MiddleDayTripperの徒然記

気ままな中年オヤジの独り言

不正乗車はおやめくださぁ~い

2010-05-23 07:16:29 | 永田町のおバカさん

日米、普天間移設で大筋合意=シュワブ沿岸部、工法は秋に結論―首相23日沖縄再訪(時事通信) - goo ニュース

不正乗車の代表格と言えば、「キセル」だ。乗車駅で最短区画の乗車券を購入して、下車駅で最短区画の駅名を告げて精算する。タバコの葉と吸い口の間が空洞のキセルから由来している。もう30年も経つから時効だと思うので、告白するが学生時代は何度かやった経験がある。定期券で乗車して新名古屋(現:名鉄名古屋)の精算所で「○○駅から」と無人駅名を告げていた。また無人駅から無人駅へ行った時にはタダ乗りするつもりは毛頭なく、車内で乗車券を購入するつもりだったのだが、通勤時間帯で混んでいて車掌が来ないまま下車した事もある。

最近では名鉄はほぼ全線で自動改札機が導入されて、ホームには高い鉄柵が設けられて外に出れないようになり、キセルは不可能になった。また車内発行の乗車券も携帯端末から発行されるモノになった。昔はお札よりちょっと大きい青い紙に名鉄の全駅が印刷されていて、車掌がそこにパンチで穴を開けて渡してくれた。家の中を探せば下車時に車掌が回収しなかったモノがどこかに残っているだろう。

もうひとつ「キセル」で思い出すのは中日の小○投手だ。優勝した82年は開幕投手だったが、すぐに故障して2軍落ち。夏場に牛島に変わってクローザーとなり、牛島が復帰すると先発に戻り胴上げ投手になった。最初と最後だけ居たので「キセル投手」と揶揄された。なお優勝中継では故・渡辺謙太郎アナが「中日優勝!中日が優勝してしまいました。巨人無念!!」と実況して地元の放送局には「中日が優勝したらアカンのか?!」と抗議の電話が殺到したと放送局でバイトをしていた友人に聞いた事がある。

さて普天間基地移設問題。3月末が5月末に延び、「最低でも県外」が「現行案との間違い探し」みたいな案で沖縄に残り、徳之島への訓練の一部移設は秋まで先延ばした。挙句の果てには閣内了承も当該自治体の合意もすっ飛ばして日米合意だけ。これでは悪質な「キセル乗車」だ。3ヶ月ほど前には高かったハズのハードルはどんどん下がり、結局、婆さんやハイハイしかできない赤ン坊でも簡単に越えれるただの“段差”になってしまった。

これを民主党は「難題を見事に克服した鳩山首相」と大々的に大本営発表するんだろう。今さらながら「ダメだ。こりゃ~…」だ。民主党にこの名曲の継承者の栄誉を与えましょう

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で日米両政府は22日、外務・防衛担当の実務者協議で大筋合意した。政府筋が明らかにした。代替滑走路をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)に建設するとともに、在沖縄米軍の基地機能の県外への分散移転を検討。建設の工法などは継続協議とし、秋までに結論を出す内容だ。これを踏まえ、鳩山由紀夫首相は23日に沖縄県を再度訪問し、県内移設へ理解を求める。
就任前に「最低でも県外」と発言した首相は昨年12月、日米が2006年に合意したシュワブ沿岸部に滑走路を造る現行案を白紙としたが、結局、日米関係を優先し、事実上同案に戻る方向となった。地元沖縄の反発に加え、連立を組む社民党も県内移設に反対しており、移設問題の行方はなお不透明だ。
これまでの協議で日本側は、シュワブ沿岸部を埋め立ててV字形の滑走路を建設する現行案を修正し、くい打ち桟橋方式で滑走路を1本とする案を提示したが、米側は、新たな環境影響評価(アセスメント)が必要となり工期が長引くことや、テロ攻撃に弱いことなどを理由に難色を示した。
このため、22日に外務省で開いた協議では、建設場所をシュワブ沿岸部とすることだけを確認。11月のオバマ米大統領の来日時の合意を想定し、工法については継続協議となった。さらに、日本側は沖縄の負担軽減のため、基地機能の県外への分散移転を強く求め、米側は検討を約束した。
大筋合意を受けて岡田克也外相とルース駐日米大使は同日、実務者を交えて会談。両国の外務、防衛担当閣僚による合意文書を月内にまとめることで一致した。


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