今日 9月1日は 伝統的な気象用語などの 「 二百十日(にひゃくとおか) 」
立春を起算日として210日目(立春の209日後の日) にあたる日で
一部の言い伝えでは 自然災害が訪れやすい日 と言われたこともあったらしい
これは特に 日本全体が稲作を中心にしていた時代に 稲の花が咲き、お米が実るのにとても大事な時期で
気候的に 台風が襲来する時期にもあたるので 防ぎようがない 雨風の災害に一番心配がつのった時期だったんだね
よく 災害は忘れたころにやって来る って格言を耳にするけれど
このところの 日本を襲う災害は 「 災害は次から次へとやって来る・・ 」 とつぶやかれているそうで うなづけてしまう
被災された皆様には 心からお見舞い申し上げます
さて 今日の午後の催しなんだけれど 軽井沢の代表的な工芸品 「 軽井沢彫り 」 の お話会が あるんだって
こんな お知らせが流れていたよ
こちらは「こうほうかるいざわ」です
歴史民俗資料館から文化講座の開催についてお知らせします
【と き】9月1日(土)13時30分から15時30分まで
【ところ】ギャラリー蔵(離山公園内)
【演 題】軽井沢彫 【講 師】堀川 正久 様(軽井沢彫家具組合長) 【料 金】無料
【定 員】30名(先着順/事前申し込み不要)
明治期に生まれた軽井沢彫について、製作・販売する側から見た歴史や裏話をお話しいただきます
当時の軽井沢町では、どのような人々が軽井沢彫を求めたのでしょうか
当日は古い軽井沢彫を会場へお持ちいただくほか、職人による軽井沢彫の実演も見ることができます
明治の中頃 欧米人の別荘が多くなるにつれ、別荘用の家具の需要も急増
当時の欧米人たちは、木彫り細工の装飾がほどこされた 家具に目を止めたらしいよ
そこで、その頃日本国内でも華麗な木彫細工のひとつを作っていた 日光の木彫り職人たちが軽井沢に招かれて
軽井沢で家具を製作したり 弟子入りした地元の職人に 日光彫の技法を教え 軽井沢彫りが生まれたと言われている
当初は 松竹梅、牡丹、菖蒲、菊など 東洋的な模様だったのが
欧米人の好みを反映した 桜や葡萄 その枝葉などをモチーフにした絵柄が制作されるようになったそうなんだ
今は その技法が、「 軽井沢彫り 」 として 長野県の伝統工芸品の指定を受けて 制作販売されているそうだよ
軽井沢歴史民俗資料館では 軽井沢彫りにまつわる特別展も開催中らしい
今日の軽井沢は 雨模様の 定まらない1日になりそう
都合がついたら こんな催しに出掛けてみたら
この国は昔は農業国
農業、特に田んぼ、稲作を中心にしていた
年貢も米だな
秋は収穫期
収穫期には、台風の襲来が多い
本来、祭りとは日常からの解放であり、豊作への祈りだな
神に対する祈りに似たものであったろうな
だから、地元民が演じていた
木彫りとは元々は仏像を彫っていた
その対象は寺だった
木彫りを仏像から、お盆とかあるいは装飾品に広げていった
鎌倉、日光、軽井沢と地域によってあるが、さほど違いはないだろうな