夏ばてで
・・・・
夏バテだあ・・・と、
大きな声で叫んでみても、
誰も・・ふりかない。
しかし、時に
ほら・・・ほら、日陰にはいって、
キャンデイでも食べたら・・・と、
やさしく言ってくださると、
天女の声に聞こえたようで、
思わず後ろを振り返る。
そこには、
「幻覚」ではない貴女がいて、
よくよく見つめれば、
何時もの笙子さんようでは・・・と
思う。
走水・・・という言葉が浮かんできましたが、
ことによったら、
「言葉」の走水であって、
私の目は
その影を追っていたのかもしれません。
「一心同体」との言葉は
美しい言葉であり、
有難い言葉であり、
人生は、かくあらん・・・と
踏ん張る・・・ことか。
夏バテと、あっては、
いろんな言葉が
浮かんできては消え
浮かんでは浮かんでは消えていきます。
そして、
無残やな かぶとの下の キリギリス
という俳句が浮かんできました。
何故でしょうねえ？
天女様かと振り向けば
いつもの奥様の姿
弱っているときこそ
優しい声かけは嬉しいですね。
「奥様は厳しくて、お嫁さんは優しくて・・・」
とある体験記で読んだことがあります。
配偶者が優しくするのは難しいのだろう、と思いました。
今までしっかりしていらっしゃった配偶者に
こどもにかけるようにはなかなかできないでしょう。
でも、でも、優しく、優しく。
なんでも話せる相手がいれば孤独にはなりませんから。
私は、母には、愛情をたっぷり注いできました。
母も、子への思いを言葉で伝えてくれました。
お陰様で重度の今でも、コミュニケーションはあります。
たとえわずかでも嬉しいものです。
たのしく（誠に失礼ですが）読ませて頂きました。
とてもとても頷ける言葉の流れだったものですから。
ところで、私は、かぶとだろうか？。
それともキリギリスだろうか・・と考えています。
で、どちらであってもあまり違わないような気がしたので、もう考えるのを止めます。
水木さんの言葉は、いつも私には違和感無く届いています。
楽しみにしています。
友人から教わったゴーヤの佃煮と漬物をどっさり作って夏バテ防止にと食べています。夏バテは、これからがもっと実感が来るかと思います。
奥さんと並んで食べるアイスの味は格別でしょうか？
くれぐれも御自愛なさって、もう少しこの暑さに付き合っていってください。
昨日くらいから、ツクツクボウシの声が聞こえるようになりました。もうお盆も間近ですもの。
お返事を書くにあたって、
「書きすぎ」と思いました。
天女云々はちょっと、筆のすべりすぎ。
でも・・・そんな気持ちって、
老いてきますと書いてみたくなりなすよね。
芭蕉さんの俳句のつもりで書きました。
「おくの細道」です。
パソコンに向かって、
さて・・・書くう・・・と、
身を引き攻めますと、
言葉の方で、「あれだ」というような気分になるのです。
４年目になっていますので、
「落ち」まで、知っているようなこともあります。
ふと浮かんだ言葉から、
私は私の言葉が浮かんできます。
エッセイ風とはそういうとではないでしょうか。
そうそう・・・「つくつくぼうし」が鳴いています。
でも、
きつい暑さですから、
体調管理は十分にしてください。