ここドイツの運転マナーは日本のそれとよく似ている。
ドイツ人は、基本的な運転マナーはちゃんと守る人種だ。信号には従うし、車線変更する時はシグナルを出す。
ところが、トルコ人の運転マナーはひどすぎる。少しでも隙間があればドンドン割り込んでくるし、車線など決して守らない。交差点などで一時停止しているとき、信号が青になる前に走り出すのが普通だ。青になるまで待っていると、うしろからクラクションの嵐だ。(トルコの信号は、赤信号から青信号になる日本などと異なり、赤信号→黄色→青信号の順に変わる。彼らは、黄色になるや否や走り出す。それに、信号機が右側にある。信号機がどこにあるのか分かりにくいところが多い。)渋滞中にも、前のクルマがモソモソしていると、お前のクルマの前には隙間があるではないか、もっと前につめろ、とばかりにクラクションをピーピーと鳴らす。だから、クラクションの音でそこら中うるさい。
このような気性の荒さはオスマントルコあたりから受け継いでいるものだろうか。運転マナーからも国民性が伺える一例である。