三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

サキグロタマツメタ

2006年04月27日 | Weblog
4月27日(木) 


皆さんは『サキグロタマツメタ』という奇妙な名前を聞いたことがありますか?

ゴールデンウィークに潮干狩りに行く予定を立てている方も多いかと思いますが、いま、各地の潮干狩り場で『アサリ』の数が極端に少なくなっているそうです。


通常のツメタガイと比べるとツヤもなく小ぶりで先が黒いのが特徴


その主な原因が、この奇妙な名前の『貝』にある、つまり、この『サキグロタマツメタガイ』(巻貝の一種)が『アサリ』を食べてしまっているのだそうです。被害は全国的に広がっていて、木更津海岸、海の公園あたりでも出没しているそうです。
       

この『サキグロタマツメタ』は、『アサリ』が極端に少なくなった1980年代後半に中国や北朝鮮から『アサリ』を輸入した際にこの中に混ざっていたのが原因だそうで、今もこれらの地域から輸入が継続しているので、これを駆除するには、輸入の際に取り除く作業をするとか、人海戦術で各浜辺で駆除するしか方法がないのが現状だそうです。

       

『アサリ』を食べるくらいの貝なのだから、意外と食用にしたらいけるかも知れない、と試している段階のようですが、“にっくき”この貝をあなたは食べてみたいと思いますか?