名古屋場所開催、大嶽親方の「追放」など条件(読売新聞) - goo ニュース
相撲協会がコレを突っぱねれば名古屋場所は中止。ただ受諾しても今のマスコミの過熱ぶりを考えると、力士は引退、親方は辞任に追い込まれるだろう。ならば突っぱねてもイイと思う。突っぱねた上で、警察による野球賭博の全容解明まで待つ。警察は野球賭博に関わり、賭博罪で逮捕できる者を全員実名で公表する。そこで相撲協会は処分を下せばイイ。芸能界やマスコミ関係者の名前が出て来たら、彼らも当然業界追放で構わないと思う。
名古屋場所開催、大嶽親方の「追放」など条件(読売新聞) - goo ニュース
相撲協会がコレを突っぱねれば名古屋場所は中止。ただ受諾しても今のマスコミの過熱ぶりを考えると、力士は引退、親方は辞任に追い込まれるだろう。ならば突っぱねてもイイと思う。突っぱねた上で、警察による野球賭博の全容解明まで待つ。警察は野球賭博に関わり、賭博罪で逮捕できる者を全員実名で公表する。そこで相撲協会は処分を下せばイイ。芸能界やマスコミ関係者の名前が出て来たら、彼らも当然業界追放で構わないと思う。
「チーム一丸」最後のホイッスルまで乱れず(読売新聞) - goo ニュース
「岡田監督を信頼していた」「きっとやってくれると信じていた」…
勝てば官軍で岡田監督を褒め称えるサッカー評論家とマスコミだが、ほんの一ヶ月前は何と言っていたか?
「深刻な得点力不足」「もうダメだ」「監督を代えるのが唯一の特効薬」などとコキ下ろしていた。サッカーファンも同じだ。
どこかのワイドショーかニュースショーでやると面白そうな企画を考えた。
そのコキ下ろしていた評論家や解説者、サポーターを探して今の心境をインタビューしてみてはどうだろう?
日本のサッカーなど全く興味は無いが、この企画なら面白いから見てみたい
琴光喜、名古屋場所休場と謹慎…親方が申し出(読売新聞) - goo ニュース
「よーし、みんな机の上に顔を伏せろ。先生は怒らないから、やった奴は正直に手を挙げろ。」と言われて、一人の学生が恐る恐る手を挙げる。
「よーし、わかった。みんなー顔上げていいぞ」
学生がみんな正面を向くと、先生は「みんなやったのは○○だ!」となって
手を挙げた学生は「えぇ~!!」でオチ。
昨日からの相撲協会の動きはこんな調子のコントだった。
麻雀賭博に野球賭博、相撲賭博もあった。野球は春夏の甲子園だ。方法は枠番を当てると言うモノで、会社員時代に仕入業者が表を作っては配っていた。喜んでやっていた連中もいたが、自分はやらなかった。オッズが低すぎたからで、別のルートでやっていた。そっちは地元の病院に出入りしている薬品業者だった。枠番だけでなく、単勝や連勝複式もあって面白かった。相撲はお茶缶を買う方式が一般に出回り、一時期問題になった。
今もテレビで琴光喜は極悪非道の犯罪人で相撲協会は悪の巣窟みたいにキャスターがまくし立てているが、彼らはこれらの賭博行為を一度もやった事が無いんだろうか?「個人の立場でなら…」と弁明するだろうが、力士は個人の立場は無いのだろうか?
