災害支援ボランティア 宮北会(みやきたかい)

東日本大震災後、岩手県宮古市・山田町で被災者との「顔の見える」交流活動を続けています

宮北会 2017・年頭のご挨拶

2017-01-01 00:00:00 | 挨拶・回想

2017年  想い合う人でありたい

あの日から6年目を迎える。

なんと速いことか

この時間の中で起きていることは何だろうか?

この時間の中で消え失っていることはなんだろうか?

 

被災地に作られている防潮堤は

毎年高く、そして長く長くなり

海は見えなくなった

 

道路の復旧と、土地造成は進んでいる

しかし、そこを通る車は工事車両

そして、造成された土地に戻る人々は少なく

今後の見通しがたたない

 

計画があり計画通り進んでも

やはり計画通りにはいかないのが現実

 

人が生きていくには未来がいる

人が生きていくには、喜びがいる

人が生きていくには

互いに想い合う人がいる

 

だから

私たちは、せめて、その想い合う人でありたい

 

本年も、小さな小さな動きをしたい。

本年も、被災地の人々と

心をつないでいきたいと思います。

2017.1.1

宮北会 代表  江藤 善章



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