三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

主客転倒

2006年04月03日 | Weblog
四月3日(月) 

       
いま不思議な議論がなされていると感じるので、急きょ、きょうはこの問題を取り上げたいと思います。
それは、いま、国・防衛庁と沖縄・名護市との間で、アメリカ軍普天間基地の移設場所を名護市沿岸に移設する話がなされていますが、その移設する飛行場の建設場所を、国側は「沿岸(陸地)」にする案を提案しているのに対し、地元名護市側は「海上」に建設する案を提案している、点です。
          
私は、当初、この話を聞いて耳を疑ってしまいました。サンゴを守れ、環境を守れ、きれいな海をつぶすな、といつも言っておられるのは地元・沖縄の人々であったはずです。
 
ところが、この問題に関しては両者の言い分が逆転しているのです。
なぜ、地元・名護市側がきれいな海をつぶす海上建設案を提案しているのかは、この問題を深く知らない私にはよく分かりませんが、自然環境を破壊してまで海上建設案を主張しなければならない理由はどこにあるのでしょうか。陸上建設案で妥協できないのは何故なのでしょうか(騒音問題もあるでしょうが…)。
          
私も海を愛する人間の端くれとして、サンゴ礁・藻場などの自然環境はぜひ保護して欲しいし、藻場はジュゴンのエサ場にもなっているとも聞きます。なんとか、美しいエメラルドグリーンの海を守り、取り返しのつかない環境破壊だけはできるだけ避けて欲しいと思うからです。
このように感じるのは果たして私一人だけでしょうか?
(なお、この意見はどちらに組するとかではなく、上述した理由からのみの私の思いであることをお断りしておきます。)
           
              ジュゴン↑