かつて菅総理が民主党代表を辞任し、頭を丸めてお遍路さんに行った年金未納騒動があった。未納率の高さが問題になっていた時にテレビでは出演者が未納を批判していたが、彼らの中にも未納期間があったはずだ。
今回の騒動でもタテマエだけで人の行動を批判しているメディアのマヌケさを露呈している。
科学予算削減の民主、はやぶさ絶賛は「現金過ぎ」(読売新聞) - goo ニュース
今朝のNHK「あさイチ」は「はやぶさ」だった。柳澤解説委員がその偉業を熱く語り目が潤んでいたのが印象的だった。
NHKの映像は衝撃的で感動的でもあった。明るく光りながらバラバラに分解していく「はやぶさ」とやや先行する赤い光は「カプセル」だと解説していたが、その姿は身を犠牲にして我が子を見守る生物の親に見えた。
JAXAには「はやぶさ」のHPやブログ、ツイッターがある。その中の書き込みが「はやぶさ」から「はやぶさ君」に代わっていた。子供を意識しての事だろう。プラネタリウムでは「はやぶさ」をテーマにした上演会が行なわれ、沢山の人で賑わったそうだ。家族連れの中には涙する親が何人もいた。
JAXAも心憎い演出をした。地球の周回軌道に入る直前に「はやぶさ」を反転させた。「はやぶさ」の目とも言えるカメラで「地球を見せてやろう」と言う計らいだった。伝送された映像は白黒でピントもズレていた。「はやぶさ」が如何に満身創痍だったか?が判る映像だった。
「はやぶさ」の旅は失敗の連続だった。何度も絶望的な状況に陥りながら、その苦難を乗り越え、予定より大幅に遅れたものの地球に帰って来た。それは「失敗や困難にくじけて、夢をあきらめてはいけない」と言うJAXAが「はやぶさ君」に託した子供達へのメッセージだった。
「はやぶさ」の開発費はNASAの惑星探査衛星プロジェクトの2~3割の130億円だそうだ。それで前人未到の結果を出した。130億と言えば、マヌケ政府が「子育て支援」と称してバラ撒く百万人分だ。彼らの親のうち「子供の夢のため」にそれを使うのは何人いるのだろう?「子供のため」と自分に言い聞かせ、嫌がる子供を引きずって習い事に使うのか?欲しがってもいない洋服に使うのか?それとも「保護者会のランチ代」に化けるのか??
「はやぶさ2」の概算要求17億円はマヌケ政権の「クソのフタ」にもならないばら撒きのために5000万まで削られ、唯一国民に人気のあった「事業仕分け」で3000万まで削られた。
政府は「はやぶさ」プロジェクトの成功を祝う前に、枝野とレンホーが子供達に説明すべきだろう。
「あなた達のお父さんやお母さんはあなた達を育てるお金が無いと思うから、そちらに回しました。『はやぶさ君』はもう作らせません!」
もっとも言い訳だけは長けているから、「これを選んだのはあなた達のお父さんやお母さんです」と言うだろうけど。
これで日本は安泰だナ。
探査機はやぶさ13日夜帰還 7年ぶりの地球へ (共同通信) - goo ニュース
小惑星「イトカワ」に着陸して、地球に帰還途中に様々なトラブルに巻き込まれ、一時は行方不明になった「はやぶさ」。太陽電池パネルを広げても軽自動車程度の大きさしかないから海岸でコンタクトレンズを探す様なモノだったろう。絶望的な状況でも「はやぶさ」は地球に微弱な電波を送り続けていた。チームもその微弱な電波を見つけ出したのだから脅威の執念だ。
はやぶさに搭載されたエンジンはイオンエンジンで世界初のモノ。耐用年数は5年とされて、4基あるうちの1基だけが稼動できる状態だったが、それでも「地球に戻そう」とスタッフは必死に頑張り、「はやぶさ」もそれに応えたが、最後のエンジンが止まってしまった。
「もうここまでか」と諦めていた時、イオンエンジンのチームが秘策を提案した。イオンエンジンは一種の外燃機関でプラスイオンを噴出させてマイナスイオンと融合させてその反応力で推進させる。プラスイオンだけしか出せないエンジンを動かし、マイナスを噴出させるノズルの圧力を上げてそのエンジンを動かそうと言うものだった。チームの責任者は「こんな事もあろう」とマイナスノズルを2系統に分けてそれぞれにバルブを付けていた。まるで「宇宙戦艦ヤマト」の真田工場長みたいだ。
作戦は成功して「はやぶさ」は再び地球に向かう。しかし本来の計画では「はやぶさ」はイトカワで採取したカプセルを地球に落下させた後は衛星軌道に残しておき、次のミッションに使用する予定だったが、あちこちが故障しており姿勢制御ガスも無いので「はやぶさ」毎大気圏に突入させ、カプセルを地球に落とす計画に変わった。
