災害支援ボランティア 宮北会(みやきたかい)

東日本大震災後、岩手県宮古市・山田町で被災者との「顔の見える」交流活動を続けています

第6回報告会、大変有意義でした

2017-02-25 11:58:16 | 報告

昨日(2/24)は、宮北会の第6回報告会を、20数名の方々にご参加していただきお陰様で大変有意義に終えることが出来ました。

第1部の講演では、神戸にて阪神・淡路大震災以降、避難所→仮設住宅→復興住宅の各ステージで支援活動を続けられた体験談を宇都幸子さんから、災害弱者に目を向け、宮北会が直面している山田町での仮設住宅→復興住宅のステージで何をするべきかを資料を投影しながらお話しいただきました。また特に、「手を差し伸べる人と受ける人との協同事業」、「ボランティア活動は、それを受けてくれる人がいるから可能になる」とのボランティアの立場を強調され、この点について今後も強く肝に銘じて、活動をしていかなければとの想いを強く再認識しました。

第2部の報告では、「シラコバト団地 東日本大震災に咲く会ひまわり」の橘光顕さんに、福島からの避難者の取り組み、特に住宅問題に絞っての解決へ繋げた道筋、苦労話を報告していただきました。エールを送ります。


また当会と同様、三陸沿岸を活動拠点としている「馬場小室山遺跡研究会」の五十嵐聡江さんからは、専門の遺跡を切り口にした山田の歴史における現地団体とのコラボの実績および昨年秋から始めた北浜老人クラブとの交流状況を報告していただきました。五十嵐さんには、昨年に引き続いてご協力いただき、山田で合流できればと思いながら聴いていました。

「三陸×埼玉」を共有する団体からの活動報告を聴かせていたたき、それぞれのご苦労を実感しました。

最後に当会の江藤代表から宮北会の活動内容、会計報告、今後の方向性をお伝えし、21時に散会しました。

神戸から日帰りで、有意義なお話をしていただき、これからの宮北会の活動に適格な助言をいただいた宇都さん、また報告していただいた橘さん、五十嵐さん、さらにお手伝いいただいた皆さん、本当に有り難うございました。

また、お忙しい中、参加いただいた皆様、被災を風化させないため、また明日は我が身の状況で自分自身の足元を固めるためにも、被災地の現状と課題を一人でも多くの方にお伝えし、それぞれで今何をしておくべきか、これから何をするべきかを考えましましょう。

開催案内→http://blog.goo.ne.jp/miyakitakai/e/7dabfb34d3b2de324c96650ea2af3cb9

嶋田憲一



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