ご質問をいただいたのでこちらで私の指導法を書かせていただきます。
私の英検指導は、基本的にBBカードを使ったり
絵本の一斉読みをして英語の基礎のようなものをつけての
英検受験という形をとっていますが「英検受験指導のみ」という個人の
生徒さんもいます。
そういう方にはBBカードは使っていません。
目的が「英検合格」だからです。
タイトルは準2級としていますが、4~2級まで同じ方法で指導しています。
5級はそういう希望者がいないので指導したことないですが。
用意するもの
英検全問題集とCD
これだけです。
まず勉強を開始する前にリスニング1回分を通しでやってみる。
合格点は42点前後なので一応43点-リスニングの得点を出し
「筆記」でとるべき点数を出す。
リスニングの点数が高いほど筆記はラクということになる。
次に筆記の1回分を通しで時間を測ってやる。
このとき(いつでも)大問1(1)~(20)は8分くらいでやる。
つまりわからない問題をいつまでも考えていてはだめということ。
「捨てる」訓練をする。
通しでやって得点を出し、合格点まで何点足りないかを把握する。
また自分はどこが弱いか、また強いかを自覚する。
受験日までに6回分必ずすべてやる。
どの回も1回目は時間を測って通しでやる。
すべてやってからではなく、オーバーラップしつつ、終わった回の
問題を解答を見ながら理解していく。
わからなかった単語・フレーズは解答にハイライトしたり、赤で
書き込んだりしながら「解答」が参考書になるように作り上げる。
できればすべての問題を音読(1度では足りない。)する。
特に長文は学年が低いとかなり難しいので、問題は正解しないだろうけど
やった後、音読しつつわからない単語に線を引く→解答の日本語訳を
よく読む。→日本語訳からわからない単語の意味を抜き出しハイライト
(解答に)したりその単語を余白に書いたりする。
意味をよく理解した上で最低3回は音読。
音読を重ねるとリスニング力も伸びてきますが、リスニングの勉強法と
しては、問題をやった後ただ答え合わせをするだけでなく、何故間違えたか
何が聴き取れなかったのかをこちらも解答を見ながら確認し、その上で
また聴くということの繰り返しでかなり合格のための力はつきます。
ホントはいろいろ易しい英語の本をたくさん読んだり、ラジオ講座も
聴いたりすればいいのですが、イマドキの中学生でちゃんとそれらを
やってくれたのは15年やっていて2~3人です。
なのであまり生徒に期待せず「全問題集」だけを徹底的にやるという
方法をとっています。
上記の方法をある程度頑張ってやっている生徒さんは全員合格してます。
無理しなくていいんですがたとえ5分でも必ず毎日ちょっとだけでも
問題解いたり、リスニング聴いたり(1問でもいいから)するのが
近道じゃないかと思います。
かくいう私も毎日必ずお風呂の中で音読やってますよ!
「近所はゼッタイ迷惑して」るって夫は言いますが…
もうすぐ試験ですね!頑張りましょう~~