上杉神社南の赤い橋を渡り、3・4分さらに南へ進むと鷹山公の隠居所の跡がある。住宅街の中にひっそりと遺跡があるので、目に付きにくいこともあり、月に1・2度、散歩の途中に通ることがあるが、滅多に観光客に出会うことはない。上杉神社の参道は、人の流れが絶えることはないが、ここ餐霞館(サンカカン)のある所は、ゆっくりと時間の流れる落ち着いた場所である。
ー ー ー ー ー 遺 跡 の 案 内 板 よ り ー ー ー ー ー ー ー
藩政改革で著名な上杉鷹山(第九代米沢藩主)の隠居屋敷跡。鷹山は三十五歳
で家督を養子治広に譲り米沢城から移り、七十三歳で亡くなるまで藩政を後見、改
革を成功に導いた。鷹山は霞を食べるような清貧な生活をおくる意味を込め餐霞
館と名付けたといわれる。
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今年のなせばなる秋祭り(9月27・28日)の中で、ふたつ目の大きな話題は、キャロラインケネディー駐日大使来県があった。
余談になるが、私の子供の頃の昭和30年代、社会的な話題で特に強く記憶に残っている事がいくつかある。新潟地震、東京オリンピック、そしてケネディー大統領暗殺事件である。
以下、やまがたニュースオンラインの記事をそのまま引用した。
ケネディ大使、米沢訪問 鷹山公の遺産継承を祝福
2014年09月27日 22:46

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夫ら親族、友人とプライベートな旅行で立ち寄った。大使は鷹山の「伝国の辞」がプリントされた手拭いをスカーフ代わりにまとい正午すぎに到着。米沢織の着物と羽織はかま姿の吉村美栄子知事、安部三十郎米沢市長らの出迎えを受けた。
大使は「日本に着任以降、多くの歓迎と友好のメッセージをくださった山形県民の皆さんに感謝したい。今日は私が待ちに待った日だ」と詰め掛けた人々に笑顔を見せた。父親が鷹山を敬服していたことに触れ「父は『1人でも世の中に変化をもたらすことができる。みなやってみるべきだ』とよく言っていた。鷹山公ほどそのことを端的に言い表した人はいない」と話すと、最後に「なせば成る」と日本語でスピーチを締めくくった。
その後、戦国武将らに扮(ふん)した約80人が練り歩く「米沢時代行列」を見物。手を振ったり、写真を撮ったりしながらリラックスした雰囲気で祭りを楽しんでいた。
吉村知事は「大使の訪問を契機とし、鷹山公の教えと精神を次の世代にしっかりと伝えていかなければならないという思いを新たにした。米沢から世界に向けて精神の素晴らしさを発信していきたい」とあいさつした。
大使は昨年11月に都内で講演した際、父のケネディ元米大統領が「上杉鷹山の善政と公益への献身を称賛していた」と発言。これをきっかけに吉村知事が県内招請に動き、米沢市や山形市と共に来県を依頼する手紙を大使館に送り、その後も働き掛けを続けてきた。






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今年のなせばなる秋祭り(9月27・28日)の中で、ふたつの大きな話題があった。ひとつは、敬師の像についてである。以下、やまがたニュースオンラインの記事をそのまま引用した。
鷹山と平洲、時を越え再会 米沢、愛知から寄贈の像除幕式
2014年09月27日 14:30


