厚生労働省の医薬食品安全対策課から、
平成18年3月17日付けで下記の通知があります。
塩酸ドネペジル(商品名アリセプト)係る海外の報道について
一部の海外の通信社等が、
塩酸ドネペジル(商品名アリセプト、エーザイ株式会社)の
脳血管性痴呆の臨床試験結果について報道していますが、
国内で認められている効能・効果は
「軽度及び中等度のアルツハイマー型痴呆における痴呆症状の進行抑制」
であって、脳血管性痴呆については承認されておらず、
申請もされていません。
報道されている臨床試験は
海外で脳血管性痴呆を対象に実施されたものであること。
以上、参考までにお知らせいたします。と
認知症にかかわる薬の効用は千差万別ですから、
私たち患者は、
ご自分の薬のことを正しく聞き取っていただきたいと思います。
認知症ですね・・・診断されても・・・・
認知症には幾つもの異なる症状があります。
ここでいう「アリセプトは
「軽度及び中等度のアルツハイマー型痴呆症状の進行抑制」
であり、
脳血管性痴呆については承認されていないということです。
ですから・・・・私、水木の場合はアリセプトは有効ですし、
薬もいただけます。
その辺のところは
お医者さんにご確認ください。
わざわざ、お知らせがあったということには
意味があるのでは・・・と思いましたのでお知らせいたします。
認知症について、沢山の方が感心を持って頂けるようになりました。アルツハイマー型認知症は、若年発症が取り上げられる様になり、正しい理解はこれから、としても名前は知られるようになってきました。
けれども認知症については約80ほどの原因の違う症候があり認知症=アルツハイマーではありません。
一人一人皆違うと言われる所以もここにあると思います。アルツハイマー型の症状を注視するあまりに、目の前にいる人がピック病であったりレビー小体症であったり、パーキンソン症候であったりと、少し違った病体を示していることを見逃さないで欲しいとおもいます。
お医者様は正しい判断をしておられますのに、現場ではアリセプトを飲んでいないから、認知症ではないのではないかと、言われたという相談を受けました。
デイサービスの担当者から家族宛にまじめに書いてよこしました。
こういう誤解は、あると思います。一つの型や薬の事にとらわれず出来る限り、その人をみて欲しいと思います。今の段階で正しく知って欲しいと思います。
今日の、水木様の記事を、とても大切なことと思い皆様に読んで頂きたいと思いました。本当に意味のあることです。(木下)
「この病」と私が言っていましたが・・・
ちょっと考えなければいけないなあ・・と思いました。
症状としての「認知症」と一くくりすることは・・・・癌でもありますね。
体全体の数ほどある○○癌の名前と同じですね。
痴呆症が認知症と名称変更されたからと言っても、本体は変わっていないのです。
いい勉強になりました。
私は今のところ、介護の手助けは受けていません。
できることはする。
できないことはやらない。と決めています。
私に介護が必要になるのがいつかはわかりませんが・・・・
又制度が変わっているのではないでしょうか。
先取りしてもしようがないと思います。
只、医療のことは確かさを求めたいです。
そんな思いで、書いたものです。
参考まで。
改めて気づかされました。
うちの施設で
アリセプトが処方されている方が
アルツハイマー型認知症なのか
調べてみます。
認知症とひとくくりになっていますが、
沢山の種類があるとのことです。
薬もそれぞれのようです。