MiddleDayTripperの徒然記

気ままな中年オヤジの独り言

厳罰処分の内容が気になる

2013-03-22 08:02:12 | 笑えるSpamの吊るし

久々に気になるメールが来た

件名: ※※※【重要連絡】※※※必ずご確認下さい。
昨日のお客様のファンタジスタ会員昇格が、[神代]様の不正入金による重大違反行為である事が発覚しました。
これを受け、お客様のファンタジスタ会員のご利用は現在、一時停止しており完全無料も中断されております。
なお、お客様に適用予定だったファンタジスタ会員効力も全て適用見合わせとなっております。
お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、当サイトとしましてもこの事態を重く受け止め、【緊急対処】を行いますので至急、下記ページをご確認下さい!
緊急対処詳細>>
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この事態を受けこのまま[神代]様への厳罰適用の運びとなりますが、今回の事を考慮し《救済措置》を検討しております。
それにつきましても至急、下記ページをご確認下さい
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※※【執行猶予】※※
※【本日24時】※
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↓※詳細確認※↓
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▼現状の事実説明▼
1、先日、お客様が昇格された【ファンタジスタ会員】ですが、お客様の意思ではなく[神代]様の不正入金による昇格だった事実が発覚しました。
2、【ファンタジスタ会員】であればお客様はサイト完全無料でご利用頂けるだけでなく、770万円の譲渡金も全額受取が可能でした。
3、この度の不正発覚を受け現在、ファンタジスタ会員効力適用は一時見合わせとなりました。
▼今後の対応状況▼
・お客様が無料で受け取れるはずの【770万円】の受取無効。
・[神代]様への【厳重処罰】執行の決定。
▼緊急特例措置▼
特例として緊急の救済措置を手配致しました。
お客様が救済措置を取って頂ければ、当初の予定通り、770万円受取・ファンタジスタ会員再始動、また、[神代]様への【厳重処罰】の回避処理を直ちに行います。
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=15670177
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=15670177
■お客様情報
NAME:特別ゲスト
ID:15670177

サッパリ意味が分からない内容だが、要は…

  1. IDが15670177の『特別ゲスト』の『ファンタジスタ』という会員資格が『神代』なる人物の不正入金の発覚により停止されている。
  2. 『特別ゲスト』は無料利用が出来なくなり、770万円が受け取れない
  3. 『神代』さんは厳重処罰される

で、これを回避する救済処置を用意

その救済で…

  1. 『特別ゲスト』は無料利用が継続、770万円が受け取れる
  2. 『神代』さんの厳重処罰も回避される

めでたし、めでたし…だそうな。

気になるのは『神代』さんへの厳重処罰の内容。他人の不幸は蜜の味。どんな厳罰が待っているのだろうか?

そっちが気になるんで、このまま放って置こう。

そう思ってたら、当事者の『神代』さんからのメールがあった。

件名:週末にお時間を頂く事は不可能なのでしょうか?場所を合わせてお逢い致しましょう岐阜駅1階のモスバーガー前での待ち合わせは可能しょうか?22日、23日、24日いずれか時間を頂きたいと思います。
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★☆★[AII]★☆★
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41歳女社長様から新着メールが届いてます♪
【タイトル】
週末にお時間を頂く事は不可能なのでしょうか?場所を合わせてお逢い致しましょう岐阜駅1階のモスバーガー前での待ち合わせは可能しょうか?22日、23日、24日いずれか時間を頂きたいと思います。
↓↓続きを見る・返事を出すにはこちら↓↓
httpころんすらっしゅすらっしゅwww2.aui-i.netすらっしゅuser.app?cmd=message&k=fb42d2938cc36ba1df9525b8b98ff8df&to
ID=1172369&resID=961368060
【AII事務局】
httpころんすらっしゅすらっしゅwww2.aui-i.netすらっしゅuser.app?memberID=8304186&password=8774&cmd=dispmember&id=
7508089
このメールは送信専用です。
お問い合わせは上記URLからお願いします。
━━━━━━━━━━w

アタマの中では「厳重処罰される事をと教えてあげなヨ」と囁く天使と「放っておいてどんな厳重処罰をされたのか?後できいてみようゼ」と囁く悪魔が戦っていた…ワケでもなく、天使は秒殺されてしまった。

ところで、岐阜駅にモスバーガーがあるのか…知らなかった。ウチからだと名古屋に出た方が早いんで、岐阜駅には殆ど行った事がないのだ。

どんな厳重処罰をされたのか?

