≪手を動かさねばっ!≫

自分 で 織った 木綿 の 布 を、シャツ に 仕立てて います。  リネン の マフラー も 織っています。

3月27日の雪

2017-03-27 14:12:12 | 行った話、思ったこと


ずいぶん暖かくなって桜開花宣言も出たのに、花冷えで雪まで降ってしまった。

雪をかぶったピンクの梅がほんのり色づいている。


雪は雨にかわってもう今は上がって日が射している。
雪もとけてしまった。

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アルフレッド・ロドリゲスとボナのライブを観に行った。

2017-03-17 21:50:52 | 音楽



リチャード・ボナがまたブルーノート東京でライブをする、というので観に行った。
今度は キューバ出身のピアニスト アルフレッド・ロドリゲス のトリオにボナがゲスト出演。

ごめんなさい、ロドリゲスはノーチェックでした。完全にボナ狙い。


ロドリゲス達がステージに現れたけど、ボナは来ない。ちょっとガッカリしたが、
演奏が始まったら、このトリオはすごいぞ、と気持ちを改めた。


キューバとピアノ といって思い起こすなら、ゴンザロ・ルバルカバ
ごんごん鳴る男性的なピアノが印象的だ。
ロドリゲスはその系譜なんだと思った。

キューバならではのリズムが聴衆をどんどん乗せていく。
熱いね!
かと思うと、しっとりした曲は1小節をすごく長く引き伸ばす。
でも間延びしないのは、緊張感のある細かいリズムを皆が小さく刻んでいるから。


ブルーノート東京のこのステージのレポート  → 


濃い顔で横分けのマイケル・オリヴィエラのドラムのセットは
シンバルとかタムとかが少なくてシンプルだったが、
非常に的確で、ひとつ鳴らすだけでもう出したいビートが湧いてくる。
すっきりとして濁らない音が気持ちよい。
ロドリゲスと同じキューバ出身ということもあるのか、ノリがぴったりだ。

ベースのターバン巻きのムニール・ホッスンは愉快な男で、ピアノとドラムスを繋ぐ。
曲が盛り上がるように流れるように、気配り抜かりない。

ピアノトリオはたった3人だけど、音が広い。 と感慨に耽るも、さてボナは?


ボナ登場。
トリオのメンバーは最大級のリスペクトをこめていた。
ホッスンもノリがよく出てよいベースなんだが、ボナが弾くと歴然と差が出てしまう。
残酷だな。

ボナがベースを弾くので、ホッスンはスタンドにとめてあるギターを弾く。
スタンドのギターって初めて見た。

安定のボナです。 あっという間にボナワールドだ。
画素数の桁が違う、っていうんですか、表現力の細やかさが段違いだ。
神憑った演奏をする人はいるけれど、ボナは暖かくて洒落っ気があって、
聴いていて消耗することがない。 彼のような心持ちで過ごしてみたい。

ボナの持っているリズムとロドリゲス達の持っているリズムが少しだけ異なっていた気がする。
ボナの持ち歌は安定していたが、ロドリゲス達の曲はちょっと
お客さんみたいなところがあったと思う。
そういう意味ではちょっと残念なステージだったかな。
ピアノトリオの結束は強かった。

ボナも昨年マンデカン・クバーノとコラボしたアルバムも出したところだ。 → 
このバンドはトランペットとトロンボーンも加わった賑やかなセット。
ということは、ボナはこのライブのまえからキューバ音楽としばらく一緒にやっていたわけで、
やはりアルバムを共に作った仲の方が距離が近いのだろう。
昨夏にそのメンバーで来日ライブが来ていたのを見逃したのが悔しいな。


ライブの始まるまえのステージ。
ピアノの手前のボナのベースとスタンドにとめられているギター。
ドラムスは向かって右側に切れている。 ドラムスも撮っておけばよかった。



ライブに向かっていたとき、ブルーノートのまえで煙草を吸っていたボナに遭遇した!
けっこう背が高い。
大ファンですっ、って言って、握手してもらったよ。
温かくて柔らかい手だった。


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東京庭園美術館で 並河靖之七宝展 を見た。

2017-03-13 15:51:21 | 行った話、思ったこと


美術館HPへリンク → 

昨年11月に芸大美術館でみた明治工芸展の中に並河氏の作品が少しだけあったが
これは並河氏がっつりである。

2年前に庭園美術館の改修が終わったのは知っていたが機会がなく、改修後は初めて。
ちなみに改修まえに行ったのは約30年 ....。




どうです!? 魅惑されるでしょ。




門扉。 庭園美術館といえばアール・デコ。
とうぜん、門からアール・デコだよ。




道はゆるやかに左に曲がる。 左手の植え込み。




道の終点の玄関ポーチ。




向かって右の獅子は子供がいっしょ。




左の獅子は玉を押さえている。
玉には透かしが入っていて、この写真ではよく判らないが、玉の中にはもうひとつ玉が入っている。
触ったら中の玉は動いた。

ちなみに獅子の向こうは庭園である。




玄関入ると、ラリックのガラスレリーフ。
30年前に見たとき、レリーフにヒビが入っているのがすごく悲しかったのだが、
それは改修でどうなったか気になっていた。

何しろヒビを見たのが30年前。
残っているようにも見えるし、でも違うような気もするし。
ネットで調べたら、ヒビの入ったいきさつやら取り替えたいきさつがいっぱい見つかりました。

