MiddleDayTripperの徒然記

気ままな中年オヤジの独り言

もう死んでいる…かも…

2007-06-21 01:17:38 | Weblog

テレビがスポーツを殺す。

ナンバーに面白いコラムがあった。確かに昔のスポーツ中継は時々「珍プレー」をそっと追っていた。ガラガラの球場の外野席の片隅で口づけを交わすカップル、ホームランボールを取ろうとして激ゴケするオジサン、隠し球プレーなど…。カメラワークにある程度の忍耐強さが無いと撮れない。

ライターの海老沢氏の言う通りだ。今のテレビは芸能人もスポーツ選手も事件・事故の当事者もみんな同じくくりで捉えているのかも知れない。

実況アナウンサーが無意味に興奮して叫んでいる隣で、解説者の大半はオベンチャラか悪口しか言えない。

今話題の大学野球とアマチュアゴルフの2人の王子様はテレビの偶像にしか見えない。プロの選手なら、まだイイ。売れてナンボなのだから、芸能人と同じ括りになってもある意味仕方ない。だが、彼らはアマチュアなのだ。テレビなどのマスコミが煽りたて、お神輿に乗せられているからだ。

TBSの盗聴未遂と取材ヘリの競技妨害は、「視聴者のため」みたいな言い訳をしていたが、視聴者をナメているとしか思えない。

海老沢氏と違う点がひとつだけある。テレビも死んでしまうと言われているが、テレビは報道分野では、もう死んでいると思っている。ドラマ分野も衰弱が激しい…・テレビはスポーツを道連れにしたいのだろうか?それだけは止めて欲しいのだが…。


ワイドショーが入れ替わってる…

2007-06-20 09:45:07 | Weblog

渋谷「まるで戦場」、ひざにガラス破片 温泉施設爆発(朝日新聞) - goo ニュース

東京都渋谷区松濤1丁目の温泉施設「渋谷松濤温泉シエスパ」の関連施設で19日に起きた爆発事故。

今朝の各局ワイドショーもこのニュースがほぼトップだったのだが…。

「めざましテレビ」では、事故の惨状だけでなく、事故原因とされるメタンガスの現状や対策、問題点までわかり易く簡潔にまとめていた。さすがは朝の情報番組と言った感。

ライバルの「朝ズバ!」は、犠牲になられた従業員のご遺族のコメントや事故直後の映像をスクープと称して放送。さらに管理会社の会見を放送していたが、もうベビーフェイスとヒールの関係を構築させていた。おまけに現場レポーターが何度も「事件現場」と言いかけては「事故現場」と言い直し…。さすがは朝の失笑番組。

8時台のワイドショーもこのニュースがトップだったが、この次の話題で、日テレの「スッキリ」は中国の拉致監禁違法労働で、テレ朝の「スーパーモーニング」は国内のえん罪事件だった…。

この2番組。「打倒!とくだね」なのだろうが、半年ほど前までは「スパモニ」が北朝鮮・イラク・中国など国際問題や政治ネタを結構メインに取り上げていたのだが、最近立場が入れ替わっている気がする。

「スッキリ」でこれらのネタを扱ってもコメンテータがいかにも役不足だ。テリー○藤さん達では、コメントもボロを出しているだけで終わっており、「ホントはボク達、バカなんです」と言っている様なもの。

「スパモニ」もコメンテータをズラーっと並べているが、これまたみんな役不足と言うか、与えられるテーマが外れているというか…、烏合の衆に成り果てている。

早朝から続く失笑番組の「ほっとけない!コーナー」は問題外で勝手にやってるみたいだが…。

小倉さんの独走体制は当分続くんだろうなぁ…


う~ん…何で??

2007-06-16 21:47:37 | Weblog

乗ってみたいオープンカーランキング(gooランキング) - goo ニュース

F430や911、SLにS2000は判るのだが、何でSCなんだろ?

街中でSCに出会う確率は、この中で言うとF430やXK、DB7並みなのに…。

さらに経験から言えば、これからの季節はオープントップにとっては最悪のシーズンだ。まずクソ暑い!次に顔が排気ガスで真っ黒になる。ロードスターとSLKに乗っていたのだが、大型トラックなどのマフラーがちょうど顔の位置になるのだ。

オープントップにとって一番イイ季節は3月や11月だと思うのだが…

ところで60くらいになったら、またSLKに乗ってみたいものだ。シルバー辺りでハンチングでも被って…。隣には若いオネエちゃんを乗せて、違う意味で「パパ」と呼ばれてたいなぁ…

 


張サンに喝!!

