ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話。

アカスジキンカメムシの幼生

2018年05月17日 | 
無事、とんかつ屋さんの椅子を納品しました。







急いで納品に行ったのでろくに写真を撮らなかった、、、


納品といってもお店でなく、中継してくれる運送屋さんまで。

建設中のデパートに入るのはいろいろと面倒くさいらしく、慣れない私に気を遣って頂いてのこと。


ではせめてはと、丁寧にエアパッキンでくるみました。

18脚自分の車に載ったのは幸運でした。

でないと車も借りないといかんので。



開店はまだまだ先で、9月くらいらしいです。







これからはしばらくインテリアコーディネーターさんと組んで新築の料亭の家具の仕事。


種類が多くてややこしので、工期中は省略して出来たものを載せます。








久しぶりに虫。

これはアカスジキンカメムシの幼生。

山に来た頃、この幼生を見つけて胸を打たれました。

なんとかわいいことか!

ピエロの顔のような背中の模様。

しかも日の光の下で見ると宝石の様に煌く。


この子がまだ幼生で、赤と緑にさらに光り輝く成虫になると知ったのは少し後で、とても感動しました。

カメムシはみな幼生がとてもかわいくて、形も模様も大人の虫とは結構違っていて楽しいです。







こちらは工房に紛れ込んできたイトトンボの一種。

図鑑を見たけれど写真だけでは名前がわかりません。

こちらも光沢のある緑色。


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とんかつ屋さんの椅子の制作 ケンポナシ その③

2018年04月29日 | 木工
20脚の椅子に根気強く漆を塗っています。





一回目。木固め、なんていいます。

室(むろ)に入らないのですが石油ストーブを焚いて水張りバケツを載せて温度と湿度を掛ければ大丈夫。






目止めをします。

水溶き砥の粉を刷り込みます。


砥の粉と漆を混ぜた「サビ」を使うのが本当なのですが、それはすっごく大変な作業です。

水溶き砥の粉だけでもけっこう効果はあります。










漆をその後3回ほど塗って完成です。



あとは外注した座面を取りに行き、くっつければ完成です。





ここで催事のお知らせ。


十石市&創造の森木工フェスティバル

2018年5月4日(土)、5日(日・祝)

9月の催事が5月になりました!




そのため、少々小物を作ります。




鍋敷き、カッティングボード。


家具を作った時の端材を利用して作っています。

催事の時にしか作りませんが、リピーターのお客様が多いです。

私を鍋敷き屋だと思っている方がいるかもしれません。

家具屋ですよ~





こんな材が、




こんな形になります。






こんな材が、




こんな物に。





端材なのでその材の形なりに作ります。

節とか耳とかなども生かし、木のありのままを魅力をお伝えできるような物になるよう心がけていましす。







このようにヒビがあったりするので、





この材は




こんな風に切ってヒビを避けます。





首先が細くなっているのは穴を開けて紐を付けるためです。






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とんかつ屋さんの椅子の制作 ケンポナシその②

2018年04月19日 | 木工
まず催事のおしらせ。



群馬の森 クラフトフェア

4月21日(土)、22日(日)です。


公園の駐車場が狭く、渋滞が予想されます。

シャトルバスを使った臨時駐車場がありますのでそちらをご利用くださいませ。







さて、とんかつ屋さんの椅子の続きです。






笠木の組付け。

四角いホゾ穴です。





糊を付けて叩いて、





クランプで締めて固定します。











そのあと研磨したり足のがたつきをチェックして木地は完成です。

漆を塗る部屋に運び込みましたが、あまりの物量にしばし茫然。




これに漆を塗るのかー。

わかってたけど。




部屋がすでにいっぱいだし。

室(むろ)には全部入りきらないし。



部屋そのものに温度と湿度をかけて漆を塗ります。






とりあえず一回目、「木固め」はしました。



こんなことはなんの自慢にもならないが、
二晩ほど日付が変わるまで頑張ってここまでやりました。




でも上記の催事があるので何日かは漆塗りの作業はお休み。



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とんかつ屋さんの椅子の制作 ケンポナシ

2018年04月14日 | 木工
季節が移ろうのが早い。




川面に流れる花びらよ。





今年はソメイヨシノが開花した一週間の陽気が良かったので、あっという間に満開になって散ってしまった。





新緑も日々色を増していきます。

毎日景色を眺めて通勤するのがたのしい。自転車なので風を切って。






とんかつ屋さんの椅子をコツコツと作っています。





これは背もたれ。

4cm厚材からカーブを切り出します。







カウンター席用の物は座面が高く、足載せが付きます。

その前足と足載せの接合部。







直材の面取りは鉋で丸めます。

このような台に載せて角材に鉋をかけます。







全ての材に手鉋をかけます。

なにしろ数がなにしろ多く一日中鉋をかけ続けるので、ずらっと鉋を研ぎあげて端から使っていきます。













それぞれの部材。








左右の足と座枠は二枚ホゾで結合します。

中で前後の座枠のホゾとぶつかるので15mmの長さしかホゾ先が取れないので強度を確保するためにホゾを二枚にしてあります。








その左右の足を組みます。









ここまではまだ平面的なのですが、この先組み立てが進むと工房が手狭になります。







組んでから、こちらの穴あけをします。

組み立てる前の部材でも両方の穴あけは出来ますが、この方が「穴のクリーニング」という一工程を少なくできます。







開けた穴を除くと横手の二枚ホゾの先が見えています。

穴が双方から開いた状態で組み立てると糊が一方の穴の底に流れてくるので次を組むのには掃除が必要です。

組んでから穴を開ければ掃除の手間が省けるのです。












組み立てはここまででまだ三分の一です。













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蛙春~ガマの場合

2018年04月03日 | 動物
やっと桜が咲いてきました。

催事で何日か空けていたうちに咲いてしまって、ちょっと損した気分。






工房の周りは川に沿ってサクラ並木。

まだ木蓮が満開でソメイヨシノが3分咲きくらい。






工房横のレンギョウも咲いてた。






通勤路の途中のヤマザクラの老木はソメイヨシノよりも早く満開になります。








今年の春は異常に雨が少ないようです。

普段なら雨を待って出てくるガマたちもこらえきれずに産卵のために出てきています。

乾いたアスファルトを歩いていて辛そうですな。






道の下にガマ池があるところが集中してガマたちの横断路になっています。






池の手前でオスがメスを待ちかまえて包接に及びます。




夜、仕事帰りにそのガマの道あたりを見渡すと15匹くらいはいました。

包接カップルも三組くらい。



車にも轢かれていることもあります。

無事に産卵することを願うばかりです。






仕事の方は、

とんかつ屋さん、かつ吉の新店舗の椅子を20脚ほど作っています。













数が多いと一工程にかかる時間が長いよー。

まだまだ仕口の刻みに時間がかかります。

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