愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

ライブ参加報告その1

2016-06-07 | コンサート
はいだしょうこさんのスペシャルライブに行きました。ファンになる前の日比谷公会堂のコンサートにも行ってるんで、大人向けのコンサートには全部行ってることになります。今回のライブは2回公演で、待ちに待ったライブなので両方とも見ることしました。昼を「その1」、夜を「その2」に書きますね。

6月5日(日)。1年ぶりのスペシャルライブ当日。大阪は予報通り雨の朝です。

いつもはギリギリなんだけど、今日は早めの出発1時間前に大阪伊丹空港に到着。東京も雨なのかなあ。会場のお店がどういう立地なのかわからない。雨降りの中で開場を待つのはきついよなあ。

私はライブにはお菓子をおみやげに持って行くことにしてるんだ。しょうこちゃんの主食はお菓子って聞いてるからね。昼の部が終わったあとの握手会で渡そうと思ってるよ。お菓子なら夜の部の前の休憩のときにでもつまめるよね。(※今回は昼夜ともに握手会はありませんでした)

東京も朝は小雨が降ってたみたいだけど、羽田に着いたら止んでました。六本木のクラップスに到着。お店はビルの地階にありました。これなら雨が降ってきても大丈夫だね。私が来たのは11時前で、開場(13時半)の2時間半前です。いつものメンバー(しょうゆび)もすでに待っていて、一番乗りは9時前に着いたとか。ちなみにしょうこちゃんのライブでは1時間前くらいに来れば余裕で最前列に座れるんですけどね。いつ、どこの会場でも行列の先頭に立ち、最前列の席に座っているというのがしょうゆびのプライドなのであります。恥ずかしいから本当は私は後ろのほうがええねんけど。二人はすでに会場に入られています。今回は私は「入り待ち」には間に合いませんでした。

「はいだしょうこLIVE 2016 ~ピアノとともに~」
小原孝さんとの共演は過去には、2012年にSTB139での「小原孝ライブ」にゲスト出演、STB139での「はいだしょうこLive」、そして昨年の高知県安芸市での「童謡の里コンサート」があります。ほかにはBSのTBS「日本名曲アルバム」でもよく共演されていますね。

今回のライブは2回公演で、昼が「子どもでも大人でも楽しめる昼の部」、夜が「しっとり大人気分 夜の部」となっています。2回とも見るぶん、内容が違うほうが得した気分になるのでありがたいわけですが、楽曲の準備もありますので、大きくは変わらないとみております。でも、小原さんは譜面さえあればなんだって出来ますし、しょうこちゃんに至ってはレパートリーが童謡唱歌を含めれば数万曲あるといわれてますからね。昼夜がらっと変えてくるかもしれないなあ。あとゲストが昼と夜で違うのかもしれません。そこでプログラムをわけるのかも。

たぶん開場1時間前まで、うちら以外は誰も来ないよ。しょうこ談義をしながら時間待ち。「ところでゲストが来てないんじゃない?」。おかしいですねえ。ゲストであっても合わせは必ずやるはずです。そうか。今日のライブはゲストなしでやるんだわ。間違いない。

グッズ販売はライブ限定の缶バッジです。このバッジのイラストですが、ライブでとてつもない事実が判明しました。ニワトリの足が4本あるってことじゃないよ。後述します。グッズは開場とともに販売開始。私は全種類買ったよ。しょうこちゃんのコンサートに行くとき専用のバッグに付けるんだよ。こんなの恥ずかしいなどと言ってはいけないなあ。グッズを身に付けることはファンのあかしなんだよ。

最前列に着席。開演まで1時間は飲み食いの時間。観客層は拝田先生と由見子先生があちこち挨拶してまわってるからドリーム関係が多いのかしら。100席くらいしかないですからね。それじゃすぐに完売になりますよねえ。

さて。始まるよ。
まず、イントロダクションとしてAMEMIYA「しょうこおねえさんフォーエバー」のビデオ上映。これは昨年の草月ホールでもあったよね。ちょっとだけしか記憶に残ってないんですが、前回のと同じなのかな?少し変わったのかな?私はテレビを見ないから知らないんだけど、芸人でしょ?これ、おもしろいよねえ。はいだしょうこのツボをちゃんとおさえてるよ。