2007-06-10 22:44:08 | Weblog

ハニカミ騒動の(アッコにおまかせは仕事で見れないので)最後を飾ると思い、サンデーモーニングを見た。目的は大沢親分と張サンのスポーツコーナーだった。

ところが、「牛歩戦術」なのかプロ野球と(普段はサラっと流す)サッカーの時間がやたら長くて肝心のハニカミ騒動までなかなか進まない。

やっとそのフリップに進んだが、関口さんが「惜しかったですねぇ」と言った所で、親分が「そう言えば、なんかあったんじゃないか?」となり、騒動の話題になった。大沢親分は、TBS社長の意に反して(?!)普通の「喝」だったが、張サンはTBSの行為を「わからないでもない」と言った。「え?!」と思ったが、「世間でこれだけ騒がれているんだから、言葉のひとつも取りたくなりますよ」と続く。岸井サンが慌てて「絶対にやっちゃダメです」と言って、次の競技へ移って行ったのだが…。

張サンの言葉が自身の思いなのか、制作者の“仕込”なのかはわからないのだが…。

これだけの放送局だから、後者だと思ってしまう。その後のやり取りも「臭い三文芝居」に見えてくる。

視聴者の要望に応えるためにマイクを仕込む…のなら、子会社の横浜ベイスターズの全選手にマイクを付けてナイター中継をやってはどうか?バッターとキャッチャーやマウンドでのやり取りは非常に気になる。

ついでにTBSの女子アナにマイクを仕込んで欲しい。週刊誌等での色んな話題は本当なのか?を知りたい。

これなら業務命令で押し通せば文句も出ないし…。

このコーナーの後で、「陸自が市民団体監視」の内部文書を共産党が公表した(ハニカミ騒動とコムスンで目論見が外れてしまったが…)話題を取り上げ、批判していたが、何の説得力も無かった。下手なお笑い番組よりも笑えたシーンだった。


謝ってるのはヨソの人…

2007-06-09 23:36:50 | Weblog

TBSは順位まで捏造?!

TBSのブロードキャスターの「お父さんのためのワイドショー講座」を見ていたが、例のハニカミ騒動の順位がおかしいと思った。パリスヒルトンよりも下になってるけど、先週、自分が見ただけでも、他局の情報番組やワイドショーでもっと取り上げていたハズ。TBSはこれを隠すためにストップウォッチまで捏造したのかな?

その競技の模様もとっておきの競技中の空撮Vは使っていないし…。

で、このコーナー終了後、司会のトメさんとクボジュンが謝罪コメントを述べていた時、ふと思った。ピンポンの福澤さんも福留さんも元日テレで「ズームイン」の先輩後輩。つまり他所の人が謝罪しているだけで、社員の謝罪は無い

どちらの番組も次のコーナーで局アナが高いテンションで雰囲気を変えてるのだが、この演出も何だか見てるとハラが立つ。

さて明日はサンデーモーニング。社長の望んだ「親分の渇!」があるわけだが、明日も関口さんだから、謝罪があったにしてもまた他所の人だ。

これもTBSの体質なんだろうか?…

ところで頂いたトラックバックに面白いYoutube動画があった。みのさんが「お母さんのための王子観戦マニュアル」というフリップを持って喋っているのだが、このフリップには、

同組の人に盗聴マイクを仕込んではいけない

取材ヘリを低空で飛ばしてはいけない

とは書いてないから、TBSはやったんだろう…(まさか

みのさんの「絶好の快晴微風のコンディション」が何とも皮肉っぽくて良い

絶好のコンディションをブチ壊したのが、取材ヘリだったんだろうナ…

トラックバックで紹介を頂きありがとうございました。

 


馬の耳にオダブツ…

2007-06-09 01:16:03 | Weblog

TBSの不二家めぐる報道、「放送倫理検証委」が審理決定(読売新聞) - goo ニュース

近日中にTBS放送免許停止マジック点灯?! 