JAXAのスタッフの執念はスゴイが、「はやぶさ」にも「地球に帰る」執念がみなぎっていたのだろう。
明日の夜は映画「アルマゲドン」の主題歌でエアロスミスの「I DON'T WANT TO MISS A THING」でも聞こう。
イオンエンジンと太陽系惑星間の往復という2つの世界初を成し遂げた「はやぶさ」が地球に向かっている時、後輩の「かぐや」はハイビジョンで月の映像を送り、先日には「イカルス」は宇宙ヨットをどちらも世界で初めて成功させた。
大した予算も無いのに、と言うか無いからここまで出来たのかもしれない。「カネの不足は知恵で補う」だ。
ところがこれを無駄だと言うマヌケ政党がいる。机上の論理と夢だけで知恵の無いJAXAと対照的な集団だ。
会期延長、民主で慎重論広がる=国民新「郵政先送りなら離脱も」(時事通信) - goo ニュース
昨日を組閣を終えて、今日から発足した洗濯屋内閣。マスコミはレンホー様や枝野、ガンのかぁちゃんまで出てきて提灯記事のオンパレードだった。
ところがスタート早々、洗濯屋なのに荒井大臣にシミが付いている事が発覚、仙谷さんや路チュー1号は「調査したが問題はない」と否定している。何を根拠に問題が無いのか?ちゃんと説明してほしいが。
ガンが総理になった事だけで組閣人事も方針も何も決まっていなかった先週末にマスコミが世論調査をやったら、一部のおめでたい有権者によって支持率がV字回復した。これで民主党の参院議員からは「前の政権の法案なんかすっ飛ばしていいから、今のうちに選挙をやっちまえ!」の声が上がった。幹事長が枝野だから言える事で、もし総統だったら口が裂けても言えなかっただろう。事業仕分けでカッコ良く決めていた枝野のレンホーさまだが、実際のところは何の権限もない裁定だ。どうせやるなら国会の予算委員会で与野党の国会議員でやらせた方が、経費も浮くはずだ。ところが「総統の喜び組がジハードまでやった国家公務員法などどうでもいいが、郵政改革法案だけは通せ!」と静かだった亀井がヤカマシイに戻った。
延長と言っても参院の任期も迫っているので、実質10日前後しかできないが、延長すれば野党は総統を国会に引きずり出そうと時間稼ぎをするので、法案は強行採決で通す事になる。そうなればイメージが悪くなり、選挙は不利。
従来スケジュールを取れば、ヤカマシイだけでなく、総統の怒りも買うだろう。国民新党の支援団体の会合で尻尾を振って見せたんだから…。ヤカマシイの怒りは連立離脱だけでは済まないだろう。万一このタイミングで野党から内閣不信任を出されたら衆院では否決できるが、参院で国民新党と社民党が賛成に回れば通ってしまう。そうなったら内閣は衆院解散に出るしか道は無く、最悪のシナリオとなる。
普天間問題でダンマリを決め込んで棚から牡丹餅が落ちてきたガンだが、今度はいきなり決断しなければならない。その決断力が洗濯屋にあるとは思えない。
政府・与党は9日、国会の会期末を16日に控え、国民新党が会期内成立を求めている郵政改革法案の扱いについて調整を続けた。民主党内では、参院選の日程に影響する会期延長に否定的な声が強く、郵政法案の先送りはやむを得ないとの認識が広がっている。国民新党は態度を硬化させており連立政権からの離脱も辞さない構えだ。
菅直人首相は9日夜、首相公邸で民主党の枝野幸男幹事長や樽床伸二国対委員長らと郵政法案の扱いを協議した。
国民新党の亀井静香代表(金融・郵政改革担当相)は同日午後の記者会見で、郵政法案について「何も心配していない」と述べ、会期内の成立は当然との認識を強調した。
この後、同党の自見庄三郎幹事長が民主党の輿石東参院議員会長と会談し、「郵政法案の速やかな成立を期す」との連立政権合意の履行を要求した。自見氏は会談後、記者団に、郵政法案の成立を民主党が先送りした場合の対応について「当然(連立離脱が)視野にある」と語った。
これに対し、仙谷由人官房長官は午後の会見で郵政法案について「今国会でやれるか、冷静に分析しないといけない」と述べ、同法案処理のための延長に慎重な姿勢を示した。民主党の平田健二参院国対委員長も会見で「わたしどもは(会期を)16日までとすることに変わりはない」と語った。
国家戦略相、事務所実態ないのに4222万計上(読売新聞) - goo ニュース
