時間切れ終了。ッ抜けがやっと。

・・

５日目、鉄橋上。

広い瀬で歩き回って拾い釣り。瀬では小気味よい当たりが味わえました。
Ｊ子は、埼玉のＫさんから手取り足取り指導されていました。

大きいのも釣れましたが、サイズはバラバラです。



西陽を浴びる女釣師２人


・・・


以上、５日間、釣果的には最盛期から見ると非常に貧果となりました。

今の時期、最盛期に50匹以上釣っていた上級者が20～30匹、そうでない20～50匹だった人が一桁～20匹くらいの釣果になったのではないでしょうか。

・・・

ところで、私のブログを見た人が何人もＪ子に声をかけてきたそうです。Ｊ子にとってはいろいろな人と話が出来て良かったと言ってます。ちょっとした有名人です。中には「サインください。」と話しかけてきた人もいるとか。
実際Ｊ子と一緒にいると、「徳島のＪ子さんですか、ブログ見ました。」と言う人に会いました。Ｊ子が私を指さし、「この人が、そのブロガーです。」というと、「そうなんですか」と反応はあるものの、それだけ、Ｊ子との話に夢中です。複雑な心境です。

・・

３日目、大沢野の河原でＪ子が親子の釣り人と話しているのが見えました。お昼に車に戻ると、３人でお昼を食べていました。話を聞くと、ブログで見たという２人が話しかけてきて、話が盛り上がったらしいっす。
私たちも加わり、釣り談義。このお２人は地元の人で神通川のことは隅々まで知っているとのこと。とても親切な人達で翌日に釣場を案内してくれるとのこと。
翌日、その地元のＹさんと一緒に初めての場所を案内してもらいました。残念ながらあまり釣れなかったですが、Ｙさんはさすがに大物を掛けていました。

川を横切るのがちょっとたいへんでした。
中学生の女の子を連れたお父さん・・・・ではありません。

ＹさんとＪ子です。

Ｙさんは、庄川の近くに住んでいるそうです。来年は、庄川、神通川を隅々まで案内してくれるそうです。
いい人と知り合いになることが出来ました。


・・


Ｊ子は、9月30日の禁漁日までいることを決定しました。

まずは、あと３日間、川で流されないよう無事を祈っています。


そして、来年も会えることを楽しみにしてます。



「忘れんなよー」


　　　　では。


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神通川に魅せられた女釣師

徳島からやってきた女釣師Ｊ子さん、先月２０日神通川に到着してから、まだいます。
もうかれこれ１ヶ月になります。しかも１人で、しかも車中泊で。・・・ビックリビックリです。

同じ鮎釣りをする者にとって敬愛すべき釣師です。

そんな彼女と私の相方が縁あって、今回６日間一緒に行動を共にしました。


彼女が神通川に魅せられたのは、大河の素晴らしさ、無限に釣れるかと思うような魚影の濃さ、そして、富山空港の飛行機、等にあると思います。

神通川は雨が降ると増水するので１ヶ月いてもその半分くらいしか竿を出せなかったとか。それでも釣る回数は多かったと思います。その結果、彼女は朝から晩までガツガツ釣るようなことはせず、３時間くらい釣っては休むという余裕の釣りをやってます。釣果にも拘っていません。素晴らしい境地です。

・・

富山空港での飛行機の離発着が間近に見られることが大変気に入ったようです。
飛行機の写真を撮りたくて、デジカメを急遽買ったくらいですから。

離陸時の飛行機

飛び立つ飛行機

飛び立った飛行機（違う飛行機じゃん）

小さくなった飛行機

彼女が飛行機を串刺したと言い張る写真

貴重な写真が撮れて良かった。

・・・

・・・


彼女は毎日自由奔放な生活を送っています。


朝、ドリップコーヒーを沸かし、まわりの人にふるまい、


日中、コメリで買い物をし、

日帰り温泉でカキ氷を食べ、

（3人で食べたので）

台湾料理店で餃子定食を食べ満腹になり、


川で熱射病になりかけ、

時々、釣りをして、






心のスタンスは・・

楽しいことなら何でもやりた～い、笑える場所ならどこへでも～行く

・・・・・・青空～あの日の～青空～ひとりきり～　（井上陽水より）


現在台風接近中で帰るにも帰れないようですが、たぶん、今月末まで帰らないだろうと思います。

台風が心配なので、無理しないでどこかの宿泊施設に泊まって欲しいと思います。



では、頑張って





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最後は４回連続バラしで終了・・・神通川

29.9.13（水）
神通川最終日。天気晴れ。

最後は、またもや空港前、2人の女釣師を連れての釣行です。

朝10時、釣り開始。濁りまだあります。釣り人少なくめいっぱい移動できそうです。
浅い緩い流れから始めると、チビ鮎３匹釣れました。チビ鮎なら引抜きの自信があります。