ピアノの小原孝さん客席後ろから登場。ステージに上がりピアノに付きます。オープニング曲はなんでしょうか?おっと!私らの世代は超イントロでもわかります。しょうこちゃんも後ろから歌いながら登場。
1. 夏の扉(松田聖子)
 しょうこちゃんのあいさつ。昨年はホールでライブをやったけど、お客さんとの距離がもっと近く感じるライブをやりたかったので今回のようなかたちにしたとのことです。うんうん。私なんか相当近く感じますよ。めっちゃいいにおいするし。しょうこちゃんとの距離は1メーターくらいしかないんじゃないかな。ああ、衣装はですね。淡いピンクでいいのかな?のドレス。同色の花の飾りがたくさん付いています。衣装については、男の私ではよくわからないので、同じく最前列で見てたぐん○が解説してくれるはずです。このライブでは2回の衣装替えがあって、3着とも初めて見るドレスでした。今日はいろんなジャンルを歌ってくれるそうです。うん、私は最近のポップスはまったく知らないから、できればポップスは少なめがいいな。私が得意なジャンル(歌曲、オペラ、ミュージカル)を多めにお願いします。知ったかぶりもできるしね。最初は好きな松田聖子と岩崎宏美の歌を何曲か歌います。
2. あざやかな場面(岩崎宏美)
3. 白いパラソル(松田聖子)
4. すみれ色の涙(岩崎宏美)

2-4は続けて。最近ではテレビの「名曲アルバム」で「思秋期」も歌っていますね。松田聖子と岩崎宏美は2010年頃にテレビ「歌の楽園」でよく歌ってたような記憶があります。ポップスでもこのあたりは私でも知ってるんですよ。私も若い頃は聖子ちゃんの歌にときめいてたなあ。夜の部は「赤いスイートピー」か「Sweet Memories」あたりを歌ってほしいよ。

次は、おまつりマンボです。
5. おまつりマンボ(美空ひばり)
客席は「わっしょい、わっしょい」の合いの手でしょうこちゃんの歌のお手伝いをします。「ぴーひゃら、ぴーひゃら」「てんつく、てんつく」もやるんだよ。
6. 時の流れに身をまかせ(テレサ・テン)
しょうこちゃんが好きな歌なんだそうです。名曲ですね。でも、しょうこちゃんの声にはちょっと合わない曲のような気がしますよ。いえいえ、構いませんよ。好きな歌をしょうこちゃんが好きなように歌えば、それでいいんです。

童謡コーナーです。しょうこちゃんは子どもの頃は童謡歌手だったわけですが、童謡を歌うようになったきっかけについてお話がありました。客席には、しょうこちゃんの歌の師匠の中田幸子先生もいらっしゃいました。びわゼリーのお話しもありましたよ。そうだ、今度はびわゼリーを持って行こうか。中田作品を2曲続けて。
7. 夏の思い出(中田喜直)
8. なっぱのうた(中田喜直)

先日、出演された「歌謡コンサート」で「月の沙漠」を歌ったときの舞台裏のお話を。
9. 月の沙漠(佐々木すぐる)
デヴィ夫人の思い出の曲ということでのリクエスト曲なんですが、しょうこちゃんが歌うことになったことをデヴィ夫人は本番まで知らなかったみたいです。しょうこちゃんが楽屋に挨拶に行ったときに、デヴィ夫人は「あーたが歌うの?」と若干不満そうだったようです。最近はバラエティに画伯として出演することが多いですから、ちょっとあれなバラエティタレントと思われてたのかなあ。本業が童謡歌手ということを知らない人がけっこういるのかもしれないですね。

デヴィ夫人の前という重圧で、マイクを持つ手が震えるほど緊張したと話されてましたが、結果はこの通り。どうでしょうか。デヴィ夫人も満足そうに見えますね。あとで「よかったわよぉ」と言われたそうです。「デヴィ夫人に怒られなくてよかった。本当はいい人だと思うんですけど」。おいおい、しょうこちゃん。今のは微妙な発言だぞ。

