こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

桜が泣いている・・・商工会議所の賀詞交歓会で桜守の方との出会って

2015年01月10日 | 日々のつぶやき
昨日の午前中は地域を歩いて近所に蝋梅の花が咲き始めていた。私の好きな花のひとつ。真っ青な空に凛としたたたずまいに魅せられて思わずカメラで。

お昼から国立市商工会の賀詞交歓会に参加毎年、参加していますが、今年は、いつも以上に会場いっぱいの方で埋め尽くされていた。

考えや立場はいろいろだけど、国立を活気づけたい、よりいい街にしたいという思いは一緒。そういう方がたと語り合え、出会えるよい機会です。

今回のトピックは、国立のシンボルの一つである桜を守るために頑張っている桜守(さくらもり)の大谷さんと話ができたこと。

大谷さんとのそもそもの出会いは、私が第8小学校のスマイリースタッフをしていた時に、子ども達を連れて、大学通りの桜の廻りの整備や肥料槇の活動をしたとき。

桜を愛し、大切に守るボランティア活動の中心になっている大谷さんの言葉が心に響きました。桜を大切にする活動を通して、子ども達にいのちを大切にする心を教えていると感じました。

国立の大学通りとさくら通りの400本を超える桜並木は、市民に愛され誇りにされ、春には花のトンネルを毎年変わらず見せています。私も国立に住んで感激したのがこの国立の桜の幹の太さと桜のトンネルになる街並みです。大谷さんの話によると、もう80年もの桜もあるそうです。

そんな桜が上げる微かな悲鳴を聞き分け、衰弱に気付いた時、呼び掛けに答えた人々が集まって根元を踏まれぬように草花を植え、生け垣を作り、トラックの荷台で削られた傷口に癒合促進・殺菌剤を塗布する活動そんな地道な活動が行政を動かし、市民と二人三脚で行うボランティア組織『くにたち桜守』が2000年に誕生したそうです。

桜守の方々が小・中学校などの子ども達も一緒に桜を守る活動をしています。

大谷さんが、今、大きな課題は桜通りの桜とおっしゃていました。毎年、桜のトンネルになる桜通り
ここは大学通りのような広い土の面がなく、桜の木の根が、地面を這えない状況です。
大学通りは、広い地面があります
桜通りは、土の部分が少ないので、私もとても気になっていました。根っこが歩道のアスファルトを押し上げるほど、窒息しそうとこんな状況ですここもそうですそんな中、昨年からさくら通りの改修工事が始まりました。2車線だった通りを一車線にして、自転車道路を作るというもので、途中までできていいますせっかく改修するのに、桜の土の部分がほとんど広がっていません。これでは、桜は窒息しそうと私も思いました。桜通りは、自転車通行がそれほど頻繁でもないので、大学通りと同じように自転車も相互交通でなく、それぞれの一方通行にして、桜の土の部分をもっと広げるべき。私も、さくら通りの桜が苦しそうと感じていたので、専門的にもてもそうであれば、行政に訴えて生きたいと思いました。

実は、このさくら通りの木が弱って倒れて停車していた車にぶつかり被害が出るという事故が何件も続き、とうとう桜を伐採するということも行われています。
大谷さんがおっしゃるには、根本を残して伐採しては、根っこが残って大変だし、そもそもそのような状態になる根本問題を抜きにしている点でも、今の行政は問題とおっしゃっています。

今後、私ももっと大切な国立のシンボルで市民に愛されている桜について、改めて話を聞いたり学び、できることはしたいと思いました。
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