今の「もとにする量」は昭和30年代「比べられる・比べる」を使っていて頭が混乱した記憶が!

2014年03月12日 09時10分21秒 | 日記

 PCでブログ検索してみると、「割合の3用法というジャンク」があってその中に

次のような文章が載っていました。

 「ぼくも小学校での教育で(比べる量)(もとにする量)という言葉を習いました。

  それらの言葉を覚えさせられたことには、子供ながらに強く違和感を感じて

  いました。」

 比べる量・比べられる量のような用語を覚える能力と

 算数における概念を理解する能力は無関係だと思います。

  むしろそれらの用語を覚えることが特に大事だと思ってしまう

 様な子供は算数を苦手になる方向に不幸にも向かっている事に

 なると思う。

  運が悪ければ一生のあいだ不自由な思考を続けることになる

 かもしれない!  これらの用語は算数嫌いを「誘発」「増加させる」

 元凶になっているのではないかと思われる文章です。

  また、検索の「教えた側の反省」投稿日2012年9月9日

     「比べられる量派」・・・東京書籍、学校図書、教育出版

           割合=比べられる量÷もとにする量

     「比べる量派」   ・・・啓林館、大日本図書、日本文教出版

           割合=比べる量÷もとにする量

     比べられる量と比べる量に対する言葉は、現在はどの教科書も

  「もとにする量」ですが、遠い昔は(昭和30年代)

           割合=比べる量÷比べられる量  だったか

           割合=比べられる量÷比べる量  だった。

  いまだに、どっちだったか分からないし、どっちであるべきなのかも

 分からない。(私は、後者で習いました。昭和34・5年大阪市内の小学校)

  後に、教科書図書館に行って調べたがそのような記述をした教科書は

 なかった。もしかすると教科書の記述ではなく参考書か問題集にそのような

 記述があって悩んだかもしれない。

  ただ、図書館で収穫があったのは、学校図書の昭和52年版では「比べる量」

であったのが、3年後の昭和55年版では「比べられる量」と逆転していた。

 「かけるーかけられる」という日本語も分かりにくいが、

 「くらべるーくらべられる」という日本語もわかりにくい。と書かれていた。

 子供たちにとって外国語以上に意味不明で難しい。(教えている方も分かって

 いるのか疑問符がつく)ましてや、第1・2・3用法はなんぞや?(これは、研究

 学上必要かもね!)

  いずれにしても、いったいどちらが適切でどちらが正しいのか説明がなければ

 困るのは、生徒児童たちです。生徒児童の中に「引越し」などでこの学校では

「東京書籍の教科書」他の違う地域では「啓林館の教科書」でという具合で

理解に苦しむ事になり、「割合学習」で算数嫌いを誘発するのではないかと危惧

するばかりです。

  どの教科書も国の検定制度に照らして合格していますので、それはダメだと

言えないのでしょうが、どこかおかしい!

    掛け算式から入っているなら もとにする量X割合=比べる量の筈です

              もとにする量X割合=比べられる量ではないですよね!

だったら、その逆算で    割合=比べる量÷もとにする量を使うのが一番

自然でいいのではないでしょうか!

    このような状態を放置していては、根本的な説明のつきにくい

状態ですので、いくら「学力向上」を叫んでも生徒児童はおろか

指導に当たる先生たちも自信のない授業になって諸々の解決に

結びつかない事は明白です。一刻も早く統一した公式を示すべきと

主張いたします。終わりに一言・・・生徒児童には 1 の意味と使い方

を分かりやすく丁寧に教えてあげてください。伸びていきます。


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