これでは面白くないので、また、深い場所に向かいゆっくり進みます。


繰り返しになりますが、必ず当たりはあります。それを全部取り込んでいれば加速度的に釣果は伸びたでしょうが、そうは行かないのが神通川と私の腕前です。

女釣師は苦戦をしています。




突然爆音がしたと思ったら飛行機が飛び立ちました。
あわててデジカメを取り出してズーム最大にして「パチリ」

もっと大きく撮りたいものです。

釣果は伸びません。
どうも飛行機が気になります。


今日帰るのでなんとか有終の美を飾ろうと思ったのですが、当たり・・キャッチミス、当たり・・空中でポロリ、当たり・・・引き寄せ途中で針からハズレ、当たり・・やっと引抜き成功、みたいなミスオンパレードです。これでは釣果は期待出来ません。

あまり釣れないのか釣り人増えません。
お昼に駐車場に戻ると、朝挨拶したご夫婦の車はありませんでした。

・・

午後３時過ぎ、まだ８匹しか釣れていません。

オトリも待機組を使ってフル稼働しますが、ポロポロ落としていては話になりません。

極めつけは、終了直前で４回連続バラしてしまったこと。

でも、今回は不思議と腹が立ちませんでした、というか、慣れてしまったようです。


本日の釣果；私８匹、相方１０匹、Ｊ子ちゃん非公表とさせていただきます。


今回は、予定より２日多い釣行となりました。１ヶ月以上車中泊している男性、もうすぐ１ヶ月になる女釣師、何度も自宅と往復している釣師、の皆さんとの交流で影響されたためです。時間の制約がなければ何日でも居られる神通川です。

夕方７時、後ろ髪を引かれながら（深読みしないこと）、帰路に着きました。

以上で神通川釣行記を終了させていただきます。

ご拝読、ありがとうございました。



　　　　番外編へつづく。





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すぐに増水しちゃう神通川・・・4日目

29.9.12（月）
雨予報でしたが今日も成子橋へ。
午前9時過ぎ、成子橋へ到着。

また昨日の場所へ、行ったはいいが、北陸電力から増水の注意喚起放送が。そしてサイレンが鳴る。
雨降ってないのに上で降ったか放水でもしたかのどちらかでしょう。
ホントに水位が上がって来ました。せっかく３匹釣って、さてこれからという時に
残念でなりません。1時間で終了。

そのあと、ある方が某河川に案内してくれました。
そこはまったく増水しておらず澄んでいて、足下の石はハミアトいっぱいでいかにも釣れそうです。


正午から釣り開始。
深トロの場所だったため、泳がせ釣りで対応。
しばらくすると、〝ズン〟という力強い当たり。なかなか上がって来ない。
でも深とろなので引抜きしなくても寄せてタモに入れることが出来ました。

デカ

２３センチはありそうです。

次も、デカ

次も


２０ｾﾝﾁ以下は釣れません、良型ばかりです。

入れ掛かりはないものの、４時まで１１匹釣ることが出来ました。相方も同数。

すべて良型で、数より型でした。

一緒に行った上級者は３０匹釣って満足そうでした。

鮎釣りは、場所の選定もありますが、やっぱり上手、下手ではっきり差が出ますね。

・・・


今日の川は神通川とは違った趣がありました。

天気予報外れて得した１日でした。



　　　５日目（最終日）につづく。




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尻上がりで良くなるか？神通川・・2日目.3日目

29.9.10（日）～11（月）
前日の信じられない釣果（5匹）から立ち直るか？　軌道修正しなくては。
徳島のＪ子さんは、余裕で見学です。

2日目。
今日は、１番好きで、相性の良い空港前です。

しかし増水と笹濁りで厳しい釣りでした。

いつもの深瀬で川の真ん中に向かい、流されないところまで進み、踏ん張って釣ります。
ここでは、待っていれば必ず釣れます。でも、必ずバラします。押しが強く掛かっても引き抜き失敗多数。
釣果は上がりません。大小様々な鮎が掛かるのでおもしろいです。
大きい方の鮎

飛行機も見逃せません。


今回、飛行機の着陸は、川の上を降りて来ませんでした。航路の変更があったようで残念でした。

結局、取り込んだ鮎は12匹、相方も12匹と貧果でしたが取り込めなかった鮎もかなりあったので、十分楽しめました。

空港前は、数は少なくても、なんか好きです。



3日目。
今日は、車中泊している場所の主であるＨさんの案内で成子橋上に行きました。正常の水位になったため、釣れそうな気配があります。

最初は瀬から始めますが、まったく反応なし。ちょっとがっかり。
仕方なく、歩き回ります。人のいるところは避け、上流方向に歩いて行くと、無人のとろ瀬が見えたのでその場所まで歩く、歩く。

石垣の近くは流れが急で、離れると浅いとろになっています。
早速、石垣近くに泳がせて行こうとすると、直ぐ近くで瞬殺。幸先良いスタートです。

その後は、気持ちの良い入れ掛かりが続きました。大きさも中から大までと申し分なし。
午前11時ころからお昼を挟んで4時半までで27匹ゲットです。今回はとろ場でアユを引き寄せしたためバラしも少なく済みました。
相方は違う場所で10匹だったとか。


ここは、以降、私の“秘密の場所”に選定です。

やはり、いくら神通川でも今の時期場所の選定は大事です。


４日目につづく・・・



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