また報告して下さいネ。神代サン

 


 


悪者を創出する過程を見た

2013-03-20 17:08:06 | TVの中のオバカさん

中学校給食、突然中止に 東京・狛江市、契約更新できず(朝日新聞) - goo ニュース

東京都狛江市のすべての市立中学校の給食が4月から中止されることが15日、分かった。市教育委員会と契約していた民間業者が2013年度の契約を更新しないためだ。市教委によると、4月までに代わりの業者が見つからず、中止せざるを得ないと判断した。文部科学省によると、きわめて珍しいケースだという。
給食が中止されるのは、市立の四つの中学校。生徒と教職員計約1500人の7割が食べている。同市の小学校は自校で調理しているが、中学校は、市教委の栄養士が献立を考え、民間会社の「三鷹給食センター」(三鷹市)が調理し、各校に届けている。
同センターの松山賢司社長が、市に契約を更新しないと伝えたのは、2月27日。市の担当者は「あまりに急なことで、対応できない。せめて、半年前には言って欲しかった」などと頭を抱える。学校給食は調理から2時間以内に配食するよう、学校給食法による基準で決まっている。市内や周辺では条件に合う業者がなく、新たに別業者を探すことが難しいという。

視聴率低迷に喘ぐお台場の象徴的な番組「とくダネ」で、この話題をやっていた。

全体の流れはこうだ。

  1. 該当する中学に通う子供を持つ母親とおぼしき人へのインタビューで「困ります」の声
  2. 狛江市の担当者が「突然の契約解除で困り果てている」
  3. 問題の業者の社長宅でインターホン越しのインタビューで理由は「事業縮小」と判明
  4. 業者を知る関係者の証言として「業者は賃金未払いを巡る労働争議で裁判になっている」事が判明した

これらのVTRとレポーターの話が終わると、出演者らは業者社長がカメラの前に出てこなかったのが気に入らなかったのか?一斉に業者批判を始めた。

だがちょっと待て。市と業者の契約について継続・打切りの話はどうなっていたのか?を一切紹介していなかった。この記事では市の担当者が「せめて半年前」と言っているが、事前の確認をする約束は出来ていたのか?さらに言えば、市の公共事業を委託するのだから、業者の経営状態などはチェックしていたのか?

業者に落ち度が無いとは言わないが、丸投げして慌てふためき被害者ズラしている市の責任の方が大きいと思う。

ネットでは業者の契約打切り理由を「放射能検査を受けたくないから」と言う書き込みも多いが、ニュース記事を見る限り根拠は無い。

TVの中の人達が、ネット情報からベビーフェイスとヒールの画ヅラを構成したのかも知れないが、出演者らは「業者は子供たちが困る事を考えていないのか?」と発言していたが、それを考えるのは受託した業者よりも、委託した市ではないか?

もっともこの番組の出演者(特にメイン司会者O倉氏)の意見じゃあ数字は取れないナ…

 

 


知る者と知らぬ者

2013-03-20 07:44:13 | Weblog

侍自滅V3夢散…内川、曖昧サインで暴走/WBC(サンケイスポーツ) - goo ニュース

リードされた試合の終盤で1死1・2塁でモーションが大きい投手。Wスチールの条件は整ってはいるが、バッターが左打席にいる。これではキャッチャーから見て3塁への視界は開いているから成功率は低いだろう。

内川の走塁ミスが指摘されているが、自分は違うと思っている。2塁ランナーの井端の動きを見ていなかった部分はミスだが、打者は何故スイングしなかったのだろうか?強振してバランスを崩し(たフリをして)ホームベースに身体を寄らせれば、多少なりとも捕手の送球を妨害できるハズだ。

グラウンドのプレーヤー全員の動きを見れる者とアクションしか見れない者の違いだろうか?

