ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

米櫃など

2014年07月27日 | 木工
夏本番です。

窓を開けて仕事をしていると、やたらと虫が入ってきます。
小さい虫こそたくさん来ますが、どうしても大きな虫が目につきます。





これはオニヤンマ。出始めです。
晩夏の頃は夕方になると5,6匹くらい工房の中でブンブン飛び回っています。





オオスズメバチ。
こいつの羽音は重量級です。
見るからに危険動物。
本当にカブトムシが飛んで来たくらいの大きさに感じます。
電燈を消して窓を開けて、お引き取り願います。






ミヤマクワガタかな~。メスはよくわからない。








先日、通勤途中に大きな鳥がいました。





トンビです。飛ばないところをみると、ヒナでしょうか。
写真を撮ろうと近づくとギャロップで逃げます。

トンビは全く珍しくないですが、ヒナは見たことがありませんでした。
ヒナですがさすが大きくて翼を広げると1m以上あります。





さて仕事ですが、

箱を作るのにこんな仕口を使いました。




「あられ組み」とでも呼ぶのでしょうか。
写真にあるようなT定規に釘を打った物を作って墨をします。






縁になるところは留(とめ・45度)に切って体裁を作ります。
留の加工は手道具でします。






作っていたものはお台所の収納棚。

上は米櫃。
下二段はジャガイモやら生ネギの箱だそうです。




同じお客様のところに行く家具です。




下の大きな引き出しはキャスターの付いた新聞紙入れです。









いろんな収納棚。
左側の細い縦のスペースにはアイロン台が入ります。