自動車にはモデルチェンジがあるがフルチェンジとマイナーチェンジがある。フルは外板を全部交換する事でマイナーはランプやグリルなどの細かいパーツを更新する事でフェイスリフトとも呼ばれる。そのマイナーにはビッグマイナーがある。フロントやリアや窓を大幅に手を加えてフルに近い変更を施すものを言い、販売不振に陥ったクルマのテコ入れでよく使われる手だ。
今度の菅内閣もフロントデザインを大幅に変えて不評だったパーツを更新したビッグマイナーに当たると思う。
この新モデルのキャッチは「クリーンな政治」だったが、早くもマキちゃんに「洗濯屋か!?オマエは」と皮肉られた。
さらに政権発足と同時に汚れジミが付いている事がわかった。
閣僚候補の身体検査すら出来ないとは…また民主党のマヌケぶりが露呈した。
菅新内閣で国家戦略相に就任した荒井聰・衆院議員(64)(北海道3区)の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」が、2002年11月からの約7年間、東京都府中市のマンションの知人宅を「主たる事務所」として総務省に届けていたことがわかった。同後援会は政治資金収支報告書が公開されたこの間の6年で、計約4222万円の事務所経費を計上していた。知人は読売新聞の取材に「頼まれて(住所を)貸しただけ」と話している。自民党政権下で相次いだ事務所費問題が、新閣僚の政治団体でも浮上した。
同後援会の03年~08年の政治資金収支報告書によると、この間の事務所経費は総額約4222万円で、うち「人件費」は計約2741万円、通常は家賃などを含む「事務所費」が計約1013万円。「備品・消耗品費」も計約463万円だった。「光熱水費」の支出はなく、年間の事務所経費は約483万円~約855万円だった。
会計事務担当者には、現在の政策秘書の氏名と連絡先が書かれていた。主な収入は毎年主催していた政治資金パーティーで、金額は約1100万円~同1400万円。事務所経費以外の支出は、パーティーの開催経費や荒井氏の別の政治団体への寄付などだった。
松岡利勝元農相や赤城徳彦元農相の事務所費問題に注目が集まった07年、荒井氏の後援会は計約855万円の事務所経費を計上、太田誠一元農相が秘書宅を届け出て批判を浴びた08年も約483万円を計上していた。民主党が政権交代を果たした昨年9月に解散した。
荒井氏の政治団体はほかに、いずれも札幌市豊平区が住所の「荒井さとし後援会」と資金管理団体の「21ビジョン開発研究会」、荒井氏が代表の「民主党北海道第3区総支部」。08年の収入は、後援会が3485万円、総支部は3012万円、研究会が664万円だった。
後援会事務所の所在地を知人宅で届け出たことについて、荒井氏の事務所は8日、読売新聞の取材に「組閣日で本人も官邸に入っているので回答は不可能。正確に答えるが、古い時期の質問もあり、9日以降に回答したい」とした。
荒井氏は農水省出身で現在5期目。鳩山内閣では首相補佐官に就いていた。
シルシル週2「日曜7時」激戦区殴り込み(日刊スポーツ) - goo ニュース
「シルシル~」は「珍百景」の後番組。工場や外食チェーンなどのウンチク番組だ。最初のうちは面白かったが、最近は見ていない。類似番組が多くなってきたのと、最近はネタ枯れ気味でつまらない。それが日曜プライムにも進出するらしいが、果たしてどうなんだろう?プライムで60分のシャクが持つのか?疑問だ。
春の改編で深夜の栄転組はTBSの「科学くん」とテレ朝の「おためしかっ」でどちらも健闘している。しかし「おためし」は人気企画の「帰れま10」しかやっておらず、「黄金伝説」と同じ出演者になっており、最近はつまらなくなっている。
「シルシル」もクイズ番組や他の番組と内容がカブらないか?と思う。
カブると言えば「科学くん」の巨大魚捕獲で芸人Hが「こんなの初めて見た~!」と興奮していたが、翌日曜日の午後他局の人気番組の再放送でも芸人Hは同じ魚を同じ海外ロケ地でやはり「うわぁ~!初めてやわ」と言っていたので大笑いした。
ちなみに日曜7時は見るとしたら「モヤサマ」だ。名所旧跡のある観光地でも無い普通の街の路地をさまぁーずが別に目的もなくブラブラ歩き、そこで暮らす人達と普通に交流している。それが逆に新鮮に映り、面白く見える。
少し古いニュースだが、日産を代表する車種がまた消えるそうだ。
この2台の成り立ちはよく似ている。
