愛知で中学で教諭刺され重傷 18歳卒業生を現行犯逮捕(共同通信) - goo ニュース
「政府が悪い」「官僚、役人が悪い」「社長が悪い」「教師が悪い」「社会が悪い」…「あなた以外の誰かが悪い」…。
最近のメディアは事件・事故が起きると大半でこんな論調に終始している。
9.11テロあたりから始まったとされる「悪いのは彼ら」と言うメディアの論調。
今回の事件の犯人もバスジャックの犯人も犯行動機は「悪いのはボクじゃなくて、アイツらだ」である。この犯人も9.11の頃と言えば小学校の高学年にあたる。
彼らが社会に触れ始める頃、「イラク人質事件」が発生したが、この時も発生直後のメディアは「自衛隊を派遣した政府が悪い」に終始していた。学校でのイジメが原因とされる自殺が社会問題化した時も「イジメられる側は悪くない」、社会人の自殺も「格差社会が悪い」の一辺倒で「自殺」に対する批判は無かった。
「善玉と悪玉」が作らないと報道できず、「悪玉」は海の底に沈み、動かなくなるまで押えつけ、叩かないと気がすまないメディア。
最近の放送局の予算不足や相次ぐ雑誌の休刊は、この暴走に視聴者や購読者が辟易している面もあるだろう。
29日午後1時半ごろ、愛知県知立市の市立知立中学校に若い男が侵入、同校教諭の神谷佳久さん(34)の胸などをナイフで刺した。傷は肺に達しており重傷。命に別条はないという。駆け付けた安城署員が男を発見、刺したことを認めたため殺人未遂の現行犯で逮捕した。男は同校の卒業生で知立市のフリーターの少年(18)。神谷さんは2年生時の担任で、少年は調べに「恨みがあった」と供述している。