MiddleDayTripperの徒然記

気ままな中年オヤジの独り言

名古屋市民はデロイアの独立派?!

2011-02-18 21:40:24 | 永田町のおバカさん

民主崩壊 窮地の小沢派、展望なき造反 比例16人「倒閣宣言」(産経新聞) - goo ニュース

「太陽の牙ダグラム」は30年前にテレ東で放送されたロボットアニメ。顔がヒューイコブラのガナーシートになっており、ミリタリー色が強いデザインだった。

あらすじは

殖民地惑星デロイアは地球政府からの資源搾取と差別・圧政に苦しんでいた。軍の一部がクーデターを起しデロイア政府要人を監禁してデロイア独立を宣言する事件が発生する。父を人質にされた主人公クリンは軍の救出部隊とともに突入して父を無事に救出した。しかしこれはデロイア市民の不満をガス抜きするためにクリンの父と軍が仕組んだ芝居で、事件後にクーデター首謀者は釈放され、デロイア代表となるが、実際はクリンの父が院政を敷いた。クリンの父はクーデターで蜂起した者を徹底的に弾圧して独立派はゲリラとなった。取り締まりを逃れた独立運動指導者サマリン博士は地球製の戦闘ロボット(コンバットアーマー)を凌駕するコンバットアーマーを完成させた。これがダグラムだ。
ところがクリンは父に利用されて軍に尾行されており、サマリン博士とダグラムを軍に奪われる。責任を感じたクリンは軍施設に潜入してダグラムの奪還に成功し、博士も独立派ゲリラによって救出された。クリンは独立派ゲリラに加わり、そのグループは「太陽の牙」と呼ばれた。
質量とも優勢な地球連邦軍に対して独立派ゲリラは多くの犠牲を払いながら勝利していく。
泥沼化するデロイアの内戦を収拾するために地球連邦政府はラコック弁務官をデロイアに派遣し立て直しを図る。ラコックは狡猾で内乱で疲弊したデロイアの実権を掌握する計画を立てる。
独立派は大都市に侵攻して政府軍を打ち破り、サマリンを首班とする独立政府を樹立する。ラコックは独立派の中で和平派リーダーのカルメルと接触する一方でサマリンら強硬派との戦闘を継続するが、連邦軍は敗走を続けた。
地球連邦軍は最後を拠点に追い込んだ時に独立政府内で内部抗争が発生し、サマリンの実権は剥奪され、カルメルが首長となり実権はラコックが掌握。独立解放軍の武装解除を条件にデロイアの独立は認められたが、独立強硬派は再び反乱ゲリラとなり地球連邦軍だけでなく、かつては同志だった治安軍からも追われる身となった。彼らは再びサマリン博士を救出したが、今度は国家元首誘拐の罪を着せられる。救出の際にサマリンは負傷するが、カルメルを説得するため行政府へ向かう。「このまま『太陽の牙』を殺せば、不満を持つ国民が一斉に蜂起してデロイアは再び内乱になり。今度は地球連邦が本格介入して来る。二度のデロイアの自治はできなくなる」カルメルは説得に応じて、連邦政府に対して内政干渉と抗議する。サマリンは包囲された太陽の牙に向かい、武装解除を説得して絶命した。
治安軍はクリンらを包囲している連邦軍の間に入り対峙する。
しかしこれこそがラコックの狙いだった。デロイアと地球連邦の全面戦争に発展させ、その利益を独占する企みだった。全面戦争に備えて地球に向かおうとするラコックは銃撃されて命を落とした。撃ったのは独立派ゲリラの情報をラコックに流していた元独立派デスタンだった。
カルメルは「太陽の牙」の射殺命令を撤回して、連邦政府の代理人との独立交渉に入った。
クリンはダグラムを焼却廃棄した。「様々な人間が裏切ってきたがダグラムだけは裏切らなかった」と

終盤はロボットアニメと言うより政治アニメだった。当時は「面白くネェ」と思ったが、今小説やコミックを読み返すと面白かった。

先日のトリプル選挙で、大村・河村・議会解散と投票して、再選された河村市長の「市民革命の成果だ」に喜んでいた名古屋市民はまさにデロイアの独立派ゲリラではないだろうか?

河村に「カネに汚い市議会議員は追放しよう」とそそのかされるままに喜んでいたら、もっとカネに汚い民主党Aの指導者がやって来る。名古屋は五輪招致に続いて日本中の笑い者にされるだろう。統一地方選の県会議員選挙で知事と市長のリコールでもやらない限り。

 

 


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