抜粋
都内の住宅地で人質篭城事件が発生した。
所轄署や機動隊とともに警視庁捜査一課特殊犯捜査係が出動し、
門倉美咲巡査は差し入れ役として犯人のもとへ向かうが―?!
篭城事件と未解決の児童誘拐事件を結ぶ少年、
その背後で蠢動する巨大な事件とは?
ハイスピード、未會有のスケールで描く新・警察小説。
ドラマが始まるということでミーハー心が動い . . . 本文を読む
抜粋
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。
被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂
―――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、
その後、全く別々の道を歩んで行く。
二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。
だが、何も「証拠」はない。
そして十九年・・・・・。
息詰まる精緻な構成と、叙 . . . 本文を読む
抜粋
5つの殺人事件。果たして刑事は真実を見たのか?
果たして女は幸せだったのか?
今、注目を浴びる著者の連作警察小説。
木を見て森を見ず――。
細部に注意しすぎ、肝心の全体を見失うことのたとえで、
事件捜査において、最も避けなければならないことである。
この小説に登場する刑事は皆、これを徹底し犯人を逮捕していく。
だが、彼らは気づかなかった。
その森が想像以上に大きく深いと . . . 本文を読む
抜粋
飲料会社宣伝部課長・堀江はある日、
会長・石崎から人命救助の場面を偶然写したというビデオテープを渡され、
これを広告に使えないかと打診されるが、
それがCG合成である事を見抜き、指摘する。
その夜、会長は自殺した!!
堀江は20年前に石崎から受けたある恩に報いるため、
その死の謎を解明すべく動き出すが…。
著者の新たな到達点を示す長篇ハードボイルド
. . . 本文を読む
抜粋
よく見ろ、日本人。
これが戦争だ。
現在、本艦の全ミサイルの照準は東京首都圏に設定されている。
海上自衛隊護衛艦《いそかぜ》。
その弾頭、通常に非ず。
戦慄の書下ろし巨編。
自らの掟に従い、15歳で父親を手にかけた少年。
1人息子を国家に惨殺され、それまでの人生をなげうち鬼となった男。
祖国に絶望して叛逆の牙をむく、孤独な北朝鮮工作員。
男たちの底深い情念が最新のシ . . . 本文を読む
抜粋
命をかけて守るべき人が君にはいるだろうか。
「彼女を守る。それがおれの任務だ」
傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。
彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、
少年を匿(かくま)い、底なしの川に引き込まれてゆく。
やがて浮かび上がる敵の正体。
風化しかけた地下鉄テロ事件の真相が教える、この国の暗部とは。
出版界の話題を独占した必涙の処女作。
. . . 本文を読む
抜粋
存在を秘匿された組織、市ヶ谷―防衛庁情報局。
工作員の男女に、著者が熱い思いで捧げる6篇の鎮魂歌。
●いまできる最善のこと
ヤメイチ(退官した身)の男にある男が逆恨みする話。
『絶望する間に、いまできる最善のことを行え』
その信条にしたがってヤメイチ男は・・・
ほんの一場面。
わりとよかった。
けど、続きがあればいいのにな . . . 本文を読む
抜粋
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は、
愛した女を守るため完全犯罪を目論む…。
数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリー。
これっっっっっはよかったっっ
これぞ純愛
ひさびさにきたな。
天才数学者の石神は、頭が薄くて小太りなずんぐりむっくり。
それでいて目は糸のように細くてやけに老けて見える。
そんな男が一世一代の恋をした。
わけあ . . . 本文を読む
抜粋
文武に優れる17歳のメイリン姫は並み外れた大力の持ち主。
それを案じ早く結婚させようとする父に反発した彼女は、
自由に生きられる場所を求め、男装して国を出奔。
シーハン国の若き首長ターリに仕えることになるが!?
自分らしく生きるために!
少女は男となって、故郷を旅だった──!!
これまた銀のさじシリーズ。
続けて3冊目。
これが一番い . . . 本文を読む
抜粋
額に目の刺青を持つ少女・伊予は、
死んだ人の魂を黄泉に送る力を持つ「送り人」だ。
平穏に暮らしていたある日、伊予は死んだ狼を甦らせてしまう。
それが美貌の覇王・猛日王の知るところとなり…!?
これも銀のさじシリーズの一冊。
未読本を返却し、早速撮り置かれていた予約の3冊を手に入れる。
その中の一冊。
あらすじに惹かれて予約した。
. . . 本文を読む
抜粋
父王が失脚し、森の中の別荘に幽閉された盲目の姫君・レイア。
父と召使いのダフネだけがレイアの世界の全てだった。
幽閉された盲目の姫君。長い髪、シルクのドレス。
季節ごとの花々、優しい父王、そして姫を虐待する侍女。
ところがある日、レイアがそれまで信じてきた世界は、
音を立てて崩れ去ってしまう―。
一度踏み込んだら抜け出せない、物語の迷宮へようこそ。
魅惑的な謎と優美な幻影 . . . 本文を読む
抜粋
「未来を知りたくないかい?」
六年生の夏休み前日、作家を夢みる風太は
未来を百円で売る<未来屋>猫柳さんに呼びとめられた。
風太の住む髪櫛町では、昔からかくれんぼをすると
最後まで見つからない子がいるといわれる神隠しの森や首なし幽霊の話、
人喰い小学校の噂、人魚の宝の謎が言い伝えられていた。
宝物が隠されている!?
そんなことを信じるほど、子どもじゃない。
だけど猫柳さん . . . 本文を読む
抜粋
「もし、あの人との人生を選んでいたら…」
1970年、万博の夏。
45歳の若さで逝った女性翻訳家が娘のために遺した4巻のテープ。
そこに語られる無惨な恋、許されぬ過去、そして「ひとつの死」。
誰もが何かを探していたあの時代が、鮮やかによみがえる。
追憶の光と影、切なさと歓びに涙がとまらない、感動の告白小説。
帯に、児玉清氏の言葉が
「こ . . . 本文を読む
抜粋
数々の文学賞を受賞し話題となった、前作『亡国のイージス』から3年。
再び大海原を舞台とした骨太な海洋冒険小説が誕生した。
本文は2段組、上下巻あわせて1000ページを超える大作である。
第2次大戦末期、主人公の海軍新兵・折笠征人は、
未だ知らされぬ任務のため親友の清永と広島の呉軍港に降り立つ。
そこでは、1隻の潜水艦が彼らを待っていた。
その潜水艦こそは、戦争の形態を根本から変えてしま . . . 本文を読む