ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

梅雨の山

2013年06月18日 | 日記
今年も蛍が飛び始めました。天然の蛍です。
いつもの年より早いでしょうか。
仕事帰りの楽しみに眺めています。




蛍の飛ぶ頃にはホタルブクロが咲きます。





何日か前ですが、雨の中、4時ごろ山を見たら鹿が木の葉を食べていました。




鹿が多いとはいえ、そんな明るい頃から見かけるということはあまりありません。
しきりに後ろ立ちして桑の葉を食べています。
袋角の、大きな雄鹿です。
よくみると、右の前足が無い。

罠の猟もやっているので、それにかかったのかも。


怪我をした野生動物が警戒心を解いて人になつくという話を聞いたことがあります。
体が不自由になってこの鹿も大胆になっているのでしょうか?
先日も病気の狸が真昼間からうろうろしていました。








工房に入り込んだ、イトトンボ(オオアオイトトンボ?)
緑の光沢が綺麗です。
小さくて繊細なトンボ。
撮影後、放免。







草叢で鳴いているバッタはこれ。(ヒナバッタかな)
後ろ脚をシャカシャカして鳴いています。
鳴いているとメスがやってきて交尾をしてました。







栗の花が咲き始めました。



アップで撮ったら結構綺麗な花でした。







これはクルミ。もう実が付いています。








葉っぱはクルミに似ているけれど、これはウルシの花。







工房の戸口の真上に蜂が巣を作ってしまいました。
やはり落とした方がいいのか、共存できるのか、思案中。







桑の実がおいしく生っています。
この歳で桑の実を摘むのはちょっと恥ずかしい。




桑の葉の裏にアオツノカメムシの幼虫がいました。
卵を産んだ後、母親がずっと寄り添って世話をするカメムシです。
カメムシは幼虫が1齢、2齢と脱皮するたびに姿や模様がガラッと変化するので本当に見ていて面白い。
お母さんが子供を世話する姿もいじらしい。
みなさん嫌わないでください。








雨が降らないうちに完成したベンチを庭に出して撮影。




座ったらこんな感じ。








少し晴れた。
綺麗な雲。
でもすぐ曇る。