 


似て非なる2台

2013-03-16 21:20:40 | 細かい所が気になってしまう…

偶然、服のCMを見た。大河主演女優が地下駐車場を歩いていると、ヤバそうなオッサンとファンキーなオッサンの乗るクルマが近づく。そのクルマが一瞬名車に見えた。

勘違いしたのはルノー8で、実際にCMで使用されていたのはシムカ1000だった。

←ルノー8

←シムカ1000

識別点はトランク(RRなのでボンネットにあたる)が水平で、ヘッドライト下に小さなフロントグリルがあり、ウインカーがサイドフェンダーに回り込んでいた点だ。

この2台は60年代のフランス大衆車の代表でもあった。どちらも60年代初期に発売され、水冷4気筒1リッターエンジンをリアにマウントしているからか良く似ているが、その生い立ちが全く異なるので面白い。

ルノー8はナチス・ドイツ占領下で極秘に開発を進め、終戦後に発売した4CV(日本でも日野自動車が「日野ルノー」としてライセンス生産)と上級車種となるドーフィヌ(日野ルノーの後継車コンテッサもプラットフォームは共通)の流れを汲む4CVの後継車。8をベースにした競技仕様のゴルディニはヨーロッパのレースやラリーで大活躍した。73年にFFの12や6に交替して本国での生産を終了した。スペインのFASA-Renaultやルーマニアのダチアでは76年まで生産。

シムカ1000は親会社(当時)であるフィアットが主力の600の上級車となる850用に新開発したエンジンをフランス向けに944ccに拡大。独自のボディを加装したモデルだった。しかし会社がヨーロッパ進出を目論むアメリカのクライスラーの強硬な買収工作に遭って後継車が開発できない状況に陥り、17年間生産された。こちらもゴルディニのようなスポーツモデルがあったが、登場が73年と遅かった。理由は元々ベルトーネのデザインによるクーペがあったが、販売方針変更で71年に生産終了していたのと、背景にはモータースポーツ参加より販売テコ入れ策だった事である。シムカ1000は77年にクライスラー・オムニのフランス版となるオリゾンが登場し78年に生産中止となった。会社はオリゾン発表直後にクライスラーが経営危機に陥り、プジョーに売却され、社名をタルボに改称し、OEMで販売していたが、80年代後期に完全吸収されて消滅した。

シムカ


JAPAN is No.1の最期

2013-03-10 23:07:00 | Weblog

ルマン「90年代の一台」にマツダ車 ファン投票で(朝日新聞) - goo ニュース

今年90周年を迎える耐久レースの最高峰、フランスでの「ルマン24時間」の1990年代のベストマシンに、マツダ787Bが選ばれた。91年に独自のロータリーエンジンで初優勝。日本車として唯一、欧米の名だたるメーカーとともに、「伝説」として名を連ねた。
ベストマシンは、20年代~2010年代の計11台。ルマンを主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)が90周年を記念してアンケートを企画。初開催の1923年から現在に至るまで、数百台のマシンの中から10年ごとに区切ってインターネットによりファン投票を実施した。
約2万人の投票をもとに、ACO幹部や著名なエンジニア、過去の優勝ドライバーが1台に絞り込んだ。マツダ787Bが選ばれた90年代は、「甲乙つけがたい」として、地元フランス勢で92、93年と連覇したプジョー905も同時に選出された。

80年代末期のロードスターの爆発的ヒットを受けて、マツダは軽自動車から普通乗用車までフルラインアップを4つのチャンネルで販売した。またフォードにプラットフォームを提供するなど世界メーカーとなっていた。

