みやっちBlog

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祝! W杯ドイツ大会本大会出場・・・

2005年06月09日 00時09分19秒 | スポーツ
 前日の診察で問題がないと判断したのか、中澤がスターターで出場となった日本代表。中田浩の頑張りもあって中澤は最後までゲームに出場できたが、膝の具合がどうなのか、かなり心配なことには違いない。これで、コンフェデにもフル出場となったらシーズン後半、中澤はFマリノスでゲームができるじょうたいでいられるのだろうか・・・

 それはともかく、北朝鮮戦をシャットアウトし柳沢と大黒のゴールで2点を挙げて勝ち点3を獲得。ドイツW杯の本大会出場を決めることができてホッと一息。守りの面ではまだまだマークのズレや詰めの甘さから危ない場面が何度もあったものの、動きの悪かった鈴木に代えて後半の頭から大黒を投入し柳沢を下げて大黒の1トップ、柳沢と小笠原の2シャドーとしたことから、小笠原のマークが緩くなって動きが良くなり、DFをかきまわす大黒の効果的な動きや柳沢の2列目からの飛び込む動きとあいまって、後半28分に稲本からゴール前へのロングボールに大黒が競って、相手DFにあたってこぼれた球に長い距離を走って飛び込んだ柳沢が、キーパーを交わす絶妙なボールコントロールでゴールを決めて先制。
 後半44分となって田中が大黒のポジションを見てDFラインの裏へ球を出し、その動きを見た大黒が絶妙な飛び出しを見せてその球を受けると、キーパーと1対1の場面で落ち着いてゴールに決めて駄目押しの2点目を獲得し、日本代表は各地区の先陣を切って本大会出場を決めてくれた。

 北朝鮮は、最低でも引き分ければイランvsバーレーンの結果次第で、直接バーレーンを破れば3位になる可能性もあるという状況からか、スコアレスドローでもいいという雰囲気が感じられるような出だしだった。もちろん、北朝鮮は勝たなければいけないと思って試合に臨んでいたのだろうが、もともと序盤をスローで入って、相手の運動量が落ちたところから一気にペースを上げるという試合展開がプレースタイルなので、そういった印象を受けたのかもしれないが。


 日本は、前半は小笠原がきついマークを嫌って左右に流れて、鈴木も球を欲しがって真ん中からいなくなっていたために柳沢や中田浩、久しぶりにいい動きをしていた加地が球を受けても、中に人がいない状況ができてしまったが、後半頭からの大黒の投入によるポジションの修正や、得点後の柳沢に代わった遠藤の動き、精力的に動いて効果的な球の供給をした稲本などなど、引き分けでは終わらないという日本代表の気迫が、北朝鮮代表を上回ったゲームだったのではないだろうか。
 今回、バーレーン戦に続いて柳沢の動きが良かっただけでなく、中田浩、加地、稲本、大黒が非常に動きがよく、田中、中澤、福西、小笠原も本来の動きができていたことと、運動量が落ちて相手のマークが緩くなりファールでしか止められなくなって、連動する動きがかみ合うようになったことが得点に繋がったわけだが、そうした動きが序盤からできるようになれば、本大会でも決勝トーナメント進出が夢ではなくなると思うのだが。コンフェデで、そのあたりのシミュレーションをしっかりしてもらいたいものだ。

それにしても、柳沢のゴールは素晴らしかった。


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