米沢市の姉妹都市・愛知県東海市の市民団体「東海市平洲会」が、米沢市関根の普門院に「敬師の像」を寄贈し、除幕式が26日、同院で行われた。両市の関係者が、米沢藩9代藩主上杉鷹山と東海市出身の恩師細井平洲がつなぐ絆を確認し合った。
像は、1796(寛政8)年に米沢を訪問した平洲を、鷹山が普門院参道の入り口で出迎えた場面を表現。東海市制45周年記念事業として制作され、同じ像が同市にも建立される予定。
式には、地元住民や東海市民ら200人を超える人が集まった。上杉家第17代当主上杉邦憲氏や鈴木淳雄東海、安部三十郎米沢の両市長らが除幕。遠く江戸から訪れた平洲と、恩師に手を差し伸べるような鷹山の像が現れると、感嘆の声に包まれた。
開眼法要に続き、東海市の団体が太鼓演奏と踊りを奉納した。像を制作した彫刻家工藤潔さん(名古屋市)は「両市に同じ像があることで、絆は永遠に続くと確信している。この2人が寛政8年の出会いの時から、本日、舞い降りてきたと思ってほしい」とあいさつ。普門院の高橋隆文住職が謝辞を述べた。
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なせばなる秋まつりについて
今年で第3回目を迎え、少しずつ市民の中に定着しつつある。しかしながら、やはり、2桁以上の継続した回数にならないと、本当の意味での米沢の祭りとして市民の中に深く根を張るなでには至らない。40年ほど前に始まった雪灯ろう祭りも、始めての頃は認知度が低かったが、様々な創意工夫と関係者の熱意で、今ではしっかりと、市民の心に根を下ろしている。なせばなる秋まつりもその様に成長して行って欲しいと願っている
米沢には春は上杉祭り、冬には雪灯ろう祭り、夏には愛宕の火祭りと季節ごとに大きな祭りがあるが、秋にはこれと言った大きな祭りが無かった。2011年3月、東日本大震災が発生した影響により、恒例の上杉祭りが秋に延期され、小規模な祭りとなった。次の年からは再び、いつもの様な春の大きな祭りとして現在も続いている。
2012年の秋に第1回秋まつりが始まった。米沢にも秋に大きなイベントを開催して、観光客を呼び込もうという機運と、前年の春の上杉祭り延期で秋に開催した祭りがルーツとなって、産声を上げたのがこのなせばなる秋祭りの原点である。
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gooブログに引越してから、早いもので半月が過ぎました。ブログを見るだけでなく、自分でも始めて見たいと考えている方は、是非一歩前に踏み出してみて下さい。無料のブログサイトは沢山あります。気に入ったものがあったら、取りあえず始めて見ることだと思います。 私の場合、2011年3月スタートした時は、震災と言う大きな話題があり、書く題材もいろいろあったように思います。その後はマイペースで無理をせず続けてきました。肩の力を抜いて、平凡な日々の中にある小さな出来事に目を向け、絵日記を書いている今日この頃です。続けることに意義あるのだろうと考える様になっています。
東日本大震災から3年半、かつて投稿していた移行前のブログ画面の画像を載せてみました。今の「gooブログ」からも過去記事を見ることが出来ますが、100%完全にデータを移行出来ませんでしたので、是非オリジナルブログOCN「ブログ人」をご覧ください。⇐ リンクを設定していますので、クリックすると見ることが出来ます。
なお、この従来のブログは、11月に運営会社の都合によって閉鎖になる予定です。
米沢市や長井市などのさくら、山形の春夏秋冬、最近では6月末から7月初めにかけての「北陸ひとり旅」、8月半ばの終戦の日の特集、ちょうど3週間前には「まちめぐり美術館」in長井の記事を多数投稿しています。
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※ 写真は昨年福島県相馬港で撮影したものです。
今日は12時20分から43分まで、宮城県南三陸町の取材の放送を楽しみにしていたが、延期になってしまった。先月広島で豪雨による大規模な土砂災害があったばかりなのに、きのうから今日・明日にかけて北海道初め東京や広島、宮城県海岸北部でも大雨の被害が出ている。そのため、昼のニュースが大幅に拡大されたためにだった。
災害列島日本、いつどこで何があるか分からない。
日中はまだ暑く25度以上になるが、朝夕はだいぶ涼しくなった。8日は中秋の名月、翌日も月見日和となり、丸いお月様を見て孫は大変喜んでいる。自分ではなかなか良い写真が撮れないので、お気に入りのブログから写真を借用して掲載しました。そのブログのURLは以下の通りです。
http://g-h-j-r.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-63c8.html
朝散歩していると、朝露の付いた稲穂がだんだん重くなっています。米坂線の電車が来るタイミングを見計らって、連写した写真を1枚掲載します。
遠くに見えるのは屏風の様な山全体を総称して斜平山(なでらやま)と呼んでいる。中央の少し高い所が愛宕山、そして右側が羽山です。隠れて見えない左側には、一番標高が高い笹野山(660m)があります。山の麓が300m位なので、ハイキングにはちょうど良い山々である。今年に入ってから、まだ一度も登っていないので、紅葉の季節を待たずに登って見ようと思う。
9月6日(土)正午から、伝国の杜置賜文化ホールで県内各地から約300名が集まり、退職者の会議があって参加した。最後の講演会が終わったのは、午後4時を過ぎていた。
ホールに隣接している米沢市上杉博物館では、特別展「上杉家武家の装い」を開催していた。翌日でこの特別展は終了するので、折角の機会なので見学することにした。じっくりと見学をしていると、400年前にタイムスリップしたような心地よい気分になった。
上杉鷹山公の藩政改革の様子を、ミニシアターで見学した。鷹山公の正室豊姫役を女優の紺野美沙子が演じていた。今から30年以上前、NHKの朝ドラマのヒロインをしていた頃のことをふと思い出した。ドラマのタイトル名は、思い出そうとしても思い出せない。
ところで、入場券を購入しようとしたところ、米沢上杉文化施設共通入館券(おもてなしクーポン券)を勧められたので、そちらを購入した。上杉神社稽照殿、上杉家廟所、宮坂考古館、東光の酒蔵などを見ることが出来る割引券だった。他にも色々な特典があり、単独に各施設を見て入場券を購入するより、約半額に近い。観光客には大変好評だとのことだった。有効期限が今月末なので、全てを見るつもりで予定を立てたいと考えている。
★ 災害列島
8月20日(水)未明、広島市に記録的な豪雨(1時間に約100mm前後)が降り、大規模土砂崩れが発生し死者72人、行方不明者2人(31日現在)を出した。同じ様な時期に、京都の福知山、岐阜の高山、北海道の礼文島でも豪雨被害があった。
夏の初めには、高知で大水害(2・3日で1000mm以上の降水量)が発生した。山形県内でも、南陽・長井・白鷹で豪雨被害が多かった。吉野川の氾濫で南陽市赤湯の市街地が冠水したのは2年連続のことだった。
日本に上陸した台風もとても多かった。かつて異常気象と言われたものが、異常ではなくなりつつある。
★ 秋の気配
8月下旬は雨の日が多かったが、きのうの31日は好天に恵まれた。雨が降ると雨後の竹の子の如く、自宅の周りの雑草が勢いよく生えてくる。草取りが追い付かない。朝の気温は20度以下の日が続き、肌寒くすっかり秋の気配を感じている。昨年は9月半ばまで、30度以上の厳しい残暑が続いた。今の時期としては、とても過ごし易い。
★ ウェブページの新記事アップしました。 地元にある山形大学工学部の同窓会(米沢工業会)の、10月10日の各種行事の案内を、ウェブページにUPしました。OBの方はもちろんのこと、家族や知人に工学部の卒業生がおりましたら、左サイドバーの関係項目をクリックしてみてください。
※ 現在は工事中のため、シートで覆われこの様な姿を見ることは出来ません。