災害支援ボランティア 宮北会(みやきたかい)

東日本大震災後、岩手県宮古市・山田町で被災者との「顔の見える」交流活動を続けています

宮北会 2015年・年頭のご挨拶

2014-12-31 11:12:44 | 挨拶・回想

2015年。新しい年が明けました。

被災者の皆様、そして宮北会に関わる全ての皆様にも、良き年であることを心から願っております。

以下、江藤代表からの年頭のご挨拶です。じっくり読んでください。

 

 偉大な「マンネリ」を目指す

 毎月一回の定例会では、老人クラブの会員の誕生日に贈る色紙などの作業をしながら、みんなが近況を話したり、感想を話したりと自由に話が語られています。それはとても楽しく、大切な時間になっています。話しながら山田の人々や、共に集い活動するみんなの心の交流となっているからです。

 

ある時、今後の活動についての話をしているときに、「マンネリ」という言葉が出てきました。「マンネリになってしまっていいのだろうか」という真摯な自戒の言葉でした。その言葉を聞いて、「マンネリ」という言葉の否定的な響きに対して、すぐに「偉大なマンネリで行きましょうよ」と私は強く語りました。そうなのです、私たちの活動の目指すところは「マンネリ」というところまで行くことだと思うのです。親が子どもの誕生日に、その子が生まれるまでの事情と、育ちあがるそれまでの経過を思い出さない人は居ません。子どもが親の誕生日を想い、自分の誕生日を思うとき、自分が今あるまでの様々な過程を考えない人はいません。だから「生まれてきてよかったね、おめでとう!」と語り、「生んでくれてありがとう、今あることにありがとう」と思うのです。毎年毎年それは生きている限り続くことです。それはまさに「マンネリ」そのものであり、「偉大なるマンネリ」なのです。特別なことは継続できないが、普通のことは継続できるのです。  

 

当たり前のことが出来なくなること、それがどれだけ不幸なことなのかを今回の震災が教えてくれています。「特別なこと」が出来ないよりも「普通のこと」が出来ない方が、悲しみは深いのです。私たちは「顔の見える関係」を目指しています。それは言い換えれば「普通の関係」になることです。特別な関係が生まれ、それが継続によって普通のことになる。誕生日に「おめでとうございます」とごく普通に声をかける関係になることです。受け取る側もそのままに「ありがとう」と応える、それでいいのです。「マンネリ」になることを意識して目指す限り、それはいつも新鮮であり続けるでしょう。

 

 これから被災者と被災地域に対しておこる非難の言葉は決まっている。「いつまでも・・」という言葉になることでしょう。その「いつまでも・・・」の言葉が被災者の心と体をどれだけずたずたにし、追い詰めていくのかを、考えもしない酷い言葉なのです。神戸の震災から6年たった時、1月17日の震災記念日の追悼式を準備していると、「いつまでもここで、震災記念なんかやられていたら、困るわ」と会場にしていた公園の周辺住民から苦情が起こり、記念会場の変更を余儀なくされた経験があります。おそらく同じ状況が出てくることは、今の流れでは必至でしょう。「今」忘れたい人たちがいて、「今」忘れさせたい政治がある限り必ずそうなるのです。私たちは、今ではなく「未来」に向かって動きましょう。それは「当たり前」になることを目指すということです。「いつまでもやる」ということです。亡くなった人たち、いまも苦しむ人たちのそばにいて、当たり前にお誕生日おめでとう!と声をかけられる関係を目指しましょう。それはまさに「偉大なるマンネリ」になることではないでしょうか。

 

宮北会 代表   江藤善章

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1月の例会(第26回)は、第2金曜日の1月9日です。

2014-12-29 15:05:54 | 連絡

第26回目の月例会のご案内をいたします。

ご参加をお待ちしています。

・1月9日(金)17時から20時頃まで  (部分参加もOKです)

  (いつもより、1時間早いですが、北浜老人クラブ証言集の案内状の

    発送作業を行います。)

  本来の第1金曜日の1月2日は、会場が休館のため、

  第2金曜日の1/9の開催といたします。

・さいたま市民活動サポートセンター交流スペース

   (JR浦和駅東口駅前のコムナーレ9階)

当会の会費年度は、1~12月です。

2015年の会費(1,500円)の納入お願いいたします。

【当日の予定】

いつものように、18時頃から2月誕生日の方々6名の方々へ、お花に添える寄せ書きを行います。

ご参加お待ちしています。

17時から、上記「証言集」の案内状発送作業を行います。

また、1/9の月例会は、2015年最初の月例会です。

終了後、会場を移して懇親会を開催する予定です。

お待ちしています。

嶋田憲一

 

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北浜老人クラブの「東日本大震災証言集」をいただきました

2014-12-27 19:15:12 | 宮古・山田

本日、山田町 北浜老人クラブの東海林様より、以下の著書をいただきました。

・「東日本大震災証言と記録 浜よ、ふたたひ 私たちは忘れない 」

  (岩手県山田町北浜老人クラブ)

素晴らしい出来栄えで、史実としても意義ある一冊です。

嶋田憲一

 

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東日本大震災 復興フォト&スケッチ展・入賞

2014-12-27 13:29:09 | 報告

UR都市機構主催の「東日本大震災 復興フォト&スケッチ展2014」に

応募していた写真(タイトル:「復興途上の田老を背後に三陸鉄道北リアス線」)が

「入賞」の賞をいただきました。

以下のURLから開き、「入賞」のボタンをクリックして、ご覧いただけます。

http://www.ur-net.go.jp/fukkou-photosketch/contest2014/result/

年の瀬に当たり、被災地において、新しい年が良い年でありますようにと・・・・。

嶋田憲一

 

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誕生日プレゼントのお礼が・・・

2014-12-24 21:17:32 | 誕生日プレゼント

本日の郵便で、誕生日のプレゼントのお礼をいただきました。

嬉しいですね。

仮設住宅にお住まいの方です。

本日で、震災から1,384日目です。

嶋田憲一

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