787B。前年の787の改良型で最大の特徴は直線番長だったマシンをワインディング重視に換えた点だった。エンジンは787と同じくR26B4ローターエンジンだが、弱点だった可変吸気バルブとテレメタリシステムを改善していた。ドライバーはF1からジョニー・ハーバート(ロータス)、ベルトラン・ガショー(ジョーダン)、国内F3000選手権に参加していたウォルカー・ヴァイドラー。またオブザーバーとしてル・マン最多優勝のジャッキー・イクスが参加した。

当時のル・マンはSWC選手権シリーズの一戦だった。この年、SWCのレギュレーションは前年のF1に倣い「3.5リッターノンアスピレーションエンジンで最低重量は750kg」に変更された。しかし従来のマシンも重量ハンデを背負い参加OKとされた。しかしワークス勢のトヨタはWRCに専念すると参加を辞退。日産も揉めた挙句に主催者が参加資格を取り消した。プライベートチームのポルシェ962Cは最低重量1tだったため、「レースにならない」と抵抗し950kgにされた。マツダはノーマークだったため830kgだった。それでもポルシェの新企画エンジン供給が間に合わず、出走台数は過去最低となった。新企画マシンを持ち込んだのはザウバー・メルセデス、ジャガー、プジョーだったが、ザウバーC211は持ち込んだだけで走らず、ジャガーのXJR-14は1台のみ予選を走行し通過したが、本戦前にリタイアだった。

レースの目玉は5リッターV8ターボの「シルバーアロー」メルセデスC11対7.4リッターV12の「重戦車」ジャガーXJR12だった。プジョーの新企画マシン905は実戦耐久テストで完走など考えてもいなかった。(一説には目玉がないレースだったので主催者がプジョーに頼み込んで参加させた)

実際にレースが始まるとC11が先行しジャガーが追いかける展開となった。燃費の悪いC11がピットインする間にXJR12が差を詰めるが、ピットアウトするとまた差が広がるを繰り返しながら夜になっていった。両チームは「ロータリーは燃費が悪い。夜が明ければ消えている」と予想していたが、夜明けになると787BはXJR12と同等タイムで追走。ジャガーが気づいた時はもう遅かった。12時間経過頃から787Bのペースが上がったが、XJR12は燃料の問題があり追撃出来なかった。ジャガーの脱落を見たメルセデスのトップ2台はペースを上げたため、787Bはまた差を広げられた。

ところが2位の31号車のトランスミッションがブローしピットイン。交換に20分かかった。これにより787Bは2位となった。トップの1号車はペースを上げたが55号車は喰らいついた。メルセデスは残燃料を睨みながらのレースとなった。そして21時間経過した頃にオーバーヒートとトランスミッショントラブルを起こした。787Bのボディーブローで1号車がついに倒れた。55号車はトップになった。30分でピットアウトし猛追にかかったが、直後にガスケットが吹き抜けた。何とかピットに戻ったが、修理はほぼ不可能でリタイアとなった。生き残った5位の31号車もペースを上げられなかった。2-4位のXJR12もゴールまで燃料がギリギリだった。ロータリー最後のル・マンでマツダは悲願を達成した。なお31号車のドライバーにはカール・ヴェンドリンガーとミハイル・シューマッハーがいた。

マツダは新規格となった92年もMXR-01でル・マンに参戦した。TWRの協力でXJR14をベースにしたマシンでエンジンはF1やF3000のサプライヤーで有名だったジャッドのGVをベースにマツダが開発したものだった。決勝は悪天候だったが、MXR-01はテール・トゥ・ノーズのウォータースクリーンバトルを展開したが、空調システムの故障でペースが落ちて4位だった。初参戦のトヨタTS010が2位だった。経営悪化でマツダは92年を最後にル・マンから撤退した。

