歳を重ねると楽しいとか賢くなるとか・・・・みんな戯言なんだよ。

感じるままに、赴くままに、流れて雲のごとし

雨は降り続いている。湿った空気の中、ドアを開けて彼女の中へ・・・・

2020-07-29 | その他

降りやまぬ雨はもしかしてあるんじゃなかろうか?

そんな疑問が頭の中で消防車の早金のように鳴っている。

このマンションの敷地に居座っている野良猫3匹は雨を避けながら太々しく居眠りしている。実に羨ましい。

彼らが当たり前だと思える。

それは、その行動やしぐさがとても自然だからだ。

僕も見習いたい!と、最近、思う。部屋に閉じこもってじっとしているのも心地の良いものだけれど、雨音だけを頼りに雨を避けながら快適なネグラを探し出すのもさぞ楽しいことなんではないだろうか・・・・・

いつまでたっても安住の地などないのだが、しばし休む場所を見つけるには才能が必要。

野生の感覚という死滅してしまった危機感覚。いまの人々には必要なモノの一つだ。

考えるな!感じるんだ!かってブルース・リーは弟子に映画の中で叫んだではないか。

考えてはダメ・・・というより、遅いのだ。これからはそんな生存危機感覚が必要になっている。

そんな気がするんだ。これだけ自然の法則に抗い続けた人類は、膨大な債務を返す時がやってきている。

まだまだ知恵と行動で凌げるはず。そんな根拠のない自信にどんな意味があるのだろう?

しかし、今のこの現状は良い機会だと思う。

何もかもが停止せざるを得ないなかで考え込むことが大切なのだ。生きるとは何か?にはじまり如何に生き、そして死ぬかをマジで考えるいい時間の流れなのだろう。しばしの間はうずくまり、膝を抱え込み芋虫になった気持ちで、いつ死んでもいいような生き方を、いや、自分自身にとって望ましい生き方というのはどういう生き方なのかを震えながらも辛抱強く考え身体を動かすことが必要なのだ。

そう、残された時間はそんなに多くはない。

答えを持たぬ風に向かって、胸を張り、力一杯足を踏ん張り、フロントを歩く時が来たのだと、感じるのだ。


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