民放とNHKで構成する第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の新組織「放送倫理検証委員会」(委員長=川端和治・大宮法科大学院大学教授)は8日、東京都内で第2回会合を開き、TBSの不二家をめぐる報道を審理することを決めた。

弁護士の小町谷(こまちや)育子委員長代行らの調査チームが事実関係を精査、来月13日の次回会合で捏(ねつ)造の有無について話し合う。

同局の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」は今年1月22日の放送で、「不二家が賞味期限切れのチョコレートを再利用していた」と報じたが、不二家側は「事実に反する」と反論していた。

記者会見した川端委員長は、委員全員でビデオを見た結果、「番組内容は虚偽の疑いが否定できないと判断した」と話した。

BPOに「ヤラセか仕込みが濃厚」と言われてる様なモンだけど、「仕込み」と断定された時のアノ社長のコメントが見ものだ。

①ハニカミ騒動と同じく「バッカじゃないの」で居直り

告発者とされる?!元従業員の女性に全部おっ被せて被害者ヅラ

③NHKや関西テレビの様にゴールデンで謝罪放送

選挙前なら自民・公明をニュースやワイドショーで必死にヨイショ

う~ん…参院選挙前なら1-4。後なら1-2だね…

話は変わるが、今日の「NEWS23」に映画監督の大林氏がゲストで出演していた。

コムスン問題でのグッドウィルの社長の謝罪会見と、社会保険庁の年金問題で柳沢大臣の国会での謝罪答弁が放送された後で、コメントを求められた大林氏は、

「子供に見せられない。不祥事や事故に対するトップの謝罪会見や居直り会見ばかりでは」と語った。「アレ?今日は謝罪会見だけで居直り会見は無かったのに…」と思ったが、しばらくして「ハニカミ騒動でのTBS社長の居直り会見」の事だったんだな…とわかった。

コメントに対し礼の述べる司会者の微笑が、引き攣っていた様に見えた…

ところで「ハニカミ騒動」で福澤さんは、非を認め株を上げたなぁ。こっちの不二家騒動で「コメントは放送作家の書いた物を読んだだけ」と自己弁護に終始したみのもんたさんは福澤さんの分だけ株が急落するだろうナ…。前にヤラセが発覚して打ち切りになったフジの「愛する二人別れる二人」でも「知らなかった」の一点張りで逃げ遂せたから、同じ手を使ったんだろうけど…。


Final Count Down!

2007-06-07 18:25:59 | Weblog

福澤アナ、TBS系「ピンポン!」遼クン盗聴工作で降板示唆(サンケイスポーツ) - goo ニュース

TBS系情報番組「ピンポン!」の外部プロダクションディレクターが、“ハニカミ王子”こと石川遼選手(15)の声を盗聴するため、関東アマゴルフ選手権で同組の選手にピンマイクの装着を依頼していたことが6日、分かった。司会者の福澤朗フリーアナ(43)は番組内で「身の振りよう、番組の責任の取り方を考えています」と“降板”も示唆。同局の井上弘社長(67)は定例会見で「一言で言えばバッカじゃないかという感じ」と同ディレクターを痛烈批判したが、局自体の報道姿勢についての謝罪はなかった。

「心から、心からおわび申し上げます」。「あまりにも非常識な当番組の暴挙であります」。相次ぐ謝罪の言葉。そこに、いつもの自信に満ちあふれた福澤アナの姿はない。

石川選手の同伴選手にピンマイクの装着を依頼するという番組スタッフが犯した過ちに、「今の気持ちを率直に言うと一番信頼していた友人に裏切られたという気持ちです」と視聴者に訴えた。途中、こらえきれず涙声になる一幕も。同局の木村郁美アナ(34)に画面が切り替わった後も、隣に立つ福澤アナの鼻をすする音や嗚咽がもれる音が聞こえた。

17年6月に日テレからフリーになった福澤にとって「ピンポン!」は、初の昼帯レギュラーであり、早稲田中学、早稲田高校で卓球部に所属していたことが番組タイトルの由来にもなっており、福澤の無念、悔しさも相当なもの。この日の謝罪の中で「ぼくはこの番組の総合司会者です。総合司会者は当然総合責任者という意味も背負うわけです」とし、「ぼく自身の処分、身のふりよう、番組としての責任を考えている」と降板をにおわせる発言もあった。