F1ではホンダが新開発のV12エンジンを搭載したマクラーレンMP4/6のセナが開幕4連勝で始まったが、ルノーV10エンジンのウィリアムズFW14のマンセルが猛追。ドライバーとコンストラクターのタイトル争いは鈴鹿までもつれた。レースは逃げるセナを追撃したいマンセルを2位のベルガーが抑え込む展開となった。焦れたマンセルが1コーナーでコースアウトしてリタイア。セナの2年連続3度目のチャンピオンとコンストラクター4連覇が決まった。最終ラップでセナはコース観客に手を振るなどペースを落とし、最終コーナーで追いついたベルガーに1位を譲った。

翌92年にはホンダエンジンのパワーをマイチェンのボディでは受け切れずバランスを崩しており、ウィリアムズ・ルノーに追いつけなかった。ホンダも経営悪化を理由にF1から撤退した。

91年は自動車競技で世界を席捲したJAPANパワーの神話が終わった年でもあった。

 


理想は教師でなく講師?!

2013-03-01 22:08:11 | Weblog

尊い命問いかけた課題 「安易な体罰許さぬ」風潮浸透(産経新聞) - goo ニュース

◆読者の声2千通超
学校現場などでの「体罰」をテーマに、1カ月以上にわたって続けてきた今回の連載。読者の方々から意見や提言、体験談など2千通を超えるお便りが届き、この問題に対する関心の高さをうかがわせた。教員らによる体罰では、スポーツ指導上は否定的な意見が大半を占める一方、生活指導上は意見が分かれる傾向もあった。大阪市立桜宮高校の生徒自殺をきっかけにした今回の問題は、なお社会全体で考えるべき課題を投げかけている。
法務省が1日発表した昨年の人権侵害救済件数では、教職員による体罰が過去最多の370件を記録。桜宮高の問題が発覚した今年はさらに増加する可能性がある。心理カウンセラーの内田良子さんは、過去最多になった要因について「学校に人権を守る環境が整っていない証しではないか」と指摘。「今回明らかになったのは氷山の一角で、実際の体罰はもっと多いだろう」とみている。
小欄では、桜宮高のケースで問題となったスポーツ指導における体罰と、非行生徒らに対する生活指導での体罰に分けて考えてみた。長文の体験談を赤裸々につづる人も多く、真摯な思いでこの問題と向き合う読者の多さに驚かされた。
スポーツ指導では「殴ってもスポーツはうまくならない」といった意見が多く、体罰に否定的な声が圧倒的だった。ただ、生活指導では少し様相が異なり、「どんな体罰も許せない」という意見の半面、「ある程度の鉄拳制裁は必要だ」という声も根強かった。
特に、現場の先生たちの意見は切実だった。ある高校教員は、あえて「殴ってみろよ」と挑発する生徒の存在を指摘。「教員だから耐えろというのか。まじめに指導する先生が悪なのか」という訴えに、対応の難しさがにじんでいた。
◆社会的議論が必要
仮に生活指導でも一切体罰を認めないとするのなら、他の生徒や教員に危害を加える生徒に対しては「出席停止」などの強硬措置を取りやすくする環境整備が必要になる。しかし、「教育を受ける権利」などとの兼ね合いもあり、反対意見も少なくないだろう。
寄せられたたくさんのメッセージを読みながら、平成18年8月に福岡市で飲酒運転の男が引き起こし、幼児3人が死亡した事故のことを思い出した。それまでも「飲酒運転はしてはいけない」という認識はある程度浸透していたが、事故をきっかけに「飲酒運転は許されない」という社会的な意識が明らかに高まった。
体罰の問題でも、教員らの意識、態様によって、悪質な事例から一定の同情が寄せられるようなケースまでさまざまだろう。ただ、桜宮高の問題をきっかけに、少なくとも「安易な体罰をする教師を許さない」という風潮は浸透したと思う。今後も議論を重ね、社会全体でこの問題と向き合っていくことが必要だ。
小欄には国内だけでなく海外からもメールが寄せられ、中には「私の意見がなぜ載らない」「返信がほしい」といったご指摘もあった。十分にお応えできなかった点はおわびしたい。
「『体罰』を考える」は今回でひとまず区切りとするが、この問題は、まだ議論が尽くされたわけではない。今後、改めて考える機会を設けたい。

