いよいよ決戦・・・

　今日は、サッカー日本代表が北朝鮮と、FマリノスがLAギャラクシー（日本時間では明日11時30分）との決戦を迎える。

　代表は、高原、小野のケガによる離脱に加え三都主、中村、中田英がイエローカードの累積で欠場、さらには中澤も膝の具合が悪く出場できるかどうかが微妙な状況となって、正直なところ北朝鮮とは接戦になることが予測される。

　スターターの予想は

　　　　鈴木　　　柳沢

　　　　　　小笠原
　中田浩　　　　　　　加地

　　　　稲本　　　福西

　　坪井　　宮本　　田中

　　　　　　　川口

で、ボランチは稲本と福西が入れ替わる可能性も高い。
　新聞によってはDFが坪井ではなく中田浩、左サイド（WB)に三浦淳と予測しているが、その新聞はDFが本職の坪井や茶野をどう考えているのだろうか。

　試合展開は、序盤がいつものように様子見のマッタリした立ち上がりだとは思うが、最初だけは先行が取れればとりあえず一発速攻で攻め込んで脅しをかけて、後攻でも下げた球を柳沢が追いかけてプレッシャーをかけるのではないだろうか。
　あとは北朝鮮しだいだが、前に人数をかけてきてくれれば、日本は得点のチャンスが増え、クレバーに引いてきたらスコアレスドローもありうる展開となると考えている。

　かねてから、引いてくる相手に対していかに崩して点を獲るかというのが代表の課題といわれているのだから、中田英と中村がいない今回の北朝鮮戦でも点が獲れることを示して欲しい。そのためには小笠原のアイディアあふれるプレーと正確なパスが重要となってくる。
　しかし、個人的にはキープレーヤーは稲本だと思っている。ボランチが本来のポジションだという稲本がレジスターなのかバランサーなのか、ダイナモなのか。レジスターであればどうゲームをコントロールするのか。バランサーである福西との関係はどうなのか。バーレーン戦でみせた中田英のレジスターとは違う稲本のレジスターに期待している。

　結果はともかく、戦う意志を強く見せた熱いゲームを期待したい。


　一方、Fマリノスはユベントス戦の後、アメリカ合宿を行っているが、その総仕上げとしてLAギャラクシーとの親善試合を行い、合宿中に行った２回の練習試合で試したモノを確認するという。その模様は、９日11時30分からWEBでのLIVE中継で見ることができるが、シーズン後半に追い上げてリーグ優勝をしACL参戦権を得るための充実した合宿だったことが確認できる戦いを期待したい。


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