しょうこちゃんが詩人・金子みすゞの詩が好きなことはファンならみんな知ってますね。次は、金子みすゞの詩に中田先生が曲を付けた童謡歌曲「ほしとたんぽぽ」より2曲。「しょうこクラシック」では定番曲ですね。詩を朗読したあとに歌いました。
10. おさかな
  海の魚はかわいそう。
  お米は人につくられる、
  牛はまき場で飼われてる、
  鯉もお池で麩をもらう。
  けれども海のお魚は
  なんにも世話にならないし
  いたずらひとつしないのに
  こうして私に食べられる。
  ほんとに魚はかわいそう。
11. いぬ
  うちのダリアの咲いた日に
  酒屋のクロは死にました。
  おもてで遊ぶわたしらを
  いつでもおこるおばさんが
  おろおろ泣いておりました。
  その日、学校でそのことを
  おもしろそうに話してて
  ふっとさみしくなりました。
しょうこちゃんの金子みすゞは何度聴いてもしみますねえ。童謡歌曲「ほしとたんぽぽ」は全部で十数曲からできていて、これだけでCD1枚できるんです。はいだしょうこの歌を残すためにも幸子先生のところでCD化してもらいたいですね。

しょうこちゃんと小原孝さんの関係についてのお話。このブログでも前に書いてますので省略。
12. そよそよの木の上で
今の「おかあさんといっしょ」の歌をデュエットしました。「私は歌うだけだけど、小原さんはピアノを弾きながらだから難しんですよ」。
13. 六月しとしと涙雨
小原さん作曲の新しい童謡です。私は昨年の「童謡の里コンサート」で生で聴いていますよ。

昨年発売の小原孝デビュー25周年記念アルバム「アルハンブラの想い出」。ボーナストラックに、はいだしょうこさん歌唱「六月しとしと涙雨」が収録されています。このCDの発売時に、このブログでも紹介したんだけど。私も含めて誰も買ってなかったみたい。

これで第1部が終了。休憩中は先日放送された「バナナゼロミュージック」の出演ビデオが流されていました。
私は未だにヘビースモーカーなので一服しに外へ。この番組は見たからね。

席に戻ったら、こんなの置いてありました。

なるほど、さっきのバナナゼロミュージックのクイズをライブ会場でもやろうってことですね。メーメーにも「続きがあるかも」って書いてあったわ。これが続きですか。それにしても、小さいなあ。おじさんはあまり小さいのは見えないんだよ。

二人がステージに上がって、第2部が始まりました。しょうこちゃんはティファニー色のドレスに衣装替えしました。やはり、番組の続きをやるそうです。正解者1名には、豪華な賞品があるそうです。その賞品とは、しょうこちゃんとペア写真をチェキで撮ってもらえる権利。しかもサイン付きだぜ。すげえ。こいつはなんがなんでも欲しい。あまりにも小さいのでステージのスクリーンに拡大した絵を映し、番組と同じように解説していきます。上の絵を拡大すると、こんなんです。

ほおほおほお、なるほど。解説があったから客席のほとんどがわかったみたい。回答権はじゃんけんで。結果はわかるよね。私が勝ってたら、とっくにブログにアップして見せびらかしてるわけで。さて、正解は、
14. 犬のおまわりさん
正解者はステージ上で写真撮影。うらやましい。まあええわ。まだ夜の部もあるからね。

次は、しょうこちゃんが楽器を演奏します。チャレンジコーナーですね。以前のライブでも、マラカスやピアニカを演奏したりしていますね。で、今回はBEGINが考案した「一五一会」という楽器に挑戦するそうです。ウクレレのような形をしてます。まるくてかわいらしいね。世界で一番簡単な楽器なんだって。
15. 涙そうそう(BEGIN)
しょうこちゃんの演奏がメインだから、ピアノは控えめに。いやあ、今回のライブのために相当練習したんだろうなあ。ときおり「ビヨンビヨン」となっちゃうところもかわいらしい。お見事でした。「私、一つのことを二つやるのが苦手なんです。あれっ?」。しょうちゃん、逆逆。

しょうこちゃんのスペシャル演奏にうっとりの会場。ここで重大な発表がありました。イラストのことです。「実は、私...」
「はいだしょうこ、東京オリンピック公式エンブレム選考に応募!」 してたそうです。さらっと言ってのけた。世紀の祭典ですからね。オリジナリティあふれる唯一無二のエンブレムを考案しようという使命感に駆られたというわけですね。どんな図案で応募したかというと。それではご覧いただきましょう。

