2017年 想い合う人でありたい
あの日から6年目を迎える。
なんと速いことか
この時間の中で起きていることは何だろうか?
この時間の中で消え失っていることはなんだろうか?
被災地に作られている防潮堤は
毎年高く、そして長く長くなり
海は見えなくなった
道路の復旧と、土地造成は進んでいる
しかし、そこを通る車は工事車両
そして、造成された土地に戻る人々は少なく
今後の見通しがたたない
計画があり計画通り進んでも
やはり計画通りにはいかないのが現実
人が生きていくには未来がいる
人が生きていくには、喜びがいる
人が生きていくには
互いに想い合う人がいる
だから
私たちは、せめて、その想い合う人でありたい
本年も、小さな小さな動きをしたい。
本年も、被災地の人々と
心をつないでいきたいと思います。
2017.1.1
宮北会 代表 江藤 善章