小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

Fonte:グッドかノーグッドか

2010-12-01 20:18:50 | 活動内容 2010.2~2015.11
昨日からの人数の温度差に少し戸惑いを・・・。やる気のある子だけ集まってくれればいいのでさほど気にせずミーティングから。

「今日も千円のお話ね。」と少し変化して、帰った時に逆にお父さんお母さんに「今日はぁ、800円位かな?」とかを言えるように。自分に厳しく、そしてお金を親から貰ってサッカーをしてるんだ、という自覚を持って練習をしてほしい、と。


10分間リフティング。3回目位の子が少し遅れて来てリフティングを指導。ボールにやたら回転がかかり、モモも平気で使う。キックとは?モモを使う、ということは・・。をそれぞれ指摘し、今まで何も考えずにボールを蹴ってきたね、という事を指摘。数の為のリフティングではノーグッドです。


ドリブル。変則的にマーカーを置き、1点だけ狭く、どういったドリブルの仕方をするのか実験。規則的にするのか。それともオリジナルでするのか。まぁまぁ多少変化がありました。遅れてきた子に説明をし、実践させた時に上手く会話が伝わらない事が1つ。説明した後に、話半分で聞き、コーチのデモンストレーションも半分くらいしか見ていなかったのかシザースを2回やってターン。

長沢コーチが。あれはチャレンジなのか、分かっていないのか。

直接聞くと、「シザースって言われたから」彼にとってのシザースは2回フェイクを入れるものなのか。「コーチ2回シザース入れて説明したっけ?」

「分かんない」


何回でも言いますがね。向上心がなければかなり厳しいですね。というかそんな子はプレーで分かってしまいます。選手も親もどんな言い訳を並べてもプレーで答えが出るものです。Fonteは上手にプレーしろとは教えていません。下手くそは下手くそなりに精いっぱいプレーしろと言っています。ミスを怖がる指導はしていないハズです。


基礎練習。胸に返せなければミスだと思って下さい。適当に蹴り返すのは誰でもできます。自分のミスは厳しく評価しましょう。それが向上心。

ショルダーチャージ。ここからは3年生の子が1人で遅れてきたのでマンツーマンでリフティングから。なのでここからは3年生の事を書きます。


最初は話も聞けず、ミーティングの際もお母さんを探していて集中力に欠ける子でした。早い段階で警告メールもしていて、大丈夫かな?と。しかし、久しぶりに来てリフティングが10回を超えるようになっていて驚き、ちなみに地域クラブには入っていません。話を理解しようとする会話の聞き方。Fonteに来なかった日々に練習してたんだな、という成長ぶりでした。

そしてドリブル練習。「間接視野」について説明をした後に、ボールを直接見ないでドリブル練習を一通り。そしてゲーム前になったので

「今日の君のテーマは、ボールを貰ったらルックアップ。ルックアップは覚えてるよな?そして、そのルックアップしてる時にボールは取られても良い。今日はコーチ2人と組むからコーチがカバーするよ。ドリブルもボールを直接みないでドリブル。さっきやったよな?それで取られても俺はグッド!ナイスチャレンジ!って褒める。でもボールを直接見てドリブルして取られたら怒るよ?チャレンジしてないもんな?」


と今日の練習で行った事をチャレンジする事を頭に入れゲーム。また、ショルダーチャージを経てゲームに入るメンバーにもショルダーチャージをチャレンジしよう、と。長沢コーチからもコミュニケーションの課題。


そしてゲーム。基本的に理解度プラス実践率が高い3人組と理解度はある程度あるが実践率が低い4人。そしてコーチ2人と3年生1人の3グループ。勝ち抜き2点先取か5分。


4人チーム。3人組チームの4年生のゴールデンボーイ1人にズタズタにやられるパターンで今日は終わったという印象。3人組は1人足りない分運動量とコミュニケーションでカバー。遠い位置でもゴールを狙いにいく、というメリットもしっかりと感じていたのかシュート数も違いが。4人組は1人多いというメリットに安心し、運動量、コミュニケーションの不足。そして何よりもプレッシャーの弱さが今日の反省点です。失点パターンを考えれば相手のキープレーヤーを潰すのが常套手段。一方コーチ組。3年のK君。素晴らしかった。ゲーム前に長沢コーチと軽くショルダーやってたのは見てました。それも吸収していて長沢コーチから指示が飛ぶとショルダーチャージ。ボールを取れたシーンも。そして間接視野でのドリブルチャレンジ。ゴールを見てのシュート。何本か決めましたね☆狙ってプレーした事が素晴らしい。決して上手い子ではないですがその姿勢が評価に値し、今後の成長に繋がるのです。今日のキラリ、迷いましたがK君に。今日は間接視野がとか言ってくれるんだろうな、と思っていたら。


「インターセプトしてゴールを決められたから良かったです」


「???」全然違う(汗)

「まぁ、それぞれテーマがあるからね」と。締めました。






帰り際、駐車場までK君と歩いている時に、

「よくインターセプトって覚えてたね、意味覚えてる?」


「えっと、ボールを貰って顔を上げること?」


「なるほどね(笑)。それはルックアップだね。」


と、しっかり今日教えられたルックアップ、間接視野をテーマにプレーをしていたK君でした。


間違って初めて学ぶものです。ナイスチャレンジ!その間違いはグッドです。



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