さっきの缶バッジのイラストです。左がオリンピック、右がパラリンピックです。トラックのように見えるのは、どうやら車椅子のようです。会場のスクリーンには、イラストの下に「TOKYO 2020」の文字と五輪マークが付いた正式な応募作品が映し出されました。結果は落選。最初はネタかと思いましたが、この人ならマジでやりかねないでしょう。前に雪印のキャラのコンテストにこっそり投稿してたことがネットで話題になったこともありましたしね。
16. 日々(吉田山田)
「みんなのうた」で放送されてる歌なんだって。これはわかりやすいなあ。曲調といい、歌詞といい、しょうこちゃんが好きそうな歌ですね。
17. みんなひとり(竹内まりや)
このあたりになると、私がまったく知らない歌になります。予定では16と17の曲順は逆だったみたいです。歌の紹介のところで、気付いたようですが、流れには影響はないのでそのまま続行。

ライブの最後はミュージカルナンバーを。時間からすると、ここは2曲かな。まずは、しょうこちゃんが好きなミュージカル「レ・ミゼラブル」より。初めて見たときの島田歌穂のエポニーヌに衝撃を受けたと言ってましたかね。さて、こいつは難曲ですよ。
18. オン・マイ・オウン
歌い方は人それぞれですけどね。ヴァースの入りも抑え加減で上手く歌えていたと思います。あまり歌うことがない曲と言ってましたが、明日からでも舞台に立てるくらいのレベルに達していますよ。私が思うに、しょうこちゃんはポップスよりもミュージカルのほうが上手いですね。聴いてて惹き込まれるものがあります。素晴らしい歌唱でした。

プログラムの最後になりました。今年も夏にミュージカル「ひめゆり」に出演することを報告。昨年の舞台が好評でしたから、当然劇団からオファーは来るでしょう。主演ということで舞台に出ずっぱりで体力的にきつい役でもありますから、しょうこちゃんはどうしようか迷ったと言ってました。戦争の悲惨さや平和の大切さを皆さんに伝えていくことのお手伝いが出来ればという気持ちで引き受けたとお話がありました。
19. 生きている
もう何にも言えません。こんな歌を歌える歌手がほかにいるでしょうか。はいだしょうこの奇跡の歌だと思います。

プログラム終了。まだ、アンコールがありますよ。アンコールはいつも2曲です。おそらくあの2曲になるだろうと思います。まず、小原さんが出てきて、「ただいま、姫は着替えておりますので、しばらくお待ちください」とのこと。へえ、アンコールで衣装替えとはめずらしいですね。その間、ライブの感想を「しょうこさんはほとんどの曲を譜面通りのキーで歌ってくれないので、ヒヤヒヤドキドキのライブでした」と話されました。それだからいいんじゃないですかね。自分の思った通りに好きなように歌う。これがしょうこちゃんのスタイル(しょうこスペシャル)だったでしょう。付き合いが長いのにわかってないなあ。まだ、時間がかかるみたいなので、「それじゃ、なんか弾こうか」。 ショパン「子犬のワルツ」をスペシャルバージョンで。
 しょうこちゃん出てきた。あらら、ベージュにシルバーのキラキラのドレス。メーメーのライブ記事の写真のです。なんといいますか、神々しいです。それで、姫なのね。しょうこちゃんはこのようなライブを定期的にやっていきたいと考えてるそうですよ。ここに来れば、はいだしょうこの歌が聞ける、そんな場所を作りたいとも言っておられました。ファンとしては、それが実現すれば、これほどうれしいことはありませんね。今回は1年ぶりですけど、半期に一度はやって欲しいものです。月一ならなお良し。毎回、東京に通っちゃうよ。アンコールの1曲目は、
1. 逢えてよかったね(小原孝)
東日本震災復興支援曲として小原さんが作詞作曲された歌になります。私が参加したライブでは必ずあった曲ですので、今回もあるだろうと思っていました。
小原さんのピアノが「星に願いを」に変わりました。さてと、ラストの曲は何かな。あれでしょう。
2. ドリーム
ピアノのアレンジが少し変わりましたかね。コンサートではカラオケが使われますが、この曲はピアノ伴奏だけのほうが、しょうこちゃんの歌が生きてくるんですよね。今日も最高の「ドリーム」でした。

1回目が終わりました。画像の奥には演奏した一五一会も見えますね。今回は終演後の握手会がありませんでした。今までのライブでは毎回あったのに。ちょっと残念。夜の公演もありますから、時間的な都合があったのかもしれません。

(※その2につづく)
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