北海道でのんびり船釣り

北海道札幌近郊の海でカヤック釣~リングを楽しむ。

OBDLink レポ4

2024-07-13 11:38:19 | 
皆さんこんばんは、M.カトーです。
 
又しつこくOBDLinkネタ、ここの所釣り道具触っていません(3Dプリンターの頃もそうだったな~)
スマホ版のアプリがようやく使い方が解かってくるとこれが面白い!、OBDpid(パラメーターID)を
色々と表示が出来て、実際に走行するとしっかり反映される。
こちらの例では左上からエンジン回転数、時間当たり燃料消費量、エンジン負荷率、車体左右傾き、
車速、瞬間燃費、クーラント(エンジン)水温、標高、ですがこれはほんの一例でその他にも
数百の項目から好きに選ぶことが可能、ただし全ての情報が得られる保証なし(メーカーの胸先三寸)
なので試して見ないと判らない(^^;
(国際規格でOBDpidの要素一覧は決められているらしい https://en.wikipedia.org/wiki/OBD-II_PIDs
が、車メーカーがそのすべての情報を確保する必要はないらしい)
 
その昔(40年以上前)車(エンジン)に興味を持ち、エンジンの情報を片っ端から
知りたいと、色々なメーター(油温、油圧、負圧、充電ゲージ、タコメータ等)を調べて
取り付けた事が在りましたが、何れも結構な出費と労力(全て自力で取り付けた)
更には当時「クルーズコンピュータ」という物も取り付け(その頃OBD規格は無いため
、車速、燃料カウンター、温度センサーを後付け)喜んでいた物です(^^;
 
その頃に比べ、「何と楽なシステム!」、好きな項目を自由に選べてレイアウトも
自由自在(センスは必要だが)、人類は堕落の一方だ!(そっちか!)
 
と、たいそう脱線(いつも?)した感が在りますが、本題は「条件を特定して燃費比較」
と言う事で、最初は登坂での燃費比較、今回は測定範囲を絞り込んでの測定で40Km/h~
70m/h迄10m/h毎に測定、左から40,50,60,70km/hで、下の水色のグラフが燃費、黄色い
ラインは私がこの辺かな~と引いた平均値です。
このグラフから判ることは、登りでは速度による燃費の変動幅は少ないな~と言う事
40~70km/h迄燃費は14~12km/L程度、幅は2km/L前後で、これは意外!
 
次は平地を50Km/h~80m/h迄10m/h毎に測定,後で思ったが記録サンプルが各速度1つだけは
信頼性が低い(それでもこれを取るのは苦労したのだが)もう少し長い平地でサンプルを取りたい。
こちらの燃費比較では結構な差が付き、40~26km/L程度と70kmを超えるとぐっと燃費は
下がるようで60km付近が一番燃費が良いようだ(約42km/L)
 
で、この辺のデータを参考に自宅から朝里を往復してみた(往復100km)
下の帰り道は比較の為左右反転してみた。(左が自宅、右が朝里)
青いグラフは時間当たりの燃料消費量だが朝里峠付近の登りで豪快に消費(燃費悪)
しているのが判り、その後の下りは最小消費が続く恐らく登りだけで全体の8~9割
の燃料消費では?
今回使えそうな範囲はなるべくオートクルーズを使ってみたが・・・
結果として思ったほど燃費は良くなかった(悪くもないけど)、今回の検証項目は
「オートクルーズ」と「下りをNレンジ」で走る、だったが下りをNレンジについては
今まで何度も検証して燃費は上がる事を確認はしていたが、実際に長い距離を走り
トータルの燃費にどの程度反映されるか、試したかったがオートクルーズが燃費を
悪化(少しだけど)した様に感じる、往復の燃費は29.2km/Lだった。
オートクルーズは楽する機能として有効ではあるが、私のエコランには1歩及ばない、
起伏のない平坦な所では良い線の燃費の様だ。
 
今後は釣りに出向く時にちょぼちょぼとデータを取って情報を煮詰めようと思う。
 
それでは~
 

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2 コメント

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Unknown (けんたな)
2024-07-15 17:26:14
パソコン知識があると機器の動作状況を数値で見ることが出来るんですね~
このデータを元に、公的機関の各種検定をクリアするような、そんな仕様になっているのでしょうか?

カトーさんのエコランを再現させるのがベストなのだとすれば、最終的には地形の高低差に応じた走りをプログラミングする・・・というのが結論になるのでしょうかね?
返信する
Unknown (M.カトー)
2024-07-15 20:03:39
けんたなさん、こんばんは。

パソコン知識はさほど要りませんが英語の知識が要るな~(^^; (後は車の知識)

>このデータを元・・
年末辺りから「OBD車検」が始まるようですが、これは現行車検に変わるのでは無く、昨今のハイテク化した装備類(ハイブリッドシステムやサポート機能)が正確に作動できるかの確認(らしい)

「OBD2」規格は元は速やかにエンジンの故障個所を特定支援目的だったのですが、同時にエンジンその他様々な情報が得られるので、その辺を駆使して燃費改善を試してきたわけですが、物事に「便利」と「経済性」は相関関係が在ります。
車では燃費を犠牲にして「オートマ」が浸透した訳ですが、私が試している手法は時代に逆行しているとも言えます。
具体的には「アクセルOFF時はシフトはNポジション」登りは極力エンジンを回さず上る、オートクルーズは平坦路のみとか、マニュアル車並みに面倒な運転に成ります、それでも燃費のUPは300km近く走って29→30km/Lと1km程度で、この程度に労力を費やすぐらいなら、自動運転の実現に頑張ってもらいたい。

今回せっせと試したのは「データを得るため」でありデータが在ることで論議が出来る、「机上の空論」は嫌い。

更に突っ込んだ検証はECUのROM書き換えだが、これは経済的にも突っ込みすぎかな~(現行でも可能)
でもこの先OBD2周りの設備が一般化すればもっと安価に成るか?
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