プレジデントは日本初のショーファードリブンでトヨタのセンチュリーより2年早く登場した。 当時の日産の最上級車はセドリックのショーファードリブン仕様「スペシャル」だったが、65年のFMCを機に分離・独立した。(一部で皇室専用車「日産プリンスロイヤル」と関係がある様に言われているが間違い)その後、90年まで同一ボディを使い続けた。
シーマは88年に「日本車の味を持つ世界に通用する大型車」としてY31型セドリックをベースにして登場(FY31)。サイズ規制のない4ドアHTのスタイルとスポーツカー以上に暴力的な加速のエンジン、さらにはバブル景気もあって爆発的なヒットとなった。最初のシーマは販売チャンネルの違いでセドリック・シーマ、グロリア・シーマと名乗った。ちなみに同時期にはエントリーモデル「マーチ」をベースにした「Be-1」を限定生産して大ヒット。中古車市場では倍以上のプレミア価格が付いても飛ぶように売れていた。また500万円するスカイラインGT-Rも中年サラリーマンらに売れていた。
89年になると日産は北米市場の高級車ブランド「インフィニティ」の最上級車「Q45」を登場させた。これはライバルのトヨタの高級ブランド「レクサス」の最上級車「セルシオ」のライバルでもあった。
90年に「Q45」のホイールベースをストレッチしたプレジデントを発売。
91年にはシーマをFMC(FY32)。ボディをひと回り大きくしてセダンとした。エンジンもV型8気筒4.1リッターとした。これは「Q45」だけでは食い止められない「セルシオ」の勢いを止める目的があった。このモデルから車名が「日産シーマ」となった。
92年になると「レパードJフェリー」が登場する。これはシーマが大型化してセド/グロとの間に隙間が出来たためであった。デザインはアメリカにある日産の子会社NDIが担当した。この時期の日産はNDIがデザインを担当したモデルが多かった。サニーをベースにしたNXクーペやその先代にあたるパルサーEXAだ。
この頃の日産のキャッチコピーは「ビッグカーの時代がきっと来る」だったが、すでにバブルは弾けており、それが崩壊し始めていた。
全体に丸みを帯びたNDIのデザインは北米では好評だったが、日本では全く受け入れられず、レパード、NXクーペは極度の販売不振だった。バブル崩壊が顕著になるとシーマも売れなくなっていく。
96年にシーマはFY33にFMCしたが、セルシオとSクラスベンツを足して2で割ったような妙なスタイルになっていた。日産は販売不振になるとデザインコンセプトが分からなくなる癖がある。Jフェリーの先代レパードはソアラそのものだったし、微妙な大きさの違いがあったパルサーとサニーもこの時期にコスト削減を理由に双児になった。バブル期には「史上最強のデートカー」と言われ、セリカやプレリュードを圧倒していたシルビアはひとクラス上のスカイラインとボディーが共通化された。トヨタのマークⅡ3兄弟に対してスポーティーのスカイライン、ゴージャスのローレルに加えてファッショナブルのセフィーロで挑んで明確な個性分けが好評だったが、セフィーロは販売不振だった大型FFセダンのマキシマの日本版にされい、レパードJフェリーに至ってはサイズ的に1クラス下であったセド/グロと共通化されてしまった。ここまで来るともう迷走である。それでもNo2のプライドからフルラインナップを維持し続けたため多額の債務超過に陥り経営危機を迎えた。99年にフランス・ルノー公団の傘下に入り、ゴーン社長の下で経営再建を図った。工場閉鎖とリストラに加えて、5つあった販売チャンネルを2つに統合して車種整理を行ない、双児や三つ子車はどんどん廃止された。その結果業績は回復し、一時は「V字回復」などとマスコミの話題にもなったが、実際には完全回復とは言い難い。さらにイメージ一新のため伝統のあったサニー、ブルーバード、ローレル、セドリック、グロリアを廃止して新車名になった。(スカイラインは車名は残っているが、元は北米インフィニティ向けに開発されていたFMプラットフォームを急遽国内投入されたモデルに引き継がれた)
シーマは01年に現行モデルにFMC(F50)。このモデルはベースの無いオリジナルとなる。03年にはプレジデントがFMC(PGF50)で兄弟車となった。しかしセド/グロの後継車フーガ(Y50)が登場すると寸法的に殆ど同じになった。インフィニティの兄弟車である「Q45」は「M45(フーガにQと同じV8:4.5エンジンを搭載)」に人気が集中してしまい、欧米では06年に中東では08年、最後に残った韓国でも09年に販売終了となっていた。