この事件はモヤモヤしたままで終わった。彼を自殺に追い込んだのは解雇された教師だけか?最終的にはそうかも知れないが、行程の大半は母親では無かったのか?と思っている。この事件の本当の被害者は桜宮高校の在校生や卒業生だ。学校と市教委が隠蔽したとしてマスコミが騒ぎ、市長が出てきて学校を侮辱する発言をした上で体育科の募集を停止させたが、その後どうなったのか?市教委も学校もペナルティーは未だ無い。在校生は「桜宮」と言うだけで嫌がらせを受けたり、バイトを解雇されたりしている。

「体罰=悪」の風潮から女子柔道の騒動が出た。色々あったが結局彼女らと監督コーチは全柔連の内部抗争に利用されただけだと思う。その中で「言葉の暴力」が生まれ、こちらも教育現場で問題化しつつある。

また学校の統廃合を巡って小学生の自殺があった。これは自殺をして統廃合反対の意思を示したのだが、桜宮高校の騒動も原因のひとつだったと思う。橋下大阪市長は前府知事でもあり、間接的に子供を死に追いやったと言える。

今朝のワイドショーで教師がモンスターペアレントを相手に名誉毀損の訴訟を起こした裁判で敗訴したニュースをやっていた。保護者が教師に対して執拗なストーカーまがいの抗議を行なったそうだ。事の発端は算数のテストの答案を巡るトラブル。保護者はマスコミのインタビューを受けていたがかなり弁が立つように思えた。あの調子で「何でウチの子を」とやられたらかなりプレッシャーになるだろう。判決は名誉毀損に当たらないとしているが、理由の中で保護者の行動がエスカレートしている点を指摘していた。問題はこの判決を保護者が子供にどう伝えるか?「あの先生をとっちめてやった。勝った」と言うとしたら、子供は増長してイジメなど次の問題に発展するだろう。もっと言えば発端となった出来事が本当は子供がウソを吐いていたとしたら、子供がどう思うか?だ。大事になってしまったと恐怖を感じているなら未だ良いが、「親は自分の意のままになる」と思いながら笑っていたとすると・・・背筋が寒くなる。

そのワイドショーでコメンテータ(自称:頭の良い人)が「教師は子供はお客さんと言う意識を…」とホザいていた。

「患者はお客さん」を思い出した。30年近くも前の話だが、ビジネスレッスンで聞いた言葉だった。「これからの社会は病院だって患者はお客さんと言う意識が無いと…」と言った講師に「一般のモノやサービスを提供する企業や意味も無くエラそうに踏ん反り返っている役所の連中はそうだろうが、病院に当てはまるのか?」と反論した。講師は半笑いで「病院だって患者に医療行為のサービスを提供してますよ」と説明したが、「国民皆保険の日本では患者ではなく患者の加入している保険組合だ。また患者の希望を全部聞き入れてたら治療などできなくなる」と反論したら顔を真っ赤にして怒り出したんだった。

しかし現実では患者はお客さん化していった。触診をセクハラ、忠告をパワハラと怒りだす患者が出てきて病院は患者に対してガードを固めた。その結果、医師は患者の反対側のモニターを見て話をするだけの治療が平然と行なわれている。

マスコミや教育評論家の言う理想の教育をするには、教師は要らない。大手学習塾のような講師で良い。マジメに授業を受ける生徒など前の方だけでいい。後は何をしてても注意などしなくて良い。子供の成長など一切気にする必要も無い。集団行動や道徳はそれ専門の学習塾を作れば良い。

ただし社会に出た試練は相当だろうが、その恨みは自分の親で晴らして欲しい。