宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

「八丁味噌」の故郷(岡崎市)を訪ねてみた。

2020年10月22日 | 気まぐれ日記

関西、とりわけ大阪で生まれ育った自分にとって、生まれて初めて食べた味噌煮込みうどんの

味は、とても衝撃な出合いだった。

とにかく、味噌の風味が今まで味わったことのない香りとうどんのコシの強さが印象に残った。

いつの日かこの味噌の生産地を訪れてみたいという願望が自然と湧き上がっていった。

偶然にも、JAFのドライブガイドに岡崎市の観光案内が紹介されている記事を目にしたので、

これはよいチャンスだと思い、車にて訪れてみた。

ネットなどの情報から、個人の観光客向けに工場見学が出来ることを知ったので、当日さっそく申し込んでみた。

以前は1万坪ほどの敷地面積があったそうだが、現在7千坪のところで、代々八丁味噌作りを続けてこられたそうだ。

岡崎市のシンボルでもある岡崎城の城主であった徳川家康もこの田楽味噌が大好物であったとの言い伝えが残っている。

いろいろな歴史を刻んでこられた建物の見学の最後に紹介していただいたのが、今も現役で味噌を熟成しつづけている大きな味噌樽

が置かれた蔵だった。

約170年前につくられた昔ながらの木製の樽や昨年作られた新しい樽が見られたことが嬉しかった。

蔵の入り口しか見学出来なかったが、ガイドの方がおっしゃる通り味噌の香りがほのかに漂っているのが感じられた。

見学の後、工場敷地内にあるレストランでデミグラスソースのかかったオムラスを頂いた。

このデミグラスソースにも八丁味噌が使われて、その香りが素晴らしかった。

今度訪れる日があれば、お城の方もゆっくりと散歩をしてみたいと思った。

 

「人生は双六ではない。双六は早く上がった者が勝ちだけど、人生は違う。

そもそも人生には上がりがないから。

人生は遠周りの方が、豊かになることもある。

双六で一回休みになるとがっかりするけど、人生は逆で休んだ(弱さ)事が、休息につながることがある。、」