小学生算数割合  割合を理解させる鍵は分数にあり

2012年06月22日 20時12分30秒 | 日記

始めまして。難解な言葉の使用で、割合の理解を阻害している事実を認めつつ、新しい視点から、できるだけ易しい言葉を選び、真の理解を求め、単元によって好き嫌いが無い状態をつくり、算数は、各単元繋がりでもって学習していることを知らしめる必要があります。教科書にでてくる少し難しい言葉の理解は、分かった後の後付けでじゅうぶんだと思います。私は、単元で好き嫌いがある状態の生徒を「分断学習状態」と名付け、好き嫌いが無い状態を「繋がり学習状態」と名付けました。従って、目標としているのは、「繋がり学習」であって他にはありません。自己紹介遅くなりましたが、私は、大阪守口市で珠算指導を44年間、算数指導を38年間を経て、今年の2月に余生を送るべく岡山県美作市に移り住んで、指導実践で成果のあった「割合分野」を整理して、後輩に資料として役立つのであればと思い立ち、纏めている所です。  さてそこで本題に入ります。九九表は、割合を理解させるのに大変役に立つと言う事に目を注ぎ、2年生でも九九の指導時に、割合という言葉を説明して、耳に入れておくと後々の「割合指導」で、定義付けが楽であると言っておきたいと思います。もちろん他の学年でも、九九表を使っての割合指導は大変有効です。   今回は、もう少し提起しておきます。   割合を指導するに当たり、次の事柄について、生徒の皆さんに理解させる事ができるならば、私が言う繋がり学習の始まりとなり、 一あたり量の大きさ・文章問題{文章問題から文章を取り除いて教える方法}・から単位と量の換算・比例、反比例とグラフ・速さの問題{は・じ・き}といった暗記式ではなく、割合を活用した方法を取り、一度理解すれば忘れない、負担感の少ない方策です。そして拡大図と縮図{縮尺}の計算へと繋がります。割合を上手に教えることができればの話ですが、方法はあるんですよ!すべては、割合にあります。割合が算数の悩みを解決する最大の手段でしょう。それでは、つぎの問題についてお考えください。   分数1/2があります。指導の中でこれを1÷2とできることを教えます。しかしこれは、単なる暗記であって説明がなされていません。さて、どうしましょう?     次に、割合が分数で50/125と表している時の、(■X50/125=▲)で■と▲の値は、いくらでしょう?  この問題は即座に、1秒か2秒で答えられます。(習った生徒さんは)  このように、割合で繋げていける所に研究の楽しさと重要性が含まれています。この繋がりを見つけて更に研究を深めれば、楽しい教諭人生を送れる事と思います。    この6月30日(土曜日)に”親子で参加・割合学習・・・無料学習”と銘うって我が家で開催の予定です。またの機会に投稿したいと思います。       


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