長方形の面積ならできるのに円の面積・おうぎ形の面積になるとどうも?と言う場合のネックはどこに!

2014年08月26日 05時28分22秒 | 日記

   物事に「事前準備」という言葉があります。

   学習で言えば「予習」と言う事でしょうか。

   理解できる子・出来ない子の分岐がハッキリ出てくるのが表題の面積の

  求める計算も例外ではありません。 理解に到達できない児童の心情を

  思うとき何とかしなければなりません。

   どこに原因(キッカケ)があるのか? を探ると 半径×半径×3.14なる

  計算の煩雑さと面倒さが微妙に絡まり「勉強の気」が削がれているのでは

  ないかと思います。じゃあどのようにすればとなりますが・・・・・

 

   かけざん九九と同じように、円の面積においても面積九九なるものを事前に準備

  して作っておけば、半径を見つけることに注力すればよい事になり児童たちの負担

  が随分と軽減されて、上述の「煩雑さと面倒さ」も雲散霧消となり、授業の効率化が

  飛躍的に向上して「勉強をしてみたいと思う気」が沸き起こり、いい方向に導くことに

  なるのではないでしょうか。 もちろん面積の求め方についての説明は十分にしなが

  らと言う事は論を待ちません。

   

    (円の面積九九)       円の面積×中心角/360=おうぎ形の面積 

      1 × 1 × 3.14 =  3.14

      2 × 2 × 3.14 = 12.56

      3 ×   ×      =

      4 ×   ×      =

      5 ×   ×      =

      6 ×   ×      =

        ×   ×      =

        ×   ×      =

        ×   ×      =

      空欄は自分で書いて埋めて九九を完成させましょう

     円の面積を求める計算は、何回となく同じ計算が出て

     きますので、 あらかじめ自分なりに九九表のように

     計算式を作っておくと、半径だけ見つければ「式と答え」

     を写すだけで解答を得られ計算の負担がなくなり、授業

     理解の方に力を集中することができます。

      大変便利で能率が上がり、勉強の意欲も向上すること

     と思います。

      式と答えを写すことについては、当初少しの抵抗感も

     ありましたが、写す行為で「式の型」が身に付くメリットと、

     何といっても半径を見つけるだけで「式と答え」に間違いが

     生じないで今までとは違う満足感があるのです。

      逆の発想でもって(写す行為の善悪)授業を効率化する

      児童にとって良いと思うことは実行してみる。

      円周の問題も九九表作りが功を奏します。

      これらに指導テクニックを発揮すれば、円の面積・おうぎ

     形の面積・円周の長さ、周りの指導は今までとは違った

     指導の楽しみが増加するでしょう。


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