次に行ったら、もう一度よく見て、話も聞いてみよう。




ラリックのガラスモチーフの足下のモザイク。 イイネ。


館内に入ったら、撮影禁止だったので、並河氏の作品については文字だけ。 すみません。
明治工芸展を見たので、並河氏の作品が小さいのは知っていたけれど、
やはり実物はとにかく細密。 きっと手にとって愛でるものなんだと思う。
でも、美術館でそうすることはできない。
それどころか、ケースにへばりつくな、と何度も注意される。

いやぁ、老眼には全くもってキツイ。 札のついた単眼鏡を首から下げている人が目につく。
それで、受付で単眼鏡の貸し出しについて問えば、
なんとメーカーのビクセンがスポンサーで無料で貸し出している
単眼鏡を覗けばよく見えること! 単眼鏡なしにはムリです。

一番上に貼ったこの展覧会のリンクに、作品の写真があるので見てほしい。
面を埋める花鳥風月が可愛い。 レプリカが欲しいなぁ。
一番気に入ったのは、蝶と桜が散りばめられた緑の皿、桜蝶図平皿

地のムラが質感の奥行きを出している。
線の細さ、蝶の翅の模様の細かさに吸い込まれそう。 美は細部に宿る、ってこのことかしら。
そして、この皿の裏側が素敵なんである。 銀線の渦巻きで埋められている。

展覧会に出されている下絵の中に、この緑の皿のピンクの色違いがあった。
実際に制作されたんだろうか?
海外に沢山輸出されたそうだから、ひょんなことでどこからか出てこないかなぁ。


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椎名 誠 『 武装島田倉庫 』

2017-03-07 08:59:22 | 本 (ネタバレ嫌い)



椎名氏というと紀行エッセイのイメージが強いと思うが、膨大な著作のなかには優れたSFもいくつかあるのだ。

1990年には立て続けに
3月に集英社から『アド・バード』、9月に講談社から『水域』、12月に新潮社から『武装島田倉庫』が
出ている。

その頃はわたしはハヤカワと創元推理ばかりチェックしていて、
この3冊には全く気づいていなかった!
その当時、椎名氏といえば『さらば国分寺書店のオババ』としか覚えていなかった。
ああ、なんともったいないことをしたのか。

椎名氏がSFも書くと知ったのは、数年前に『銀天公社の偽月』をひょんなことで手に入れたときだ。
これにはぶったまげた。
それですぐにあれもこれも手に入れるか、というとそういうわけでもなく、
有り体にいえば、ブックオフで見つけたときに手に入れる、というところ。
なんていうんでしょうか、ハンティングの楽しみがこたえられない、っていうのか。
アマゾンマーケットプレイスがあるし、本は逃げない、と思っちゃっていて。


ネタバレ嫌い、と標榜しているからといって、いきさつばかり述べているのはイカン。
少しだけ内容についてもあげてみよう。

椎名氏のSFの大きな特徴は、独特な命名だ。
もうこの 武装島田倉庫 という熟語だけで椎名氏の世界に引きずり込まれる。
倉庫が武装する、っていうのはどういうことなんだろう? って。
妙に昭和っぽい漢字は、ブレードランナー等のサイバーパンクがもっと地に足がついたイメージ。
思い巡らせてみれば、椎名氏のSFは山のようにあるサイバーパンクに繋がる気もしてくるが、
明らかなのは、それらを圧倒して凌駕するリアリティー。
サイバーパンクに出てくる日本趣味は趣味にすぎないが、
椎名氏のSF世界は血が繋がっている感じで、
泥臭さとか脂染みた手触りとか立ち姿とか汗臭さとかがムンムンと漂ってくる。
言葉一つ一つの思起させるイメージが力強い。
その世界でしたたかに生きている登場人物の生々しさがとても魅力的だ。

一言でいえば、濃い。


まだ読んでいない椎名氏のSFはあと数冊あるので、楽しみにしている。


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前橋中央駅

2017-03-04 13:45:09 | 行った話、思ったこと


ずいぶん家を空けていてブログネタを探す心持ちにもならず、そういうことも起きず、
気づいたら2月をすっとばしてしまった。

宙ぶらりんな状況でも、時が進むと否応なしに決着することもある。 それで
こちらの方へ行くことももうあるまい、と思い、記念に上毛電車に乗ってみた。

ということで、ターミナル駅の前橋中央駅。

一見モダンなガラス張りだけど、ホームはレトロで、上信電車の下仁田駅といい勝負。
もちろん電車は2両編成でワンマン、スイカは使えず整理券を取る仕様、単線です。




もぎりの上の広告に目が留まった。

  上電に乗って東京スカイツリーに行こう!


えっ!? と思ったが、そういえば 1月にスカイツリー方面に行った とき、
浅草駅に 特急りょうもう が停まっていた。
上毛電鉄の赤城駅で東武電鉄に乗り換えればスカイツリーの足元に着く、というわけだ。
JRで高崎線に乗っていくより楽だな!


前橋中央駅から出て用を済ませてまた戻ってきて、どうせだからと循環バスにも乗ってみた。
マイバス という。
客室への扉は一つだけの小さくてかわいいバスだった。
ドナドナとのんびり走るのがいい感じだった。

車等でそこらへんを通ることはときどきあるけれど、違う乗り物で行くと
とても印象が違う! 楽しい!!
なんていうんですか、テーマパークのライドみたい。
乗り物マニアの気持ちが少しだけ分かったよ。


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