市内に住む孫から電話。
お寿司を食べに行こう…のお誘い。
勿論 喜んで出かけた事は言うまでもない。
回転すしといっても、レーンの乗った皿が回らず
タッチパネルで注文。
( これがやりたくって、お寿司なんだと納得 )
注文したものは、目の前まで運ばれてくる。
確かのこの方法は良いと思う。
レーンに乗せられた寿司は時間が経過すれば鮮度は落ち
何度も同じものが目の前を通り過ぎることもある。
しかし、パネルタッチで注文すれば、無駄はない。
廃棄しなくても良い。環境にも優しいと感じた。
フードロスという言葉を聞くが、捨てるなんて。
幼い日に母から言われた言葉。
出されたものは残さず食べなさい。
食べられないときは、箸をつける前に断りなさい。
この言葉が強く残っている。
講義の時・料理教室の時も必ず[ご馳走] の意味について
話すことにしていた。
今 私たちはあまりに恵まれ 食に対する有難さを忘れている。
世界に目を向ければ食糧援助を必要としている人がいる。
学校でも食育が実施されている。
パネルタッチを、喜んでいる孫を見ながら食について
考えさせられた時間であった。