石川真実編成局長は、放送での福澤アナの様子、発言について、「感情が高まっていたようだ。信頼していたスタッフへの叱咤激励と受け取っています。前日にゴルフ場のマナーについて自分が話していただけに、なおさら、感情的にもなったのでしょう」との見解を示した。また、現時点で、福澤アナからは、降板の意思表示などは「ありません」とした。

今年1月、捏造問題が発覚した関西テレビ「発掘!あるある大事典II」は打ち切り。その後、テレビ界への風当たりは強くなっているだけに、“最悪のケース”も考えられる。

この騒動。最初に聞いた時、ひと頃ネットで話題になった「TBSロケバスの違法駐車」を思い出した。「報道」や「Press」と言う腕章と「報道・表現の自由」をタテに「国民の知る権利」を利用して、報道される側の迷惑などお構いなしやりたい放題のTBSの傲慢さが出ていると思った。

ちなみに他局の朝のワイドショーがこの騒動を取り上げていた時、「朝ズバ」の「ほっとけないコーナー」では必死になって年金問題をやっていた…。今回の一連の騒動もTBSのニュース、ワイドショーでは一切出ていない。近い将来、TBSのニュースは女子アナが「チマチョゴリ」を着て原稿を読み始めるのかな?将軍様の国のニュースの様に…。

その他局のワイドショーで判ったのだが、未遂に終わったこの“盗聴”よりも夕方のニュースが飛ばしたヘリの騒音が相当ひどかったらしい。これは様々な事故現場での、取材ヘリの騒音が救命活動に支障を出しているのを思い出した。

ところで、TBS&福澤アナの騒動と言えば、白インゲンの健康被害騒動を思い出す。「あるある~」がかなりバッシングされてたが、健康被害が無かった分だけTBSよりはマシだったのだが…。その番組も終了しているが、TBSは「予定通り」の一点張りだった。

この記事の社長や編成局長のコメントは「朝ズバ」の不二家騒動を思い出す。MCのみの氏が怒りの表情で「自主廃業すべき!」と大ミエを切ったのだが、不二家が反論。ここでもTBSのトップは「自主廃業する覚悟で再出発をして欲しいという叱咤激励だと思う」と弁明していたが、「この弁明が通るなら大臣の失言をTBSは追及できない」と痛烈に皮肉られていた。もっともこの会見で「事実が確認できない報道でも、捏造やヤラセは無いと思う。」と社長の発言に「確認が取れなくても報道するTBS」の怖さを見た。

役所や企業が不祥事を起こすと、TBSのワイドショーも「何とかのひとつ覚え」が如く「社会的責任を問う」と言っているが、「一番問いたいのはアンタらだよ!」と言いたい。トップが腐っているから組織も腐るんだろう。

番組の打ち切りよりも、TBS自体の放送を打ち切らないとダメなんじゃないの?

いっその事、楽天に買収でもされて、

社会保険庁と一緒に解体してもらったら?TBSの社員の皆さん


メディアに感化された人がまた1人…

2007-06-05 17:23:39 | Weblog

「弁護士を処刑」日弁連に脅迫状 光市母子殺害めぐり(朝日新聞) - goo ニュース

山口県光市で主婦と長女が殺害された事件をめぐり、日本弁護士連合会あてに脅迫状が送られていたことがわかった。被告の元少年の主任弁護人・安田好弘弁護士の名をあげ、模造の銃弾のようなものも同封されていたという。日弁連は封書が届いた先月29日、警視庁丸の内署に相談し、封書を任意で提出した。同署で鑑定するなどして調べている。

関係者によると、脅迫状は「元少年を死刑に出来ぬのなら、元少年を助けようとする弁護士たちから処刑する」「裁判で裁けないなら、武力で裁く」「最悪の場合は最高裁判所長官並びに裁判官を射殺する」などとワープロで打たれていた。

この裁判はワイドショーやニュースショーでクローズアップされ、(裁判と言うルールの上で取れる方法を示しただけなのだが…。)弁護団の争点を全て否定する様なVTRを流し、MCやコメンテータと言う「頭の良いフリをしたおバカさん」達の批判が集中していた。この脅迫状もそれらに感化された人間が送りつけたのだろう。

若干状況が違うが、尼崎での脱線事故後の騒動を思い出した。メディアの過熱し過ぎた取材合戦が、JR西日本への過剰なバッシング報道になり、それに感化された人々によるJR職員への暴行事件だ。

この犯人が逮捕された時に犯行動機を何と言うのだろう?