ところで今年4月にルノー・日産はダイムラーベンツと包括提携を発表した。エンジンや商用車の共同開発を合意したとあったが、多額の開発コストを要する乗用車でも共同作業が予想されていた。実際に5月にゴーン氏は「インフィニティとメルセデスの共同開発の可能性」を述べていたし、「日産では次期スカイラインが開発中止になった」と一部メディアが報じていた。FRの大型高級車はベンツの最も得意とする分野であり、Sクラスはライバルの指標になってきた。次期シーマやQはダイムラー・クライスラー時代の「クライスラー・クロスファイア」のようなモデルになる可能性が高い。
日産自動車は最高級セダン「プレジデント」とバブル期の高級車ブームの象徴だった「シーマ」の生産を8月末で終了する。9月施行の衝突安全基準への対応が必要だが、近年は販売台数も低迷しており、規制対応を断念する。日産では今後、2004年に初代モデルを発売した「フーガ」を旗艦車種に位置付け、高級車需要を取り込む。
プレジデントは初代モデルが1965年の発売で、トヨタ自動車の「センチュリー」と並ぶ最高級車として知られる。4代目となる現行車の価格は903万円から。2009年度は63台を販売した。シーマは1988年に発売した初代モデルが「シーマ現象」と呼ばれるほどのヒットとなった。ただ、4代目となる現行車は2009年度に294台の販売にとどまっていた。
両車種はプラットホーム(車台)やエンジンを共用しており、いずれも栃木工場(栃木県上三川町)で生産している。同工場では昨年11月に全面改良した「フーガ」も生産。新型フーガは月販目標の2倍近い月平均1500台を販売しており、今後はフーガが生産の主力となる。
小沢氏の国会招致に慎重=「政治的けじめ付けた」―枝野幹事長(時事通信) - goo ニュース
菅首相に早くもあだ名を付けた人がいる。しかも身内から。
「洗濯屋カンちゃん」(伝説のウ○ビデオみたいだが…)
民主党の田中真紀子・元外相は6日、大津市内で講演し、「政治は夢と理想を実現するツール(道具)。マニフェスト(政権公約)ばかり言っていたら夢のまま。新しく首相になった人が『クリーンでいきましょう』と言っているが、洗濯屋じゃないんですから。クリーンだけど何もできない人がリーダーなんですか」と、菅新首相の姿勢に疑問を呈した。
さらに、「民主党は現実の政治を動かしたことがない。(過去の)閣僚経験者も数人だけで、(表舞台から)追い出された誰かさんをおいて、人材がいないと思う」と述べ、「小沢外し」と指摘されている新閣僚、党役員人事をけん制した。
総統の座から小沢を引きずり降ろしたのが余程気に入らなかったようだ。ただ文句だけ言って何もしないのはどうなんだろう?彼女も外務大臣時代に「官僚は魑魅魍魎だ」と言っていたから理解できる部分もある。
だが、本当に「クリーンな政治をやりたい」と言うなら経験がなくても、言動で熱意は伝わるはずだ。その第一関門は政治資金問題だ。政倫審では「お茶を濁した」に過ぎず、民主党のアリバイ作りと評価される。これも拒否したり参院選後に先延ばしする事があっては野党の言う通りの「小沢隠し」となり、支持率は一気に落ちるだろう。小沢だけでなく鳩山もまとめて国会へ招致させるしかない。
総統を守ろうとする勢力は離党をチラつかせてでも抵抗するだろう。それでチビったら菅政権はそこで終わる。05年の小泉政権のように「出て行きたいヤツは出て行け」と言える覚悟を持つ事だ。
民主党の枝野幸男幹事長は7日夜、党本部で就任に当たり記者会見し、野党が「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎前幹事長の国会招致を求めていることに関し「(幹事長辞任により)一定の政治的なけじめを付けた。今までと劇的に状況が違っている」と述べ、慎重に対応する考えを明らかにした。その上で「本人の希望がベースになる」として、小沢氏の意向も踏まえ判断する考えを示した。
枝野氏は党運営に関し、「政治、民主党への信頼を回復しなければならない。意思決定プロセス、党運営の情報公開を進める」と強調。小沢氏が進めた幹事長室への陳情一元化について、「利権的との誤解を生むことがあった。透明性を確保するための改善を早急に進める」と見直す考えを示した。また、「きょうを機にわたし自身は企業・団体献金を一切受け取らない」と表明した。